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indi

昨日はindiの来日公演のサポートということで渋谷LUSHでライブをしてきた。
個人的にはかなり課題の残るライブではあったが、その悔しさもまた先に繋がる要素として前向きに捉えたい。

indiと同じく来日していたFrench Concessionのライブは素晴らしかった。
万華鏡のようなエレクトロポップ。サンプリングの音色が多彩だったのが印象的だった。

この日の主役のindi。まるで北欧のアーティストのような表現力と空気感。圧倒的に突き放された。
50分のロングセットであったにも関わらず、一瞬で過ぎていった。あんなに美しいライブは久々だったと思う。
若くて可愛らしい見た目からは想像がつかない程のスケール感だった。

ちなみに終演後に自分の愛用するギターに彼女のサインを書いてもらった。とても可愛らしいサインで気に入っている。
また、いつかどこかで会おうという証みたいなものと思っている。昨年共演したVARにも書いてもらった。
一生モノのギターだからこそ、自分の思い出もそこに刻んでいこうと思う。

海外アーティストの来日公演は必ずしも人が入るとは限らないし、不甲斐なさを感じる場面もあった。
主催者と来日公演に至った経緯を話していた時に、前提として日本での集客は時には非常に厳しい状況もあることをアーティスト側に伝えるらしい。
日本は環境が整っている故に箱代もチケットも高価で、アーティストの集客力に委ねられる部分が多い。そういうシビアな環境だということを分かったうえでの招聘ということ。

共演したCHIIOが台湾でライブをした話を聞いて「台湾の人は優しかった、思いやりがあった」という話を耳にした。台湾にまた行きたいと口を揃えて話していた。
それでは日本はどうなのだろう。わざわざ来日してくれて「不快じゃなかったかな」とか「また日本に来たいと思ってもらえたかな」とか気になってしまう。
とはいえ、indiとFrench Concessionの凄く楽しそうな写真がインスタグラムに上がっていて、日本を満喫してくれていたようで何よりだった。

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やりたいこと、やらなければいけないことが多すぎて日々追われているけど、充実感も凄く大きい。可能性は自分自身で切り開いて伸ばしていくものだと、20代の内に気が付けて良かったと思う。プラスに還元できるように頑張りたいね。