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[特集]激走!9極の耐9in筑波サーキット 2023

ご無沙汰しております!広報の尾里です!

気づけばもう8月になり、真夏の酷暑が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか…?
熱中症にかかる人も増えてきているため、水分補給やこまめな休憩をとって、体調を崩さないように過ごしていきたいですね!

特に我々サイクリストは、1日中外に出て自転車をこぐこともあるので、より細心の注意を払っていきたいところです…

ちなみに私の場合、日中の気温が35度を超えている場合、なるべく日中に走るのは避け、夜~深夜にかけて走るようにしています!
日差しがなく、気温も低く、さらには交通量も少ないなどのメリットがたくさんです!

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の本題に入っていきましょう!

そもそも9極の耐9in筑波サーキット(以下「筑波9耐」)とは…?

公式サイトより 画像引用

筑波9耐とは、茨城県下妻市にある筑波サーキットで開催されている、一般社団法人:ルーツ・スポーツ・ジャパンが主催するロードレース大会のことです!

普段は車やオートバイのレースが開催されている筑波サーキットは、コースはほとんど高低差がなく、道幅も広く走りやすいのが特徴で、1周2.045kmとなっております。

9時間に何周できるかを競う【9時間耐久】、99km(48周)の完走時間を競う【99”km”チャレンジ】、99分に何周できるかを競う【99”分”チャレンジ】の3つの開催部門があり、我々は9時間耐久に出場しました!

メンバーは、サイクリング愛好会の有志のチーム「ASARUM」のうち、津村翼(経済4年)、尾里純平(経営4年)、飯嶋龍斗(現法3年)、横川晴大(経営3年)、倉持蒼空(経営2年)の計5人で、7月8日(土)開催の筑波9耐に出場しました!

前回の富士ヒルのときとはまた少しメンバー構成が変わり、さらに今回からASARUM初のチームジャージでの大会出場となりました!!

ASARUMのロゴが大きく目立つデザイン。かっこいいっしょ!?

前日に宿まで移動

大会の前日の金曜日に茨城県結城郡八千代町にあるビジネス旅館「幸」まで走り、そこで1泊した後、筑波サーキットに向かうという流れでした!

私(尾里)と津村と横川は3人で向かいました!

しかし、出走して早速プチトラブルが…

使い古されてボロボロになったクリート

横川のビンディングシューズのクリートの劣化が進み、ついに走行中にパコーンと簡単に外れてしまうように…
すぐに近くのセオサイクルで新しいクリートを購入!

消耗したクリートをそのまま使うとこうなってしまうので、定期的に交換するようにしましょう!
そもそも大会前なのにこのクリートなのはやばすぎる()
ある意味大会前に気づけて良かった()

とまあなんやかんやありつつも、茨城県に突入!!
周りの景色は田んぼや山ばかりで、まさにTHE田舎!といった感じ。

このようなのどかな田園風景も結構好きなので、美味しい空気も楽しみつつ走り抜けました~

しかしこの後、田舎ならではのあるあるに体力を削られることに…

旅館までもうすぐのところで、津村がふと「回転すしが食いたい」と言い出したため、いざマップで調べてみると…
1番近い回転すし屋が現在地から8km先!?

というわけで、余計に往復で+16km走ることになりました笑

はま寿司 下妻店

その後、後から来た飯嶋と倉持と無事に宿で合流し、お泊り開始!

ビジネス旅館 幸
ロードバイクを止めさせていただき、大変助かりました!
ありがとうございました!
宿の近くを通ったときに見かけた神社も綺麗でした

就寝前には、チームジャージを広げてみんなでオロナミンCで乾杯!!
めちゃくちゃ青春って感じで最高です笑

かんぱ~い!!

いよいよ大会当日…しかし天気は…

おはよう~
眠い目をこすりつつふと外を見ると、雲で覆われた空が…かすかに雨音も聞こえるような…

そうなんです、あいにくの雨だったんです…泣

朝からびしょ濡れになりながら、会場の筑波サーキットに到着!

ちょっとテンション低めな部員たち。

雨でしょんぼりな気分でしたが、そうも言ってられないのが自転車レース。
天候条件はみんな一緒なので、気持ちを切り替えて臨みました!

入場したら、荷物置き場を確保したり、ロードバイクの装備品を取り外し、各チームのピットにロードバイクを置いたり、コースを試走したりと、準備を進めていきます。

ピットに並べたロードバイク

そういえば、実は今回の9耐、我が愛好会のOBであり、ASARUMの一員でもある方が別チームで参加しているんです…

元幹事のM先輩!?!?!?
しかもなんと彼、特注でフレームに漆の塗装を施した、ビアンキのロードバイクで参戦してました!!

もちろんコンポはフルR9100デュラエース!
お値段は聞かないでおきましょう…

近くにいた方々にも注目され、得意気なM先輩でした笑

さて、準備が完了し、開始時刻が近づいたら、第1走者はコースに並びます!
我らがASARUMの第1走者は、サークル内トップレベルの体力と脚力を誇る津村翼に任せました!!

ゴールラインの前に並ぶ第1走者の選手たち
みんなで翼を応援だ!!
津村の視点からだとこんな感じ。これは緊張するね…

会場のみんなで10秒カウントダウンし、いよいよスタート!!
湧き上がる歓声に包まれながら、選手たちが走り抜けていきます!

午前中は、津村→飯嶋→尾里→横川→倉持の順でローテーションしました!

ピットで選手交代する瞬間

走行する選手は、足首に計測バンドを巻き付ける必要があります。素早く次の選手にバンドを取り付けるため、他のメンバーがサポートしています。

デブの僕も必死に走ります…

みんな心拍数を上げ、汗だくになりながら、なんとか午前の部が終了。
お昼休憩に入ります!

会場内では様々な模擬店や休憩スポット、メーカーの出店ブース等が並んでおり、和気あいあいとしていました!

後半戦の途中で、飯嶋は愛車をラバッジョへ。
愛車が見たことのない輝きを放って帰ってきたそうです笑
スイカの無料配布も。ありがたい!!
僕は焼きそばともつ煮を 午後も頑張るぜ!

休憩で気合いを注入し、後半戦に突入です!

後半戦では、先に脚のある津村→飯嶋→倉持の3人が稼ぎ、次いで僕と横川が繋ぐという作戦にしました!

トレインの先頭でもがく倉持
疲れが溜まり、爆睡する津村と飯嶋

後半戦のアンカーは、前半戦の第1走者と同じく津村にお願いすることに…

最後は他のメンバー4人で彼を全力で応援するのみです!

ついに9時間耐久終了…ASARUMの結果はいかに…!?

ラスト10秒のカウントダウンがなされ、ついに終了!!
しばらくして、ピットに津村が帰ってきました!

やり切った表情の津村。チームを引っ張ってくれて本当にありがとう!!

長かった、長かった9時間耐久レースもこれで無事終了…
ほっとした空気が場を包みます。

そして、ドキドキワクワクの順位は…!?

9時間耐久の部 男子・ロード
ASARUM:第30位/72チーム

おおお!?上位半分より上に入れたー!!
流石に表彰台には遠く及びませんでしたが、大学の文化会サークル(笑)としては、悪くはない結果だと思います!!

仲間たちと喜びの言葉を交わしつつ、コース上での写真撮影を行いました!

この記事のサムネイルの写真は、レースの途中から応援しに来てくださった1部のメンバーの親御さんや親せきの方々に撮っていただきました!
差し入れもいただき、ありがとうございました!!

左から順に津村、横川、尾里、倉持、飯嶋
最高の思い出だ!!

帰りも安全に…

荷物をまとめ、帰宅する準備を整えたら、飯嶋と横川は自宅の車で迎えに来てもらって帰りました。
しかし、迎えが無い僕と津村と倉持は約53km、津村は80km近く自走することに…

ホントにこのサークルは文化会なのか…?という疑問は言わないお約束で、3人で命からがら無事帰宅しましたとさ()

体力的にも、精神的にも決して楽でなはいイベントでしたが、自分1人だったら絶対にできない体験ができ、本当に最高の思い出になりました!!
サイクリング愛好会に入部して、心から良かったと感じております!!

筑波9耐の開催にあたり、準備や協力をしてくださった関係者の方々に感謝しております。ありがとうございました!!
そして、本当にお疲れ様でした!!


広報担当:尾里