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FXもう一度やってみるよ② どのくらいまで利益を狙えるか

私がお伝えしようとしているドルコスト平均法は、はっきり言って、大きい利益を狙えるものではありません。

・・・というとちょっと語弊があるかもしれません。FXという世界で狙える利益の規模としては、です。
FXは億も狙える世界ですが、私のやり方では、たとえ20年やったとしても、億どころか、ウン千万円もムリです。
せいぜい、リスクを大目にとって、さらに途中うまく売ってキャピタルゲインも得て、やっと1,000万に届くかどうか、というのが関の山だと思います。

これを少ないと感じる方には、私のロジックは適しません。レバレッジを大きくかけ、ハイリスクハイリターンの勝負にかけるしかありません。

私は長期での資産形成を目的としています(短期での値動きを予測した勝負からはドロップアウトしたので、選択肢がそれしかないというのもありますが)。
長期で続けるためには、ともすれば1度の負けで資産が吹っ飛ぶような危険な勝負はできません。損切りをしないので、逆に言うと損切りが不要な状態(含み損が証拠金内で収まる状態)にコントロールする必要があり、そのためレバレッジは低めにしかかけられず、狙える利益は小さくなります。
しかし、20年でやりようによっては1,000万というのは、長期での資産形成としては、決して悪くはないと思います。

余談ですが、FXのようなレバレッジというもので資金を何倍にもふっかけて取り引きするというそのこと自体、異常というか、相当に特殊なものだという認識は持ったほうがよいと思います。
その特殊であるがゆえのハイリターンをあたりまえのように感じてしまうと、お金に対する感覚がおかしくなりかねません。FXで大損する人は、その辺の感覚が麻痺し、証拠金に対して過大なレバレッジをかけてしまうのではないでしょうか。ハイレバレッジでやるにせよローレバレッジでやるにせよ、その特殊性とリスクを、常に頭に置いておく必要があると思います。

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