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【プロが教える】アフィリエイトブログの効率の良い設計方法をシェア

※有料記事ですが、メンバーシップに入れば購入しなくても読めます。

どうも、たくろーです。

僕は企業オウンドメディアで編集長として働きつつ、個人でもwebライターやブロガー、たまにwebライティングの先生として活動しています。

そんな僕が行う個人事業の柱が、ブログアフィリエイトです。

ブログを始めて1年半ほど経った今では、サラリーマンとしてのお給料を超える副収入をブログから得られるようになりました。

ちなみに『北海道ログ』というブログです。

世のビッグネームのブロガーさん達と比べると、まだまだ微妙な実績ではありますが……個人ブログと企業メディアの運営で培ったノウハウは負けておらんと自負しています。

というわけで、今回は企業メディアの戦略・運用・キーワード選定までこなすメディア運営のプロである僕が「効率よくアフィリエイトブログを作る設計方法」をシェアしていきます。

闇雲に記事を書いたところで運任せで商品購入が発生するだけのブログになるのがオチですので、カスタマージャーニーも引いて効率よく設計していきましょう。

前提として、今回は「検索流入に頼ったアフィリエイトブログの設計」の話ですので、広告出稿やSNS戦略はまた別の話です。それを求めてる方は、別のどなたかの記事をご覧ください。

ちなみにSEO対策やセールスライティングにも触れていませんが、そのあたりはブログにて無料で解説していますので、下記の記事で基礎学習してみて下さい。

今回のnoteは第6章までありますが、第1章〜第3章は無料公開します。

下記の注意点をご覧いただいた上でお読み下さい。

【注意点】

※ブログを半年くらい書き続けて「全然収益化が上手くいかないから、正しい情報を学びたい」と思い立った中級者を対象としています。

3章までの内容が理解できた方のみ、有益そうだなと思ったら続きをご覧ください。5章の「カスタマージャーニー」と6章の「キーワード選定」の話題が、だいたいの人が上手くいかない原因を解消する大切なテクニックの話になります。

今回の手法は「成果」を保証するものではありません。成果はコンテンツの質に大きく左右されるので、頑張って運営していって下さい。あくまで効率よく設計する方法のご提案です。

第1章【基礎学習】ブログのアクセスの成り立ち
第2章【基礎学習】ブログ集客の基本
第3章 販売するアフィリエイト商品の決め方
第4章 想定客(ターゲットユーザー)を設定する方法
第5章 カスタマージャーニーを設定する方法
第6章 キーワードを選定する方法

第1章 【基礎学習】ブログのアクセスの成り立ち

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まず、検索流入に頼るブログのアクセスがどのように成り立っているのかご存知でしょうか?

PVとかセッションとか色々な数値がありますが、じゃあそれがどこからどう集まって、どうアクセスが増えていくのか?ということですね。

答えは「保有キーワードの質と数」です。

そのブログが保有しているキーワードの質と数が、オーガニック検索からのアクセスの全てです。

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ブログが保有している(googleから評価されている)キーワードは、上記のようにGoogleサーチコンソールの「検索結果→検索キーワード」で確認できます。

このようにブログが保有する検索キーワードの質と数を「アフィリエイトで販売する商材」に向けて最適化することを目指すのが、今回の主題である「アフィリエイトブログの効率良い設計方法」のポイントです。

第2章 【基礎学習】ブログ集客の基本

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ブログ集客といえば、やはりキーワードを捉えることから始まります。

とはいえキーワードならなんでも良いのかというと、そうではありません。

アフィリエイトブログでは、まずは紹介するアフィリエイト商品を選び、その商品で解決できる悩みを抱えたユーザー像を設定し、そのユーザーを集めるキーワードを獲得していきます。

一例として「転職エージェント」の商品を紹介するために「webライターに転職したい人」を集めると考えてみましょう。

その場合は、やはり「webライター 転職」「webライター 始め方」「webライター 収入」などの「直接的な言葉の入っているキーワード」が、悩みがより強く現れた「コンバージョン(成約)に近いキーワード」と言えます。

それとは別に「webライティング」「セールスライティング」など「webライターの仕事に関わるスキル」について解説した記事も、直接的な悩みではないにせよ想定ユーザーが検索するであろう「集客に役立つキーワード」と言えるでしょう。

このように、

・コンバージョンに近いキーワード
・集客に役立つキーワード

を見極めつつ、バランスよく獲得していくことで、そこに訪れたユーザーをアフィリエイト商品のサイトへ送客していくのです。

つまり、

1. 販売するアフィリエイト商品を決める
2. 想定客(ターゲットユーザー)を設定する
3. 想定客が購買に至るまでの心理の移り変わり(カスタマージャーニー)を設定する
4. その心理の移り変わりの道のりにあるキーワードを選定し、獲得していく

この4段階が「効率の良いアフィリエイトブログの設計方法」になります。

具体的な設計手法を、ここから解説していきますね。

第3章 販売するアフィリエイト商品の決め方

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販売するアフィリエイト商品を決めるにあたり、考えることは2つです。

・商品選定基準1. 自分の知識レベル
・商品選定基準2. その領域の難易度の高さ

(商品選定基準1) 自分の知識レベル 

まず最初に大切にして欲しいのは「自分の知識レベル」です。

集客の本質は「悩み解決」ですので、あなたが自信を持って誰かにアドバイスできる分野を選ばなければ、120%ライバルサイトに勝てません。

例えば「脱毛サロン」のアフィリエイト商品の報酬が高いからといって、一回も脱毛なんてしたことのない人が記事を書いたところで、読者の悩みなんて解決できるわけがありません。

読者の悩みが解決できなければ、検索順位も上がりません。

つまり、いつまでたっても売れません。

ただのゴミのようなブログや記事ができあがるだけです。

ちなみに集客をするには、最低でもコンバージョンを狙うキーワード検索結果の1ページ目には掲載される必要があります。(できれば1位を狙いたいところです)

つまりそのキーワードで検索してきたユーザーから見て「日本で最もわかりやすく、かつ正しく詳しく解説している記事」である必要があるということですね。

SEO対策については今回は触れませんが、設計において第一に大切なのは「自分の知識レベル」だと覚えておいて下さい。

(商品選定基準)その領域の難易度の高さ

次に、難易度です。

検索流入に頼る以上、YMYL領域は避けた方が良いでしょう。YMYLとは「Your Money or Your Life」の略称で、つまり「お金や人生における重要な決定」に関わる分野のこと。

YMYL領域の検索キーワードは検索エンジンから非常に厳しく精査され、よほど権威性のある筆者やメディアの記事しか上位表示されません。つまり難易度の高いキーワードです。

2021年3月現在の、代表的なYMYL領域は下記の通りです。

・医療・健康
・ショッピング
・金融
・民族・宗教・政治
・法律・行政
・重要なニュース
・職業選択

これらに関わる領域は基本的に避けた方が良いでしょう。

つまり「転職アフィリエイト」は上手くいけば儲かりますが、かなり難しい領域だと言えます。

本格的に大掛かりなメディアを設計するなら良いのですが、個人のできる範囲で手っ取り早い収益化を目指すなら、難易度の高い領域は避けておきましょう。

一応、おすすめは下記のような分野です。

・宅配サービス
・サブスク
・恋愛
・子育て
・ペット
・習い事
・ゲーミングPC
・ガジェット
・その他レビュー系

特にペットは狙い目ですね。切り口もジャンルも多く、実際に飼っていればとても書きやすい分野です。

そして、決めたジャンルの中でも「これだ!」と思える商品を一つメインとして取扱い、それを徹底的におすすめしていくのが基本です。

そのジャンルの中の商品を満遍なく紹介したところで、ただただ商品を並べるだけのブログになってしまいがちです。あくまで「自分が本気でおすすめできるメイン商品」を決めておきましょう。

そのほかの商品もサブとして紹介はしていきますが、次の項目から決めていくターゲットやカスタマージャーニーでは「あくまでメイン商材を欲しがるユーザー」を設定していきます。

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