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いしつみ

石を選びます。焦っていて、まだ力もないあなたは片手で持てる大きな石を手にします。
 それを土台にしました。焦っているあなたは、限られた大きさの土台にのせる石を選びます。
これよりも大きいのには相当のバランス感覚がないと大変です。あなたはそんなに強い精神力がないのでひと回り小さな石を持ちました。

これをたったの数回繰り返しただけであなたはもう限界です。

ほら顔を上げて。今、あなたの目の前に僕が立っていたの、気づきましたか?あなたの視界にはきっと自分の石しか見えていなかったでしょう。

きっともっと“今に”を受け入れられるようになって、、心に少しでも余裕が持てる日が来たら、あなたはもっと大きな石を初めに持っているでしょう。
形も整っているでしょう。

その時はあなたはきっと周りを見ることができるでしょう。周りに手を差し伸べられる余裕ができるかもしれません。

大丈夫。その日は必ずきます。

今は不安がいっぱいあって石を持っていなくても、小さくても大丈夫。

楽しい時間も、悲しい時間も、うまくいかない時間も、何もできない時間も、やすんでいる時間も。

その全てがあなたをつくってあなたに“とって”価値のあるもの。、

人に認められてこその価値ですと?
それは二の次、三の次です。まず、その時間をどう捉えてあげられるか、それだけであなたの価値は無限大です。

だから気長に、まずはあなたがあなたでいられるあなたでいてください。

石がまだそんなに小さいのか?
まだ石すら持っていないのか?
そんなんで大丈夫か??

と、焦らせてくるものがあなたの周りに現れているかもしれません。それは単なる敵かもしれませんし、
それはあなたが生物学的に生きていくために必要ななにかかもしれませんね。

そんな時こそ、持っている石だけはどうか投げ捨てないで、
僕を叫んでください。僕に助けを呼んでください。

あなたよりも前に、あなたのようになった僕は、そして強くなった僕は、あなたを抱きしめます。

だって僕は未来のあなたが送った、今のあなた宛のプレゼントなんだから。

あなたの意思は、あなたの意志は、あなたが一番大切に持っていて欲しいです。

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