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あれだけ百聞は一見に如かずと言っているのに!子育て編。

全32巻の漫画、コウノドリを読み終わった。ドラマで2シーズンやっていたので、ご存知の方もいるかもしれない。2017年からちまちまと、4年かけて読んだ。何度も読み返しているし、きっとこれからもふとした時に読み返す自信があるくらい、好きな漫画。

制作者の意図するところではないことは承知の上で、(コウノドリに限らず)妊娠出産子育て関連のメディアに触れるたびに「大変すぎて私には無理」と感じていた。体調が悪化して体力は削がれるし、今までのスケジュールで生活できなくなるし、言葉が通じないし、いろんなところが汚れる。
今思い返せば、無意識のうちにネガティブな情報を選んでいたように思う。そうすることで、選択肢を簡単にしようとしていた私。

という訳で、「子育ては大変だけど、子供は可愛いし産んで良かったよ」という友人たちの言葉を聞いても、「いやいや大変すぎるでしょ、この大変さがカバーできる可愛さって一体何なの、無理でしょ~!」と心の中で思っていたこと数十回。

ところが先日、その思いがちょっと変わる出来事があった。

友人の家に生まれた子供に会いに行った
まだ1歳になっていない子。こちらに注意を向けてはいはいで寄って来てくれると、嬉しい。大人しく抱っこされてくれると、嬉しい。
あれから数日経っても「あの子元気にしてるかな」と思いを馳せてしまうし、その子の未来を見てみたい。恋かもしれない。

そして気付いたことは、「子育ては大変だけど、子供は可愛いし産んで良かったよ」の後半部分に今まで全く触れようともしてこなかったこと。

ちょっとそっちの世界も覗いてから、自分がどうしたいか決めたいと思えた。盲目にならずに、自分の目でしっかり見ておかねばな~。

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