ギャンブルを勝ち抜くための思考法「期待値思考」について
こんにちは、TKGです。
今回は「競馬って勝てるの??」という疑問を抱いている方に対して見て頂きたい記事となります。
1.競馬で勝つには・・・?
競馬で勝つには下記の2つのレベルアップが不可欠です。
そして、その為には絶対に意識しないとダメな思考法があります。
その思考法こそが「期待値思考」という考え方です。
個人的な意見としては、別に競馬なんて勝たなくていい。
でも長く競馬を楽しむ為には決して養分になってはいけない…。
競馬を趣味として楽しめる程度の成績は残せないと、今後ずっと辛い思いをしてしまいます。
充実した競馬ライフを過ごす為にも、今この記事で正しい期待値についての知識をつけて頂く事をお勧めします!!
2.期待値とは何?
さて、最近は期待値という言葉はかなり浸透してきたと思います。
というよりもあまりにも浸透しすぎてしまったと感じております。
ただ、期待値について誤った認識の人が非常に多いと感じています。
よく聞く「期待値が高い」は本当に期待値が高いのでしょうか?
疑問を抱く瞬間が多くなってきました。そして自分なりに考えてみました
そもそも期待値とは何なのか?
※Wikipediaより引用
確率論において、確率変数の期待値とは、確率変数のすべての値に確率の重みをつけた加重平均である。
確率分布に対して定義する場合は「平均」と呼ばれることが多い。
例えば、賭博において、期待値を受け取れる賞金の「見込み」の金額とすることがある。
よくわかりづらいと思いますので、噛み砕いて説明していきます。
3.期待値の考え方のセオリー
競馬の期待値は、(オッズ×勝利する確率)で算出することができます。
例えば単勝オッズ2倍、50%の確率で勝利する馬を狙った場合
(2×0.5)=期待値は1となります。
上記の計算式による”期待値1”というのは基準値であり
賭ければ賭けるほど回収率100%に収束していく、という事を示してます。
※大数の法則に従って一時的には偏りが生じても、試行回数が多ければ多いほど期待値に収束していきます
単勝オッズ2.1倍、50%の確率で勝利する馬
(2.1×0.5)=期待値は1.05です。
これは買い続けると回収率が105%に収束していくという事です。
もし50%の確率で勝利する馬がいた場合は
"2.1倍以上ついたら買い"
"2倍以下なら買わない方が良い"という判断ができます。
4.期待値の高い馬はどれか?
わかりやすく具体的な例を挙げます。
①勝率45%の馬→単勝2倍
②勝率25%の馬→単勝3倍
③勝率15%の馬→単勝6倍
④勝率10%の馬→単勝12倍
⑤勝率5%の馬→単勝18倍
①-⑤の馬がいたと仮定します。
この場合多くの人が軸として買うのは①の馬、もしくは②の馬となります。
それは何故か?その理由は
確かに④や⑤の馬を軸にするのはちょっと確率が低すぎますよね。
ただし、競馬は毎週行われます。
であれば、"長期的な目線で見て損をしない馬"を絶対に買うべき。
①勝率45%の馬→単勝2倍 =(2×0.45) =0.9 回収率90%
②勝率25%の馬→単勝3倍 =(3×0.25) =0.75 回収率75%
③勝率15%の馬→単勝6倍 =(6×0.15) =0.9 回収率90%
④勝率10%の馬→単勝12倍 =(12×0.1) =1.2 回収率120%
⑤勝率が5%の馬→単勝18倍 =(18×0.05) =0.9 回収率90%
長い目で見て買うべきは期待値が1を超える④だけですね。
④以外を買い続けた場合、最初は運で勝っていても、やればやるほど損をする仕組みになっています。
それにもかかわらず①②③⑤を買ってしまう人が多い。
これが競馬でほとんどの人が負けている真相です。
ハッキリ言って、目先の1レースの的中・不的中はさほど重要ではないです。
また、陥りやすい罠としては、穴馬=期待値が高いというわけではありません。無理に穴を狙う必要は全くありません。
競馬は”オッズゲーム”です。
人気・穴に囚われず、当初の本命候補にも囚われず
冷静にオッズ次第で狙う馬や買い方を見極める必要があるシビアなゲームなのです。
5.期待値は競馬には使えない?
ここまで期待値について話しましたが…
そもそも競馬には期待値って使えなくね???という意見も見かけます。
それは下記2点が理由でしょう。
つまり、「具体的な数字が目に見えていない」という事。
上に挙げた例のように勝率とオッズが目に見えていれば簡単ですが、実際には見ることはできません。
走ってみないとわかりません。
オッズも当日にならないとわかりません。。
騎乗や馬場や展開などで簡単に着順も入れ替わります。
能力査定の誤り、馬の調子が予想外に悪い、馬が気分を損ねてしまい走らない、アクシデント、不利を受ける、など様々な理由で馬は走りません。
本来は"期待値は確率が一定のもの”に適用するものです。
よって競馬に期待値を当てはめるのは非常に難易度が高いと言えます。
だからと言って、競馬に期待値思考は使えないから意味がない!
と諦めてしまうのも違うと思っています。
※netkeibaの買い目登録機能を使えば、紙馬券で勝った時の買い目も登録しておくことができ、集計も自動でやってくれるので便利です。
※回収率は短期的視点ではなく長期的視点で見て考えてください。
正解かどうか判断がつく前に諦めてしまっては何事もうまくいきません。
6.他のギャンブルと競馬を比較してみる
競馬と他のギャンブルの「期待値」を比較します。
期待値に近い言葉として「還元率」という言葉があります。
還元率とは売り上げに対して配当に充てられる金額の事です。
例えば、一般的に認知されている「宝くじ」は還元率としては鬼低いです。
しかも高額当選を含めてこの還元率。
ごく一部の人に高額を還元する一方で、ほとんどの人は回収率50%は余裕で切る仕組みになっています。
宝くじはあくまで夢を買うもの。
「儲ける」という視点で考えると、宝くじは絶対に手を出してはいけないギャンブルということが言えます。
さて、競馬の還元率は75%です。
これだけ見ると競馬は勝てない…と考えてしまいそうですね。
もちろん何の戦略も立てずに購入すると還元率の75%に収束していきます。
無策で戦っていくと勝ちにくい部類のギャンブルになると思います。
競馬は還元率75%と言っても
【1000万の売上があったとしたらまずはJRAの取り分が250万。残りの750万円を馬券購入者が取り合う】仕組みになっています。
競馬で勝っている人の割合は、おおよそ全体の2%程度と言われています。
7.まとめ
競馬は大体98%くらいの人が負けていると言われています。
僕も下ムラを引き続ければ、年間で100%を下回る可能性が十分にあります。逆に下手でも上ムラを引ければ年間で150%を超える可能性もあります。
ですが、競馬で勝つ為には"勝ち逃げor期待値を理解する"しかありません。
さて、今までお話ししたのはあくまでMethod(考え方)の部分。
それに加えてMoney(資金管理)、Mental(メンタル管理)の要素を組み合わせれば、競馬の勝率をグッと上げる事ができるはずです!
自分は常にこれを意識して予想を出していきます!
日々のツイートもこれを意識しています!
是非自分の考え方に触れて頂き、そして参考にして頂き、少しでも競馬の回収率アップを目指して共に頑張っていきましょう🔥
最後にお願いです。
少しでも参考になった!という方は是非記事のハートマークを押して頂けると嬉しいです。
長くなりましたが、読んで頂き、ありがとうございました。
皆様の競馬LIFEがこの記事によって少しでも好転することを願います!
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