父の書斎

週2~3でテレワークで在宅勤務で働く日々が続いている。
先日ノートPCが新しくなり、重さも動作も軽くて気持ちよく仕事ができている。今まで使っていた文鎮のようなPCは一体何だったのだろうか。

人事担当とテレワークを推奨する環境について擦り合わせをしたのだけど、書斎だとか作業スペースが無い家での在宅勤務はハードルが高いように感じる。

実家には父専用の書斎があった。
銀行勤めだった父はよく休日に書斎に籠って仕事をしていた。真面目で仕事熱心な人だったのだなと、この年齢になってよくわかるようになった。

父は転職して今も忙しなく働いているのだが、還暦を迎えてもキャリアを地道に積んで磨き続けている。自分が結婚して転職も経験して、初めて父の偉大さを目の当たりにした気がする。そう、父親は偉大なのだ。

父親みたいなキャリアを積む人生は送れないと思う。それでも少しでも近づけたら良いなと、最近は本を読むようになった。

父が熱心な読書家で、仕事に関する書籍を常日頃何かしら読んでいる。
当の自分は読書の習慣が全くないので、在宅勤務の傍らで少しずつ読み進めている。案外面白いもので、無理なく続けていきたいなと思う。

テレワーク中はつい色々なことを考えてしまうのだが、おかげでだいぶ頭の中が整理できている。今日もまた本を読もう。そうしよう。