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【SV S4 最終409位】カイナアマガドオー+高速特殊アタッカー

はじめまして。tkdと申します。
構築記事へのアクセス、ありがとうございます。
今回初めて最終3桁&R2000に到達したので、記念に構築記事を書かせていただきました。

コンセプト

・サイクル戦で相手のポケモンを消耗させ、高速特殊アタッカーでスイープする
・テラスタル込で使用率上位のポケモンに対面で勝つ方法を考え、サイクル以外の選択肢を用意する

経緯

S3最終1位のレンタルパを使用して、チョッキテツノカイナ+アーマーガアの使用感が良かったので軸とした。サイクル戦で消耗した相手をスイープする高速特殊アタッカーとしてテツノツツミとハバタクカミを採用。炎テラス竜や積みエース(特に竜舞や、剣舞+先制技持ち)が苦手だったので、HB特化カウンター天然ドオーを採用。最後に催眠対策としてサーフゴーを採用した。

個体紹介

テツノカイナ@突撃チョッキ

テラスタイプ:フェアリー
特性:クォークチャージ
性格:意地っ張り
229-211(252+)-128-x-114(204)-77(52)
ドレインパンチ じゃれつく 地震 ボルトチェンジ
調整意図はS3の1位参照

主にテツノツツミ、テツノドクガ、サーフゴーに対して受け出しする。地面テラスだとテラス後にセグレイブに弱くなるのが嫌なのと、Bに振っていないカイリューをテラスじゃれつくで押せそうだったためフェアリーテラスにしたが、HBゴツメカイリューが多かったりセグレイブと対面するのは既に削られた状態だったりでそこまで活きた感じはしなかった。ステロ踏んだ後にフェアリーテラスを切った状態で眼鏡テツノドクガのヘドロウェーブを耐えた時は流石にこのポケモンの性能の高さに衝撃を受けた。
スカーフサーフゴーにテツノカイナを受け出しすると最初はほぼ確実にカイリューかカバルドンに引かれたので、カバルドンがいない場合はボルトチェンジ、いる場合は素引きしてテツノツツミを出す動きがよく通った。
選出率4位タイ

アーマーガア@ゴツゴツメット

テラスタイプ:ドラゴン
特性:ミラーアーマー
性格:腕白
205(252)-107-172(252+)-x-106(4)-87
ブレイブバード ボディプレス 蜻蛉返り 羽休め
HBぶっぱ

対面操作技の蜻蛉返りと回復技の羽休めは確定として、コノヨザルへの打点としてのブレイブバードとドドゲザンへの打点としてのボディプレスを採用。鉄壁が欲しい場面もあったが特殊アタッカーに引かれて腐ったり急所が怖かったりといったこともあり、積み物理への回答はドオー採用にしてアーマーガアは技範囲を広げる方向にした。
ミラーアーマーとタイプを活かして初手のクエスパトラと打ち合ったり、ハバタクカミの攻撃を1発耐えてブレイブバードで大きく削ったりと、物理を受ける以外の場面でも活躍してくれていた。
選出率3位

テツノツツミ@気合の襷

テラスタイプ:地面
特性:クォークチャージ
性格:臆病
131-90-134-176(252)-81(4)-206(252+)
テラバースト フリーズドライ クイックターン アンコール
CSぶっぱ

命中不安を解消し、水と弱点をつける範囲が似ていて且つ受け出されやすい電気や鋼のチョッキポケモンに抜群を取れる地面テラバーストを採用。命中不安自体は確かに解消されたが、他のポケモンにテラスタルを切った場合に鋼への打点がなくなり諸説あった。
初手クイックターンでの対面操作が特に初手テツノドクガに対して様子見しやすく有効だった(ハバタクカミやサーフゴーはスカーフが少なくなかったため初手対面時は素引き)。また、ブーストエナジーでないクイックターンで眼鏡と誤認してか、相手のアンコールへの警戒が薄れていた試合も多かったように感じる。
カバルドン入りの構築とマッチすることが多かったため襷については活きた場面は少なかったが、思い切った行動が取りやすかったのは襷の行動保証があったためでもあった(数は少なかったがスカーフドクガに当たったこともあり、それでも初手のドクガ対面でクイックターンを押せていたのは襷のおかげだった)。
選出率2位

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:鋼
特性:古代活性
性格:臆病
133(20)-63-107(252)-168(100)-156(4)-189(132+)
※A個体値21(色証付きが嬉しくてそのまま使用)
HB 特化セグレイブの地面テラス地震を14/16で耐え
   特化テツノカイナの地面テラス地震を確定耐え
   特化カイリューの+1地震を確定耐え
HD 臆病ハバタクカミのシャドーボールを確定耐え
C 余り
S 最速トドロクツキ抜き

チョッキ特殊アタッカーや受けポケモンを起点に瞑想を積み、痛み分けで回復しながら相手に削りを入れ、上がったCで倒した後次のポケモンにまた痛み分けで回復+削り、と一度積む展開に持ち込めれば無双することも少なくなかった。痛み分けで相手のHPがわかるため、確実に倒し切れるタイミングを見計らうことが出来たのも強い点と感じた。テラスタイプは耐性が優秀な鋼で、積みのチャンスを作ったり氷の礫を耐えたりしていた。
選出率4位タイ

ドオー@オボンの実

テラスタイプ:水
特性:天然
性格:腕白
237(252)-95-123(252+)-x-121(4)-40
地震 毒々 カウンター 自己再生
HBぶっぱ

セグレイブのつららばりに耐性をつけ、他の技を使わせてカウンターを刺すためテラスタイプは水。身代わりのないカイリューに強めで、テラスタルを切ればセグレイブやサイコショック持ちのハバタクカミとも戦える。コノヨザルを除く積みポケ全般にも出せるだいぶ万能なポケモンに感じた。
やられて厳しめに感じたのは、火力アイテム+高威力タイプ一致(例:テツノドクガの眼鏡オーバーヒート)や火力アイテム+弱点をついてくる技(例:眼鏡サイコショック)だが、これらはテラスタルで回避出来る場合もあった。毒が入らない浮いている特殊ポケモンにだけは何も出来ないので注意(当然)。
弱点は明確ではあるが、ドオー1匹で相手のポケモンを2匹倒すこともよくあるくらいには強いポケモンだった。被弾回数が多くなりがちで追加効果や急所が怖いポケモンでもあったが、シャドーボールのDダウン1回くらいなら自己再生で粘って毒ダメージで勝つこともあった。軸として採用したわけではなかったが、恐らく1番勝ちに貢献してくれたポケモン。
選出率1位

サーフゴー@こだわりスカーフ

テラスタイプ:ゴースト
特性:黄金の体
性格:臆病
165(20)-58-116(4)-177(188)-120(68)-146(228+)
ゴールドラッシュ シャドーボール パワージェム トリック
HB 特化セグレイブの地震を最高乱数切り耐え
   特化テツノカイナの地震を確定耐え
HD 臆病ハバタクカミのシャドーボールを最高乱数切り耐え
C 余り
S 最速カイリュー抜き

催眠対策の補完枠として採用し、主にキノガッサやアラブルタケがいた時に選出したが、あまり当たらなかったため選出回数は非常に少なかった。そのため考察があまり進んでおらず、パワージェムの枠とテラスタイプは改良の余地があった。練度においてもまだまだだったので、もう少し上手く使ってあげられたら良かった。
選出率6位

選出

基本的に → カイナ/アマガ/ドオーから2匹 + ツツミ/カミ/サフゴから1匹
カイナアマガドオーからどの2匹を選んでも受け切れなさそうな構築が相手の時 → 対面的に3匹選出 or ツツミカミサフゴから2匹とクッション1匹
先発は、コノヨザル入りにはだいたいアーマーガア、テツノドクガやカバルドン入りにはだいたいテツノツツミを出していた。

最後に

暇士さんのBW実況を見てBW2を買った時は厳選が面倒すぎて結局一度も対戦せず、それ以来ポケモンを買っておりませんでしたが、10年程経って手を出したSVは厳選が楽で(ただしテラピースは除く)S1からがっつりランクマにハマっています。
最終日は運も良かったこともあり12勝1敗と好戦績でしたが、目標としていた最終3桁&R2000を達成できそうだったのと深夜4時頃になっていたためステイしました。今後は最高レート更新を目指しながら引き続きランクマを楽しんでいきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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