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ネタばれを恐れるな!人は確認作業でしか動かない!


高城です!

「ネタばれ」って言葉。

巷でよく使われてますよね?

僕が好きな漫画もネタバレとかで週刊誌に載る前に
次の話が見れてしまう事があります。(笑)

でも、あれってとてもいい事だなって最近思ったのは、

やっぱりその内容に、興味があるから先取りしてでも
情報を知ろうっていう人を動かしているある種の行動原理なわけですよ!!


人が行動する時の同期は常に「確認作業」


これは、いつの時代も普遍的なものだと感じました!

人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、
いつだって「確認作業」で、
つまりネタバレしているものにしか反応していない。

確信でした。

冒頭では、漫画の話をしましたが、
別の例えを出すと、

ルーブル美術館にモナリザを見に行く人は、
テレビか教科書ですでにモナリザを見ているし、

グランドキャニオンに旅行に行く人は、
テレビかパンフレットでグランドキャニオンを見ているわけです。

これが、

お金を払ったら、有名画家の素晴らしい作品を見れます!
だったり、

お金を払ったら、ものすごい場所までお連れしますよ!
っていう

袋とじや福袋的な

‘‘入場料を払ったら中をお見せします商売‘‘

このやり方で行っていたら
モナリザやグランドキャニオンは、ここまでヒットしていなかった
と思います。

簡潔に言うと

「人は結構冒険をしないものですよ!」って言う事です。


とにかく僕らは、

‘‘すでに、ある程度の実力が測れているモノ‘‘

ここにしか反応しないわけで。

そして、それをナマで体感したらどうなるの?

という「確認作業」の為に行動を起こしているわけです。


めっちゃヒットした
「君の名は。」を観に行くのも、

そこまでヒットする作品ってどんなんだろう?

興味が出て、やはり「確認作業」をするわけです。
→僕は、確認し過ぎてなんだかんだ3回観ました!(笑)


和歌山に住んでいる時に
‘‘井出商店‘‘っていう行列が毎回できているラーメン屋さんを
よく見かけていたんですけど、

やっぱり気になるから、「確認作業」をしました。


ヒットがヒットを生んで、人が人を呼ぶ理由がこれだなと。
本当に口コミって最強です!


昨日も書いたキングコングの西野さんの本でも紹介があったのですが
→まだ見られていない方はこちら

SHOWROOM代表の前田裕二さんという方が、
『人生の勝算』と言う本を出版するという話があったらしく
当然出すからには売り上げを立てたいという相談があったそうです。

そこで出た戦略もやはり「無料公開」で、
本のプロローグ部分を全文、
西野さんのブログに掲載するという形にしたそうです。

朝の7時にブログアップ。

そこから一気に右肩上がりで、
発売前に重版が決定したそうです。



ただ、「無料公開」の範囲を一か所に集中する必要はなくて、

ビジネス書でも無料公開の出し場所を散らせば売り上げが伸びる

と言うわけです。

「出し場所を散らす」というのは、

例えば、

・冒頭部分をメルマガで公開

・第二章○○~をFacebookグループで公開

・第三章○○~をブログにアップ

などなど。

こうやって各所で情報を回収していくよりも
その本を一冊購入した方が早いから本を購入する。


「無料公開」の場所を散らしてしまえば、
情報を回収するコストよりも、本を買うコストの方が安いから
ビジネス書ですら無料公開した方が売り上げが上がるという事です。


段々と本の話になってしまいましたが、
情報に価値をつけたがる方がいる昨今。

発想の転換をした方が、戦略的に効果あり!

ですね。


それでは。







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