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MY2021; ニガツ

今回は、沖縄からお送りします。

高揚感

2月に入ったばかりの時、僕は学校の課題とか試験に追われていた。
追われていたと言っても、みんなと比べれば別にそんなに大変な課題ではないし、通学も無いので、ただひたすらにこなしていた。

そんな中、自分はひたすらに高揚感を抱いていた。

「Backpack FESTA」

この言葉に。

1月の、自分との約束

1月の終わり、その時に書いたnote内で、こんな言葉を使った。

先週一週間で、ふと思ったんですよね。
「俺、このままTabippo終われて、大丈夫かな」って。

これは、他支部の人との関わりって所もそうだけど、
何より2/28のBPFを目の前で見たときに、
「あ、これ俺作ってきたんだ」って実感できるかなって。

もちろん今までの行いに悔いがあった訳では無いし、
そこそこ貢献もできたと思ってる。
けど、「まだやれるな」って思ったんですよね。なんか。

だから、これから一ヶ月は本気で没頭したいなと思ってるし、
ぶっ倒れるぐらいやりたいなと思ってます。

自分集客クソ苦手だからそこではあんま貢献できんけど、
スプシいじったり、コンテンツの企画運営したり、コミュマネやったり、
ファシリやったり、スライド作ったり、みたいなことはできるかなと。

もちろんRenomaも高校のTAもガッツリ頑張るけど、
TABIPPOにはめっちゃ賭けたいです。ガチで。
できることあったらガンガン仕事振って頂戴。

この言葉に対して、自分が思ったよりも色んな人からの反響があって、
「自分の姿勢は、色んな人が見てくれている。だからこそ、その人たちの期待に答えて、自分も相手も満足させたい。」
そう思った。

自分が発した言葉への責任と、ラストスパートへのワクワク。
「テストが終われば、あとは突っ走るだけやな。」

覚悟が決まり、目の前もクリアになり、そして、テストが終わった。

具体的に

BPFへのラストスパートは、チームの異動から始まった。
それまではDREAMチームにコミットしてて、というかDREAM以外のこと何も知らんくて、他都市との関わりもDREAMチーム以外に無かった。

残念なことに自分がメンターに付いてた参加者は3人とも落ちてしまって、
自分はBPFでメンターにはなれないことが決まっていた。

でも、これはTABIPPO内の違う景色を見るチャンスだと思った。まじで。
DREAMは本当に素敵なコンテストだし、メンツも大好き。
でもTABIPPOという馬鹿でかい組織に入っている以上、最後の最後はもっと色んな人と絡んで、"繋がり"という価値を見出したかったんだよねぇ。(DREAMのみんなごめん。)

だから、チームは全体運営に異動したし、
「やってみない??」の言葉には全部"YES"で答えた。
最終的には、

・スライド作成
・支部コンファシリ × 2
・渉外コンテンツ運営
・DREAMのBGM編集
(・Slackチーム立ち上げ)

Slackチームは本当に中途半端になっちゃったけど、
まじで意味わからんぐらい色んなことしてた。

やってみて

「実際にこれらの取組みを通してどうだったか?」
沖縄にいると、色んな人に聞かれる。

正直、"スキル"という面においては、ファシリ以外の部分で何か身についたかと言われると、あまり「これ」といったものはない。

ーーー

でも、この時間には、圧倒的な量の熱があった。

コンテストを成功させようとする熱。
色んな人に見てもらおうと、声かけにかける熱。
見てくれる人に何かを残したいという熱。

何より、自分達の活動に間違いはなかったと、後悔を残さないための熱。

TABIPPOはでかい。全員の顔なんて見えない。
誰が何をしているのか。自分は目の前のことでいっぱいで、違うレールの上では何が起きているのか、検討の余地もない。

でも、その違うレールを走っている人と自分とが交錯した時、
熱を感じられずにはいなかった。

ファシリ練習に付き合ってくれたすみか、ミヤタイ、しんすけ。
全体運営でたくさん連絡をとったグッチ。
スライド作りで奮闘したゆうき、やまりょー。
支部コンに頭を悩ませてくれた秀太。
次の代へつなげるマネジメントをしてくれたけい。
slackチームを先導してくれたしおん。
DREAMに最後まで懸けてくれたまいき。
仙台から後ろを支えてくれたうっちー、あまちゃん、もつくん、あっきー。
最後、声かけに火をつけてくれた岩津、あきの。

何より、最後まで大好きだった、かいやとおはな。

正直、ラストスパートの時期は時間が無さすぎて、
目の前のことに必死だった。
いつまでも溜まり続けるタスクと、永遠に止まらない通知。
一日は一生眠かったし、ZOOMで見る誰かの顔にはクマがある。

でも、本当にみんながいたから頑張れたし、
みんなのために頑張ろうと思えた。
そこには熱があり、みんなが死に物狂いで、胸が高まった。

得られたものは、スキルではなく、ちょっと真面目な"青春"だった。

本番。そして、終演。

本番の前日、爆睡した。

「後はやるだけや」っていう感情に至っている自分がいて、
すごくリラックスしていた。
そして何より、本番へのワクワクがすごくて、意味の分からん熱いツイートもしてしまったよね。

まじでたくさんのメンバーが上北に集まって、初めましての人もいた。
円陣を組んで、力を入れて、最後のリハに向かう。

ーーー

そして、気付いたら、終わっていた。
本当に一瞬で、秒だった。
気付いたらDREAMの最後の締めをここがしてて、困惑した。

もちろんこれは比喩だけど、そのぐらい一瞬だった。
あんだけ本気になって、何十時間も懸けて作っていたものは、
たった6時間程度の、刹那のものだった。

感情

終わってからはみんなとの時間を楽しんだけど、
うち上げ会場について一人一言づつ言い始めた段階で、
様々なことを考え始めた。

ミスは無かったか。
どのぐらいの人のきっかけになれたか。
自分はTABIPPOという団体に何を残せたか。
というより、自分は誰かの何かになれたのか。

色々考えた。本当にたくさんのことが鮮明に浮かんできた。
たくさんの遊びとか旅もそうだけど、
色んなMTGとかみんなの顔とかPCと向き合った日々とか。

そして、最後に気付いた。

「今までのことに、悔いは無い」と。

途中、つまづく日があった。
自分のタスクを投げ出して、言葉に責任を持てなかった日もあった。

でもみんなと作り上げた今回のBPFは、本当に楽しくて、
自分が誰かに自慢できるもので、
何よりモヤモヤした感情が残ることがなかった。

そして同時に、めっちゃ寂しくなった。
そんな時間を過ごしてきて、やっとTABIPPOが楽しいと実感できたのに、
もう終わりなんだと。

そしてかいやのターン。
いつもはふざけてるこの男が、締めっぽいことを言い始めた。
何を言ってたかは正直ここじゃ書けないけど、
その言葉にも、彼のギャップに泣かされた。

かいやの言葉で泣けるほど、この活動は熱くて、
本当に楽しいものだったんだと、確信できた。

終わりに

整地したけど、TABIPPOの活動は綺麗事だけじゃないです。
きついことも、正直やりたくないこともたくさんある。

でも、活動が終わった、その先のことを見つめて、
それにひたすら食らいついてこれて、本当に良かった。

3月も初めはTABIPPOの事やってたけど、
それはまた3月のノートに。

以上!2月サンキュ!!

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