見出し画像

私が「頑張っていきましょう!」を選ぶ理由。

こんにちは、タカサキです。今日は単なる雑談。

めちゃくちゃ唐突なのですが、皆さんは「頑張る」って言葉をどんなものとして捉えていますか??今日書きたいのは"「頑張る」って言葉、ちょっと敬遠されすぎでは?"という話です。


私は普段HBCラジオのリポーターやパーソナリティをしておりまして、毎週日曜日には「アニメロティック 第2期」というアニソン番組を担当しています。

毎回番組の最後には「それではまた1週間、頑張っていきましょう!またね!」と言ってお別れするのですが、ずっとこの「頑張っていきましょう!」という言葉をリスナーさんがどう捉えているのか気になるな、私がどんな気持ちで発しているか知って欲しいなと思っていました。

世間の風潮としてなんとなく「既に頑張ってる人に頑張れって言うな」とか、「頑張らなくていいんだよ」という言葉が良い声かけ、とかそんな雰囲気がある気がしてそれがちょっぴり歯がゆかったんです。

もっと真っ直ぐにシンプルに、応援の言葉として「頑張れ!」が使われればいいのになって。

別に肩肘張って一生懸命色々なことに取り組む"足し算の努力"だけが「頑張る」ってことじゃない。今の世の中ではむしろあえて○○しないっていうことを選ぶ方が体力も精神力も必要だったりするし、"引き算の努力"みたいなこともあるよねって思うわけです。

だから全ての人がするどんな選択にも、応援の意味を込めて頑張れって思うし、頑張れって言いたい。もちろん私も頑張るし、一緒に頑張ろうねって、言いたい。

明日から月曜日、また一週間が始まる。そんなことを思っている人が多いかもしれない日曜深夜の番組の最後にあえて「頑張りましょう!」を言うのには、そんな訳があったのです。



そしてこないだ観ていたドラマでたまたま、そんな私の考えを後押し?してくれるようなシーンに出会いました。

そのドラマとは、Aマッソ加納さんが脚本を担当されている、現在放送中の中京テレビ『スナック女子にハイボールを』

北香那さん演じるスナック女子が山口紗弥加さん演じるスナック マーガレットのママと、常連客お客のドタバタに巻き込まれに行く、、?!シチュエーションコメディドラマなのですが、加納さんならではの言葉やテンポの面白さ、温かさが感じられる作品です。

グッときたのは第二話、スナック マーガレットの常連の男性が、娘の結婚式に向けてスピーチの練習をするというシーン。

娘の学生時代、部活動などに対して無責任に「頑張ってるか?」と声をかけ続けてきたその男性は、自分の不器用さを恥じつつもやっぱり「頑張れ」という言葉を選びます。

その後に「がんばんなくていい。でもずっとお前の人生に無条件に期待をかけ続けている人間がいる。離れていても、それが父親です。」と続けるのです。

「頑張れ」は、無条件に相手に期待を掛ける言葉。その解釈が私の中でものすごく腑に落ちました。

「頑張れ」という言葉そのものが持つ意味以上に、自分と相手との関係値や、どんな思いを込めて発しているかも大切だなあと改めて感じますね。

私が毎週伝える「頑張れ」にも、誠に勝手ながら私なりの思いをこれからも乗せていきます。ラジオの前のあなたにきっと届きますように。

引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。

明日は週の真ん中水曜日。
みーーんなで頑張っていきましょう〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?