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FXもう一度やってみるよ⑧ 強み⑥ 資金管理がしやすい

今回は軽めの記事です。

ドルコスト平均法では、毎回の資金(何円分買うか)を決めるので、月でいくら、年でいくら、という資金の計画や、これまでいくら積み立てかの把握といった、資金管理がしやすいのも、長期運用にあたっては大きな強みです。

ところで、FXの取引では、ロット単位で行う会社が一般的です。

ロットとは、1度の取引で取引できる通貨数のことで、たとえばヒロセ通商では1ロット1,000通貨。
ロット単位で取引するということは、980ドルや1,220ドルといった、ロット単位で割り切れない分は取引できません。きっちりロット区切りの数量で売買することになります。

この関係もあって、通常の取引では1ロットや10ロットで買うことが多いと思います。こうなると、どちらかというと、資金を固定するのではなく、買う量を固定する感覚になりがちで、毎回の購入額はそのときの価格次第、と言うことになります。

これだと、たとえば月にいくらという制約をはめたい場合、その額を超えないように、毎回購入時に今回はいくら使ったか、月でこれまでいくら使ったか、あといくら使えるか、といったあたりを管理する必要があります。
これは若干面倒です。

なので、ドルコスト平均法の運用では、端数を気にせず運用できるように、1通貨単位で取引できる会社を選びたいところです。
現状、国内では「SBIFX」と「OANDA Japan」が1通貨単位での取引が可能のようです。
ちなみに私はSBIFXで運用しています。
これらのFX会社で運用すれば、1度の購入資金の中で今のレートでいくら買えるかを計算して、その数量を買うだけでいいので、管理がとてもシンプルになります。
ただしいずれの会社も、私の運用している豪ドル円のスワップポイントがいまいち(ヒロセに比べて)なので、そこが若干悩みどころではあります。

ちなみに、私は毎度の積立購入は朝のベッドの上で行うので、スマホから操作できるように、Google Driveのスプレッドシートでその日の価格を入れれば何ドル買うかを自動で算出する簡易なフォームを作って運用しています。
1度の資金とその日の価格から何ドル買えるかを計算するだけなら、わざわざそんなことしなくてもよいのですが、私はその他にも、購入数量の重み付けの工夫をしているので、手計算ではちょっと面倒なレベルなのです。
そういうところをいろいろ工夫できるのも、ドルコスト平均法のシンプルさ故の利点だと感じています。

まとめ

資金計画が立てやすい。
管理しやすい。
長期運用に適している。
(ただし、FX会社選びもけっこう大事)

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