チェスプロブレム推奨派のここが嫌だ

駒井めいからブロックされたようだ。以前から氏のチェスプロブレム推しに否定的なコメントを残していたが、引き金になったのはこのコメント

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ポリコレみたく欧米の価値観を押しつけられて日本の価値観は無視だろ。
真面目に考えるだけ無駄だわ。パワーバランスの問題。論理や哲学じゃない。

ブロックされたのはしゃーないが、返答の一つもなく実行されたのは驚いた。過去のコメントも含めてだ。

本当にチェスプロブレムを押しつけるしか能がないのか?
他にちゃんとした理由があるのか?
それとも単に不快な書き込みに耐えられなくなったのか?

何の反応もないと判断材料がなくて困ってしまう。

言葉遣いや振る舞いに気をつけてるそうだが、それならば返答や反論、警告もなしにブロックするのは止めて頂きたい。

無言ブロック後に批判めいた記事を書くのは論外だろう。

こちらにも反省点はある。それは駒井氏のつぶやきに便乗してチェスプロブレム批判を繰り返したこと。
そのためにアカウントを作成したわけじゃないが、結果的にそうなってしまった。

また便乗するといけないので一気にここで書いてしまいたい。

常に一方的な押しつけ


もしかしたら駒井氏だけは真剣に相互交流のようなものを考えてるかもしれない。だが現状はそうなってない。常にプロブレム推奨派からの一方的な押しつけだ。

例えば若島のつぶやき

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この場面で
「一局の中で全駒から最少駒数の対比を表現しているのですよ。チェスプロブレムでも煙詰をやってごらんなさい。そうすれば良い作品が生まれるかもしれませんよ。詰将棋には優れた作品がたくさんあります。勉強して詰将棋の良いところをどんどん取り入れましょう」

とでも言ってやれば対等な交流になるのだろうが、そうした話は聞いたことがない。

あるのは常に

「チェスプロブレムでは~」

「これこれこういう手順をジーコと呼びます」

「詰将棋も真似して作りましょう」

だ。

これに異を唱えると分からず屋扱いする人が出てくる。

詰将棋の概念、価値観を否定する海外作家は責めないのにだ。


片一方だけ掻き回して

「チェスプロブレムを真似するのがこれからの流行だ。早くついて来い」

みたいな態度を取られても非常に困る。


迷惑を全く顧みない

チェスプロブレムが現代詰将棋に影響を与えてるのは確かだろう。だがそのほとんどが悪影響と呼べるものだ。

ジーコ
バッテリー
ウムノフ
ウンコラウフ
フェニックステーマ
シフマン
ジャパネット
アンパン
ハーフバッテリー
アイシテルメイト
……

無限にカタカナ語を輸入、乱造して喜んでるようだが、某都知事がバウムクーヘンだのオーバーシュートだの乱発して呆れられたり、混乱を与えたのを知らないのだろうか。

無用なカタカナ語の氾濫は不親切なことこの上ない。

不快感や滑稽な印象すら感じさせる。


カタカナ語を寄生させればこちらのものと悪巧みしてるのだろうが、チェス
プロブレムではなく詰将棋をやりたい人からすれば極めて迷惑な話だ。

ツイン等の投稿もそう

Screenshot 2021-10-26 at 21-32-26 駒井めい on Twitter

実験?何兆回実験をしたら気が済むの?

まともな詰将棋作家なら実験作を何度も投稿すれば担当者や解答者に迷惑が掛かると分かるだろ?

どうしてチェスプロブレム由来だけはそれが許されると思ってるんだ?


ツインに限って言えば自分も面白いとは感じてるよ。

プチプチを潰すくらいには。

だけどそれを無限に実験する必要がある?

ツインならチェスプロブレムでやればいいのでは?


伝統詰将棋?

チェスプロブレムかぶれはフェアリー詰将棋(変則詰将棋)も推してることが多い。
その連中が好んで使う「伝統詰将棋」なる謎用語。
普通の詰将棋のことをそう呼んでるようだが、フェアリー詰将棋の対義語に使用するのは理論的にも状況的にもおかしい。

辞書で調べてもフェアリーに「革新的」やそれに近い意味はない。

いくら新しいルールを
乱造しても世間から期待されなければ「変則」の域を出ないだろう。

フェアリー詰将棋をトレンド化させたいがために普通の詰将棋にまで余計な
イメージ操作を図るのは止めて頂きたい。



カタカナになった途端?


これはチェスプロブレム推奨派というよりは周りの評価の話であるが、
どうにも何得できないことがあるので書いてみたい。


新作主義が多数を占める詰将棋界では、短期間に同じネタを繰り返せば飽きられるか、呆れられるのがオチだ。

しかし、チェスプロブレム由来のいくつかのカタカナ概念だけは別だ。

あっちもスイッチバック、こっちもスイッチバック、またまたまたまた
スイッチバック、となってもまるで新ネタのように歓迎される。
全員ではないが、概ね好意的に評価されるようだ。

何故スイッチバックは類作のような扱いを受けないんだ?


さらに言えばやってることは駒の往復に過ぎない。それくらいは江戸時代からある。

素人ならまだしもベテランまで新ネタのように喜ぶのはどうなってるんだ?
みんなカタカナに騙されてない?
評価するなら評価するでいいが「往復」と呼べば済むのでは?

どうにもチェスプロブレム関連は理解に苦しむことが多い。


郷に入っては郷に従え


たくさん批判を並べたが、これが全てではない。項目ごと削ったところもある。

とにかく言いたいのは

チェスプロブレムが好きならチェスプロブレムに移れ、
下手に詰将棋で再現しようとするな

だ。




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