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2023阪神タイガース 10/143〜2003年を思い出す

◇試合結果

vs 読売巨人軍  2-1 ○(6勝3敗1分)
勝 岩崎1勝3H
S  湯浅2H4S

今季巨人戦初勝利!
ノイジー来日初ホームラン!
久々の2得点以上!

……なのだが、どうもスッキリしない。
それはやはり村上の交代が影響しているのだろう

◇ふと、2003年を思い出す

まず断っておくが、私は岡田監督を支持する立場である。阪神タイガース史上において出色の名将だと思っている

しかし、今日の彼の采配は(結果論であるが)誤りだったと思う

完全試合ペースの投手をシーズンにおいて交代させることと、得点が一切取れないクソみたいな攻撃面で作戦を講じることのどちらが優先されるかはケースバイケースなのだろうが、今日に関しては完全に悪手であった普通に考えて同点までは続投だろうと思っていた。

この誤った采配は完全試合ペースかつプロ初勝利の投手を下ろして、裏目に出たわけだから、チームの求心力にすら影響が出かねなかっただろう。勝ちに徹する采配は結果が伴わないと感情のもつれを選手に生み出すのは必定だ。

ただし、負けていれば。

そう、今日は勝ったのだ

この出来事自体が「今日は勝ったけど」という枕詞がつくならば、チームとして多少のもつれをはらみながらも前進できるだろう。
村上投手には次回のチャンスが与えられるだろうし、打たれた石井投手もまだ若い。完全試合ペースの投手の勝ちを消したことをまた糧にして大きくなればいい。

ふと、2003年の東京ドームで、救援投手が打たれて勝ち試合が同点で終わったという試合を思い出した。

あの試合、当時の星野監督は自分の采配ミスを試合後に認めた一方で、「負けなかった」ことを評価した。翌日、阪神タイガースは大勝した。

そしてその時打たれた投手が、藤川球児だったのだ。

石井投手にもそういう成長を遂げて欲しい。

そして、2003年は阪神が18年ぶりに優勝した。

今年も18年ぶりの優勝を目指している。

明日の試合に期待したい。

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