また出会えた

クジラの子らは砂上に歌う 再演


まさか、本当に再演があるなんて思いもしなかったので、発表された時は本当に嬉しかったなぁ。
だけど、空席があったとはいえ最後にはとても良い形で千秋楽を迎えた初演より良いものが出来上がるのだろうかなんて勝手に不安を抱えていて、、、良い思い出は綺麗なまま置いておきたいみたいな。笑


不安と緊張のまま迎えた初日、その不安は一瞬のうちに興奮へと変化した。演出もかなり変わっていて、しかも大迫力の殺陣。隣の人に心臓の音聞こえるんじゃないかレベルでバクバクしてた。
キャス変に若干複雑な気持ちを隠せずにいたけれど(再演キャストが嫌なわけでは全くない)、初日を観終えてそんな無駄な感情なんていらないと思い知らされた。作品中のテーマでもある、今いる人が覚えて伝えていく事が大切なんだ。初演、再演なんてない全て含めて舞台クジ砂なんだと思う事が出来ました。
ヌースの表現が良いなと思った!本当に未知の物体が蠢いてる感じが綺麗に表現されていたのではないかな。
あと、相変わらずサイミアが良い。使う人によって表情がコロコロ変わって、照明も合わさり本当に綺麗。これぞ演劇を観る醍醐味!で大満足です。

曲も合わさって再演のクジ砂は明るい未来にあったなと思った。
またいつか砂の海で会いたい。

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