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Power Platformで、社内アプリ作成と可視化を行ってみる。その3 Power BI(Power Query・モデリング)

・自己紹介

 佐賀県の小売業(和服)でひとり情シスを行っています。

和服の日まで残り約1週間、週間天気予報では佐賀は「晴れ」の予定なので、間に合うよう頑張って作成したいと思います。

・前回の内容

 和服の日(10月29日)に、社員が和服を着て、佐賀の街を散策する際に使用する共有アプリ(PowerApps)を作成中しています。

前回は、Power Appsで撮影した写真をPower AutomateのコンピュータビジョンとFaceAPIを利用して、写真の分析を行って、データの格納を行いました。

・今回の内容

 PowerAppsで登録したデータとPower Automateにて写真分析したデータを元にPower BIにてデータ取得・Power Query(加工)・データモデリングを行っていきたいと思います。

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・データ取得について(構造)

 可視化するためには、データ構造がどんな風に作成されているかを再確認

 1.Power Apps側

  概略であるが下記の構造となり、グループ毎・場所毎に写真(ファイル名)が格納されている。

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 2.写真(分析)のデータについて

  写真分析については、コンピュータビジョン(キャプション・タグ)とFace API(顔認識)で取得した情報を利用する。

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・Power Query

 データ取得したデータは、分析するには不要な項目やデータが分かれているのもあるので、Power Queryで加工・変換を行う。

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・データモデリングの設定

 1対多の関係になることが前提で、正しく分析・ドリルダウンが行えるようモデリングの設定を行う。

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・動作確認作業

  正しくモデリングされているかどうかの動作確認。

 位置情報や該当するキャプション(写真分析)一覧と写真が表示とキャプション名選択時の動作確認する

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振袖写真を分析してみたが、やっぱり「ドレス」としての認識が高い(写真によっては「デイドレス」とも認識することもある)。

タグ情報の「花」については、振袖の花柄を認識たのだろうか。

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・次回について

 和服の日実行委員会と相談しながら、ビジュアル部分の作成を行う。

 


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