ギター遍歴

明々後日に久々にSGでステージに立つこともあって、自分のギター遍歴について思い返していた。

69年製Gibson SG STANDARDは高価な値のついたギターだけど、ライブ活動でメインで使っていた。弾けば弾くほどネック裏の塗装が削れていくし、ボディのクラックは広がるけどその分愛着がわいた。
ピックアップはフロントリア共にPAFが載っていて、甘くて煌びやかなクランチサウンドを出してくれる。
間違いなく一生モノのギターだと思うし、どうせならもっと弾き込んであげたいものだ。

今のメインギターはFender Custom Shopのジャズマスター。
Fred Stuartの手掛けたMaster Buildで国内でもあまり出回らない珍しい個体でもある。
たまたま石橋楽器で働く友人から「良いジャズマスターが入った」と連絡をもらって、半信半疑で弾きに行ったのがきっかけだった。
このギターは入荷時にネックが捻じれていたこともあって、格安で売られていた。
上手く調整したらネックが真っすぐに戻ったらしいが、一度付けた値を戻せないという事情でそのままの価格で店頭に並んでいた。
このジャズマスターを手に入れてからヴィンテージ物には興味がわかなくなった。この先もずっとメインで弾き続けるギターだと思う。
アイハブ時代に扱いがひどくてボロボロになったけど、大切に弾いていきたいギターである。

今までは2年おきにギターを購入していたけど、今の2本を手に入れてから欲が無くなった。振り返ってみればFenderとGibsonばかり。ハイエンド物も好きだけど、自分には合わない。
最近はバンドメンバーがNash Guitarのジャガーを買っていて、出音が素晴らしくて悔しくなったのはここだけの話。

ギター遍歴
2015年:69年製Gibson SG STANDARD
2013年:98年製Fender Custom Shop Jazz Master Build by Fred Stuart
2011年:68年製Fender Mustang
2009年:Fender USA Jazz Master
2007年:Fender USA American Telecaster
2005年:Gibson SG STANDARD