新時代のアプリケーションについて書いてみた♪
こんにちわ!
高城です!
以前に、分散型取引所(DEX)について記事を
書かせていただきました。
今回は、DEXのように分散型のアプリケーションである
Dappsについて書いていきます。
■Dappsとは?
Decentralized Applications(=Decentralized Apps=DApps)の略で、
直訳すると「分散型アプリケーション」の意味です。
まさに、ビットコインやイーサリアム等、
我々が暗号通貨と呼ぶものはDAppsに分類されます。
とは言っても、最近ではビットコインやイーサリアムといった
基幹プロジェクトよりも、そこから派生した細かなプロジェクトを
DAppsと呼ぶ風潮があるんです。
イーサリアムベースのICOが急増したことから、DAppsと言えばイーサリアム上で動作する分散型アプリケーションのことを指すという空気すらあります。しかしあくまでも本来の意味は、ブロックチェーン上で動作する
全ての分散型アプリケーションをDAppsと呼んでいるんです。
そこでどんな条件のものがDappsと呼ばれるアプリケーションなのか?
以下にまとめました。
① オープンソースで、中央によるコントロールがなく、
分散化及び暗号化されたブロックチェーン上で自動的に実行されるもの
② 独自のトークンが備わっており、アプリ内での利用料や貢献への報酬は、トークンの受け渡しをもって達成され、
トークンはオープンに流通可能であること
③ アプリケーションの改善は、マーケットやユーザーの要望に従い成され、改善作業は必ずユーザーのコンセンサスに基づくこと(つまり中央の主体が決めるのではない)
ビットコインやイーサリアム等、多くの暗号通貨はこれらの要件を満たすので、DAppsと呼ばれます。
中央の主体が決めるのではなく、ユーザーコンセンサスで仕様の変更などが行われることを言っています。
つまり、オープンソースのプロジェクトの多くがこれにあたり、
インターネットのプロトコルの多くがまさにそういう形で開発されて
進化してきました。
同様にDAppsもそうでなければならないとされています。
①から③をすべて満たすものが完全なDAppsと定義されます。
ビットコインは、この定義をすべて満たした完全なるDAppsなんです。
尚、一見暗号通貨に似ていますが、ブロックチェーンを用いず、
中央により管理されているリップルは、DAppsではないので間違えないようにしてくさい。
ビットコインがアプリケーションだというと、多くのひとは意味がわからないと思うかもしれない。ビットコインをアプリケーションとして見るという視点を持つには、この分野に対する理解が必要ですが、それは非常に根本的で重要な部分なんです。
ビットコインなどのDAppsは、従来のような株式会社によるサービス提供ではなく、ある種のルールの集合であり、インターネットに解き放たれ、誰にも止めようがないものなんです。
コアなビットコイナーは、今後多くの社会基盤が、非中央集権で分散的なものに置き換わると考えています。
ファイルストレージのStorjは、わかりやすいモデルなので伝えますが、
これはDAppsなんです。
オープンソースであり、中央の主体なしに、それぞれのノードがStorjの
デーモンを走らせることで自動で運営が行われます。
Strojのサービスを利用するには、SCJXという利用料トークンが必要で、
これは自由な市場で売買され、サービス外部に持ち出せます。
トークンは、ノードが空きディスクスペースをネットワークに提供することで得られ(ビットコインのマイニングに相当する)、トークンによる経済圏が成り立っている事がわかります。
その他にも、計算リソースシェアのZennet、分散型ライドシェアのLaZooz、Storj, Maidsageなどのストレージ共有、分散型の公証であるFactom、分散型のチューリングマシンであるEthereumなど、多くの先進的な取り組みがこの分野でなされています。
これらのDApps、株式会社と、経営者と、ユーザー、VC、株式市場、資本家といった、いままでのパラダイムを否定し、公平で、分散的で、利益をシェアし、共有をベースとしたエコノミーを作り出す可能性があります。
今後、社会の多くのサービスがDApps化していくことで、おそらく国家と資本主義という近代の枠組みを乗り越え、それでいて中央による再配分という社会主義に回帰することのない、新しいエコノミーが出現していくだろうと考えられます。
それは、人類が未だ見たこともない、未来の希望でもあるかとおもいました。
実際にDappsに分類されるEthereumベースの一覧は
こちらからになります。
*英語なので翻訳してください
それではこの辺で。
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