フライヤーマン

最近、観に行ったライブの終演後にフライヤーを配る機会を増やしている。

昨日も新宿MARZのSwimming Tapesのライブの終演後に外でフライヤーを配った。
素通りされたり拒否されることも多かったけど、少しでも受け取ってもらえて嬉しかった。
最近では海外のお客さんに対して、渡す機会も増えた。来てくれるかはわからないが、知ってもらえるだけでも嬉しい。

そもそもの話、自分も普段はライブハウスでフライヤーを貰ったりしない。
好きなバンドの情報は自分で取りに行くし、押し付けられても・・・という考え方だったからだ。

人様のフライヤー貰おうとしないのに、自分のは貰ってもらおうなんて厚かましい話だなって。フライヤーを配りながら、少しばかり自分の行いや振舞いを反省した。

SNSが普及した昨今、時間とお金をかけてフライヤーを作ることに意味があるのかと問いたくもなるが、以前にライブハウスでMOROHAのボーカルのアフロさんがフライヤー配りをしている姿を見て、考え方が180度変わった。
自分の手足を使わずに楽をしようと考えたら終わりなのだなと。

ライブハウスに通う人たちの一体何割がSNSをやっているのだろうか。
フライヤーを貰って初めてライブの存在を知る人だっているはずではないか。
興味を持ってくれる人が1人でもいてくれたら勝ちだろう。

少しでも可能性があるのなら、そこに賭けてみたいなと思う。