抱えた箱に残る熱

まずははじめに3/2のBlood Prophecy主催のライブをキャンセルしてしまい申し訳ありませんでした。

せっかくのハイパーメタルの日に初めて行く箱でワクワクしていたのですがどうしてもずらせない諸事情により僕が動けなくなってしまったのでキャンセルさせていただきました。

諸々気持ちの整理も兼ねてここに書きます。
本日は真面目回です。

先週2/22にライブハウスで照明をしている際に親から急に電話が入りその時は出られなかったので理由を問うと母方の祖父が急変したとの知らせとその30分後くらいに亡くなったと連絡が来ました。

祖父は晩年足も目も悪かったので施設に入っていたのですがコロナに突入してから規制も厳しくなり面会が全くできない(実娘の母と叔母だけは会ってた)状態でしたが一月暮頃に施設でコロナが流行り、祖父も例に漏れず感染してしまいました。
ですが完治し問題ないことには無かったのですがやはり体力のない老体に新型の病気は厳しかったらしく心肺機能が落ちてしまいそのまま亡くなってしまうという流れだったらしいです。

母方の祖父は実家から家が徒歩2〜3分の距離にあるので小さい頃から頻繁に遊びに行ってはご飯を食べ、パチンコでもらってきた景品のお菓子をもらう、ゲームをやる(スーファミ等)などなどを過ごし怖かったけどいい祖父でした。

家で転んで硬膜外血腫を患った時もたまたま大学生時に自分がパニックを患ったこともあって脳に何かあった際の症状を認識していたのでいち早く気づけて病院に連れてったりといった思い出もあります。
その日はたまたま外出の予定で無理言って親に車で送迎してもらった帰りに家を通ったら電気がついていて気が付けたなどタイミングは持ってる男でした。

式後の食事のタイミングなどでもあんなことが〜こんなことな〜あの時あれをしておけばこれをしておけば、と言ったら話が出た時にあれだけ当時言ったのになぁとは思いましたが今更そんな話をしてもなのでに落ち着きはしたけどやはり身内の死は悲しい物です。

きっと祖父も10年前に祖母を亡くしてずっと寂しかったんだと思います。
親戚の家に入る時に嫌がってうち(僕家)に来たいと言った時もっと後押ししておけばよかったなと後悔はしています。

宗教的な話をすると母方の祖父母は神道の家なので
そのまま家の氏神となるのできっと今は10年ぶりの祖父母の再会を喜びながらこちらを見守ってるでしょう。
月命日が祖父母共々22日なので仲良く揃えたのかなとも思ってます。

就職もしてない、バンドが売れてるわけでもない、孫の顔も見せられてないような不出来な孫でしたが
死ぬまで忘れません。

小さくなって戻ってきた時、両手で抱えた時に残る熱の温度も忘れることはないでしょう。

まずはゆっくり、ゆっくり休んでください。
タバコも二箱入れて一本は指に挟んでおいたから大切に吸ってください。


ありがとうございました。

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