じゃまなくさり

あたしは消されて。

普通に生きてたら知らないうちに鎖になっていたみたいね。

あなたに別に悪では無いといくら言われたって、
そんなに消されたように生きてくれたら、
その時の記憶なんて枯らさらるべきで、過去の自分の存在は人生の邪魔物だったんだとしか捉えられなくなる。
あたしでもあなたのでもない宇宙のどこかの屑箱行き。

必要な存在は、それはあなたとって心を豊かにするためのコンテンツだろうか。

必要じゃない存在のまま生きてたらあなたはそれもみんな幸せにしてくれただろうか。

邪魔だった存在になれば、あたしは一生かけても償えない罪を自己嫌悪と自己否定、自己肯定の欺瞞との喧嘩の中で感じ続けるのだろうか。

傷つくなら気にしなければいい、それができない。
人の中に自分の存在意義を見出してしまったバカなあたしがどうやら居たようで、今も無くした存在を探そうとしてしまっているみたいで救いようがない。

ただ自分の腐りを感じて、
腐ったものは嫌な匂いを放つからはやくはやく捨てたくなるだけ。

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