チキンライス

何歳になってもクリスマスは特別な日だ。
昨日は朝からずっとジョン・レノンの曲が頭から離れなかった。他にもWham!やマライアキャリーの曲をこれでもかというくらい耳にするのもクリスマスならではだろう。

去年から海外の知り合いや友人には「Happy holidays and Happy new year」というクリスマスメッセージを送っている。
海外の方がクリスマスを家族と祝うという習慣が根強いし、年末年始にはクリスマス休暇があるくらいだ。皆、どんな休日を過ごしているんだろうなと思いを馳せながら、メッセージを送るのも良いものだ。

今年1年は海外バンドの来日サポートも沢山あったし、観光で来ている海外のバンドマンと会って仲良くなる機会もそれなりにあった。自分はそこまで英語が得意では無いのだが、Google翻訳やWebを参考にしつつ連絡を取るようにしている。わざわざ「日本に行くから会おう」と言ってくれるのは本当に嬉しいことだし、そういう機会を今後も大事にしたい。


さて、先週、先々週とライブが2本続いた話でもしよう。
bokunofune企画@下北沢mona recordsとNarco-lepsyとのツーマンライブ@渋谷TSUTAYA O-nest。

14日に対バンしたbokunofuneは前々からメンバーとは絡みはあったけど、個人的にライブを観るのは初めて。彼らの音はストレートで勢いを感じるインディロック。特に女性Vo.のスガワラさんの歌う時の凛とした眼差しが印象的だった。

bokunofuneのボーカルのリオくんが「自分は音楽を続けることに意味を感じている」とMCで話していた。ちなみにその下りの前にうちのボーカルがMCで「ただ、音楽を続けることに意味はない。続けるなら更新し続けていきたい」と話していて、彼がカウンター的な返し方をしていてそれが凄く良かった。

別にケンカを売っているわけでは無くて、お互いにリスペクトし合えるからこその話。ちなみに自分は「音楽を続けることに意味を感じる」タイプの人間です。もちろんやる上で更新し続けたいのは大前提。息切れしないようにコツコツと積み上げていくことを何より大事にしていきたい。

実は14日は昼に下北沢ERAにundersignの企画を観に行っていて、先輩達の復活に胸を熱くした。家族や仕事の関係で活動がままならないとは言え、続けていくという選択をして音源をリリースしたことやツアーを回ると発表したことが本当に嬉しく、そしてカッコ良かった。だからこそ、自分は「音楽は続けることに意味がある」とずっと思い続けていきたい。

21日対バンしたNarco-lepsyは面識こそ無かったが、大事な企画の対バン相手に選んでもらえて嬉しかった。久々にアウェー感漂うライブではあったけど、非常に楽しかった。たまにはこういう日もあって良い。それに自分達も先輩バンドとしてちゃんと役目を果たせたかなと。もっと積極的に若手バンドと絡んでいきたいなと思った夜だった。

歳の差とか活動歴とか対バンする上では大した問題ではない。いつだってライブハウスの中では対等だ。帰り際に「機会があったらまた一緒にやりましょう」と口々に言われたけど、お互いが続ける限りはまた必ず巡り合うと思う。

今年一年の総括はまた年明けが近づいたらにしよう。