2020年の振り返り

毎年恒例ではあるけど、1年を振り返る時期がやってきた。振り返るまでもなく2020年は激動過ぎる1年だったけど、個人的に大事なトピックがいくつもあったのでつらつらと振り返ってみます。

1.転職

ちょうど2月の半ば頃、結婚1周年で台湾旅行に行く直前だったかと思う。突然上司に呼ばれて栃木への異動を命じられた。頭が真っ白になり、仕事中にもかかわらずトイレに籠って小一時間頭を抱えた。悩んだ挙句、新卒からお世話になった会社を辞める決意をし、初めての転職活動に踏み切った。

転職自体は無事に成功し、縁あって都内のIT会社で働いている。今は仕事が凄く楽しいし、自分に対して自信が持てるようになった。履歴書書くために自分のスキルや実績を棚卸したことで、今まで経てきた自分の経験を肯定できたことが大きかったかな。とても良い経験だった。

2.Lightfoils Japan Tour 2020の中止

今年3月にシカゴのLightfoilsの来日ツアーを予定していたのだけど、コロナウイルスの影響で泣く泣く中止を決断した。
LightfoilsとFauvelyの皆とはキャンセルにするか否かずっと話し合っていて、どうにか公演を続行できないか模索したけど難しかった。今、思い返してみれば正しい決断だった。

今だから言えるけど、暫くはLightfoilsの曲が聴けないくらいには参っていた。数か月くらいはまともに聴けなかった。自分がどれだけの思いで招聘にチャレンジしたのかはototoyのインタビューを読んでもらえたらと思う。

Lightfoilsは自分にとっては憧れのバンドなんですよね。でも夢が潰えたとは思っていなくて、必ずまた日本に呼ぶことができると思ってる。むしろもっと凄いツアーにしてリベンジしたい。早ければ2021年中かな。確かなことは何も言えないけど、その時まで楽しみにしてもらえたら嬉しいなと思う。

3.マンション購入

今年一番どころか人生で数回と無い大きな決断をした。元々はコロナの影響で夫婦ともにテレワークをするようになり、スペースの都合で今の家に限界を感じるようになったことがきっかけだった。「近々引越したいな」から「マンション買おう」にシフトして購入まで至るまでのスピード感は本当に凄かった。大きな決断をする時って悩んでる時間すら惜しく感じてしまうのかもしれない。

年始から引越に向けた準備が始まって、来年春には新居で新生活が始まります。本当に楽しみです。

4.17歳とベルリンの壁全国リリース&初ワンマン

自分がギターを弾いているバンド”17歳とベルリンの壁”で8月に全国流通盤のリリースをし、渋谷O-nestでワンマンライブを行った。我々の新譜"Abstract”を今年のベストディスクに選んでくれている人もちらほらと見かけて嬉しい。ワンマンライブに関しても、いつやれるかわからない状況だからこそ開催に踏み切って良かった。本当に気持ち良い時間だったなと思うし、出来れば人を沢山入れた状態でもう1回ワンマンやりたいな。

今まで着々と積み上げてきたからこその今だと思うし、2021年からの活動も頑張ります。

5.Teenagers Bloody KillinG 再始動

年の瀬で一番大きな出来事だったのが、Teenagers Bloody KillinGの正式メンバー加入だった。信頼できるメンバーに恵まれて、ようやくスタートラインに立てた。

結構長いことバンド続けてきたけど、なんだか久々にワクワクしたんですよね。実はブラキリでやりたかったことや挑戦してみたかったことが沢山あったことに気づいて、がむしゃらにやってみたくなった。まだまだ粗削りだけど、初心に還った気持ちで2021年は精力的に活動できるように頑張りたいな。

6.総括

2020年はコロナの影響はあったけど、音楽も仕事も良いバランスで頑張ることが出来たし、生活面も風向きが良い感じに向いてきたと思う。至らない部分も本当に多いけど、自分の中で確固たる自信がついた1年だった。俺は俺なりのやり方で進めるんだなと、もっとやれるんだなと気づけたことが2020年の最大の収穫だと思う。

2021年はさらに飛躍していけるように頑張ります。
今年は本当にお世話になりました。2021年も良い年にしましょう。