夏のよう

金曜日から月曜日まで4連休だったので、フジロックの配信を観ながら休日を満喫した。
いっそ苗場に行ってしまおうかとも思ったけど、流石に遠かったわけで。
冷房の効いた部屋でビールを飲みながら、友人達と観るフジロック。それはそれでありだなと思った。
Chvrchesを観ながらテンション上がるアラサー共。最高か。
ちなみにバンドマンとしてステージに立ってる身としてはフジロックのステージは憧れだし、いつまでもその憧れは持ち続けたい。
今回のルーキーは身近なバンドが次々と選出されて悔しい気持ちでいっぱいだった。
むしろ悔しいと思えて逆に少し安心した部分もあった。まだまだ上を目指していきたい。着々と歩んでいきたい。

もうすぐ17歳とベルリンの壁の新しい音源がリリースされる。3rd Mini Album”Object”
色々なエフェクターを駆使して曲を彩れたのかなとも思うし、1つ手掛かりをつかめたような気がする。
間違いなく自信作だと思う。固定概念から脱して次のステップへ。「そこから逃げ出せ17歳」

歳をとるにつれて、些細な事に苛立つことも少なくなった。
好き嫌いもはっきりするようになってきたし、自分が嫌だと思う物事を無理して直視する必要性なんてないと思うようになった。
その反面では視野が狭くなって、感覚が鈍る恐怖感もある。次第に見えなくなって盲目になってしまうのが怖い。
「歳をとって落ち着いてきたのではなくて、鈍くなっただけなのではないか」
羊文学の新しいアルバムを聴きながら、20代前半の甘酸っぱさ溢れる衝動を感じて、
そんなことをふと思った。とてもいいアルバムだった。