【日記】体調

 昨年の終わりから酷く身体を壊していて、1月中はずっとダメだった。
先々週から随分とよくなり、昨日はダメで、今日はかなり元気だ。原因不明の異常な疲労感と咳+熱でどうしようかと思ってたが、そろそろ先月受診した人間ドックの結果がでるので、色々明らかになるはず。
 
 今年は漫画本をちゃんと読もうと思う。これは感想をnoteにあげてゆくのもいいと思った。特に少女漫画を読んでゆきたい。活字本はパレスティナ関連本とまんだらけでの連載『夢と重力』の記事でいっぱいいっぱい。あと隙間時間で英語の本を読んでいる。蝸牛の歩みで…。   
 
 英語は大苦手なので克服したい。よく海外のヴィンテージ・マンガ・オタクからDMがくる。どうせなら勉強したい。ライアン・ホームバーグにも勉強、勉強、勉強、と言われたことがある。仰る通り。
 SEG系の英語多読はだいたいファンタジー小説を勧められるが、読んでみると結構、知らん単語があって困る。「歩く」一つとってみてもいろんな言い方があって困る。伝記が読みやすく、むかしはよく日本で翻訳されていないジャズ・ミュージシャンの伝記を読んでいた。意外とこういう方が簡単に読める。
 昨日はNoam Chomsky and Andre Vltcheck『On Western Terrorism from Hiroshima to Drone Warfre』pluto press,2013読了。日本語版もすぐ出版されていたが、そのときはドローン戦争のイメージがあまりわかなかったことを思い出した。
 
 漫画本もちゃんと読みたい。しかし活字の方が読むのが楽だ。
①賀楽ゆうじ『アヤシモン』三巻
②谷口菜津子『ふきよせレジデンス』『うちらきっとズッ友』を読む。
①は前作『地獄楽』が山田浅右衛門が主人公だったので、それがきっかけで知った。山田浅右衛門は 篠田鉱造『明治百話』(岩波文庫)で初めて知り、その後、小島剛夕&小池一雄『首切り朝』や、牧口雄二監督『毒婦お伝と首切り浅』で知った。思ってたのとちょっと違ったが、ジャンプの漫画をほぼ読まなくなって久しいので新鮮だった。『アヤシモン』の方が飲み込みやすい物語。楽しく読んだ。主人公が漫画が好きで、ヒーローに憧れるのは、ワンピースだってヒロアカだって同じだが、なぜかその二つよりも隠キャっっぽくて、奇妙だった。途中で要町駅が出てきて苦笑した。賀楽先生は、扱う素材や興味が、自分と重なるところがたまにあり、気になるので読んでしまう。
②谷口先生は女の子の絵が素晴らしく、また絵に個性というと陳腐だけれども、むかしから絵に魅力がある。一枚の絵から立ち上がる物語がある。人々の顔もヴァリエーションと描きわけ豊かで『ふきよせレジデンス』には、メイク前と後で全然顔が変わる女の子が出てくるのだけれど、どちらも可愛いのがすごい。物語も、なんか深いことを言っている気がする。

 不吉霊二さんが源氏物語にハマっているらしく、私ももう一度読もうと思う。高校か大学のころに谷崎潤一郎訳の源氏と、原書を付き合わせて読んだことがあるが、谷崎源氏が原書よりも難解で困ったことがあった。源氏はいまいちよく分からず、後半の夢浮橋がよかった朧げな記憶しかない。
 もともと小中は理数系のオタクなので、情緒的なものがまったくわからない。一番苦手な科目なのは英語と国語(とくに現代小説と王朝文学)だったので、それを融合させたサイデンステッカー訳の『Genji』と付き合わせて読んでみたい。YouTubeで宮台真司が苦手なことをやるやつはアホだと言っていたが、アホなので苦手なことをやる。そもそも漫画だって苦手だ。

とはいえ最近、結構自分の漫画を描いている。そろそろ連載はじまるはず。すでに130ページはできてます。乞うご期待。

以上。

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