in the wake of August

色々やらなきゃいけない事があるのはわかっていても、無視して音楽聴きながら酒を嗜みたくなる瞬間が時折ある。
まさに今がそのタイミングだったり。Toro Y Moi聴きながらウイスキーを入れてしまったからもうだめだ。

音楽を聴きながら酒を嗜むようになったのはそれこそ社会人になってからだと思う。入社直後の研修で浜松で数ヶ月レオパレス暮らしをしていたのだが、そこでウイスキーで晩酌するようになったのが大きな要因。
金曜日には大好きな音楽を聴きながらチェダーチーズとウイスキーで泥酔して寝るのは楽しみの1つだったな。今考えてみたらただの酒クズだけども。

浜松で「もうバンドはやらない、やれないかもな」と思っていた時にエレクトロニカやアンビエントにハマった。バンドサウンドから離れたかった気持ちは少なからずある。

ちょうど広島のノイズこと”affable_noise”を知ったのもその頃。
SNSを通じて発信をしていた彼を見て、なんだか羨ましくなったし界隈の仲間入りしたくて必死だった時期でもあった。思い返してみれば単に友達が欲しかっただけかもしれない。

承認欲求なんて誰にでもある。
自分以外の誰かに認めてもらいたいし、輪の中に入りたいって思う。

SNSで色々な人に自分の存在を知ってもらいたくて、必死だった。
バンドをやっている今は人と繋がるきっかけが沢山あるし、友達も沢山できたけど当時は一人ぼっちでPCでツイッターを眺める毎日だった。

承認欲求ほど自分を壊すものは無いと、そう思い知ったのもこの頃。
それでも誰かの記憶に自分が残ってくれたら、そういう存在になれたら良いなって思うんです。もちろん悪い意味ではなくて。

今もきっと変わらないと思います。それで良いと思ってます。