本当に怖い話その3
あと49日。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120895051/picture_pc_332a3cc858dc436482572ba51baa170f.jpg?width=800)
毎回毎回イベント宣伝すると思わないで下さい。
僕の先輩の話です。
車の免許を取得して先輩の知り合い男2人でドライブにでました。場所は新潟市西蒲区の海っぱたにある国道402号線、シーサイドラインという道。シーサイドラインは海岸沿いに30km程の道ですが、昔から事故のたくさんある場所でした。彼らは真夜中にシーサイドラインにてドライブをしておりました。真夜中ということもあり周りに他の車が走行しておらず、2人でダラダラとトラッシュトークをしております。ちなみにシーサイドラインでは新潟県の肝試しのメッカとなる場所が多数あります。彼らはドライブしながらドッキドキハプニングを期待して真夜中の海を横目にチラチラと眺めながら南下するのでありました。
突然、バックミラーにパトランプが点灯しました。
「えっ!」
パトカーが後方でスピーカーを使い
「前の車止まってくださーい」と言ってます。
法定速度で走行、ましてや飲酒運転などしておらず、もっといえば大麻も持っていない彼らは堂々と停止し、なぜ止められたと驚いております。
警察官が彼らの車に駆け寄りこう話します。
「ダメじゃないかっ!死にたいのかっ!酔っ払っているのかっ!死んだらどうするっ!」
何を言っている?ただドライブしていただけなのに、この騒ぎよう。違和感を彼らは言葉にしました。
「どうしたんですか?」
警察官はこう言います。
「もう1人はどこへ行った!」
いや、彼らは2人でドライブしておりました。2人しかおりません。
「いや、僕らは2人でドライブしていました。」
警察官は続けて言います。
「ふざけるなっ!車の屋根にひっついてた髪の長い女がいたろっ!どこに隠れてるっ!」
ジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャーン、これが僕らのバンド名の由来です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?