才能というのは努力の積み重ねである

痛いほど身に響く言葉。努力というのは未だに苦手な分野だったりする。

バンドの界隈に身を置いていると、物凄く努力していて才能溢れる知り合いが多く、彼らのライブを観ていると一ファンとして憧れすら感じる。

音楽というのは才能がある人がやるものとばかりずっと思っていた。
俺には才能が無い。だからやる資格なんてない。

そんなことを思った時期もあった。
それでもまだやれてるんだからしぶといものだ。
だって音楽とバンドとギターが好きだもの。下手の横好きでも好きなものは好きなのだ。

自分の才能は何なのか。
そんなことは知る由もない。27年生きてきて自分の才能に自信をもったことは1度だってあったことはない。

俺は作曲は出来ない。コードも多く知っているわけではない。
じゃあ何が出来るのか。常々、音の聞こえ方とかフレーズの聞こえ方に頭をひねっている。どうすれば歌が曲が気持ちよく聴こえるのか。自分のギターはどういう立ち位置で支えれば良いのか。
ギタリストならごくごく当たり前に考えることかもしれない。
それでも突き詰めるべきはそこだなと。俺は思う。

突き詰めた末に才能となるのかはわからない。
それでも必死でバンドの為に頭をひねりたい。好きだからね。