11歩目:雑感 (とある炎上について)
おはようございます、たかです。Twitterでも少し触れましたが、思うところがあってツイートを控えていたあの企業の話です。あくまでも個人の感想ですので、そんな考え方もあるのねとご覧いただけたら幸いです。どうぞお付き合いください。
事案について
詳細についてはここでは伏せますが、私も少しツイートしたとある企業さんの炎上案件について。端的に言ってしまえば労働組合のイベントで周囲の方にご迷惑をおかけしたという話です。
久しぶりのイベントでお酒もあって、天気も良いとなればテンションが上がってしまうのはわかります。私自身は積極的に参加するクチではありませんが、お酒は好きですし、仲間内でのイベントというのは楽しいものです。
しかし、その楽しみというのはあくまでも仲間内の中だけで通用するものです。周囲の方にご迷惑をおかけしてはいけないよ、なんて小学生の頃から言われていることではないでしょうか。
ましてや、この件では帰属先を明記した幟を立てていました。もちろん帰属先がバレなければ何をやってもいいということにはなりませんが、このご時世、何かあればクレームが届くということは当然のことでしょう。
そして、クレームが続けばこういったイベントは開催できなくなる可能性が高くなるということは容易に想像できることです。自分で自分の首をしめるわけで、大人が揃っていながらなんでこんな…と言わざるを得ません。
この件についても、幹事の方が事前に周囲の方に挨拶して、イベントの参加メンバーに対しても外部の方に迷惑をかけないように、と手を尽くしていれば避けられたことなのではないかと思います。
企業と労働組合
さて、この件について株価は無風でした。これは制度、及び、理論上は当然のことです。詳細については省きますが、(登記をしていれば)企業とは別の法人格をもつ存在であり、企業とは敵対することが多い存在です。
厚生労働所のHPによると「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」であり、これは日本国憲法第28条で保障されているものなので、私はどこかに所属等しているわけではありませんが、労働組合の存在については否定はしません。
休日の労働組合のイベント、すなわち就業時間外のプライベートのことですから、企業としては関与できることではありませんし、クレームを入れられても困るというのが本音だろうと思います。
しかし、労働組合の構成員は企業の構成員であり、一般の方からすれば労働組合のイベントであっても、企業の社内イベントとして認知されるというのが実際のところなのではないでしょうか。
そして当然の様に、何かあれば「どこの誰」というのは企業名で判断されるわけです。今回はイメージ上の問題となっていますが、このような事案が続けば、それは企業にとってプラスにはなり得ないと思います。
つまり労働組合の問題だからと、経営に影響が及ぶような事態になるまで無関係を貫いてしまうと、結局は企業価値が棄損されるのではないかと考えています。
炎上について
どこまでの規模の炎上なのか、もうすでに収まったのか、情報収集していないのでわかりませんが、検索しないと出てこない程度だったので、少し炎上したぐらいになるのでしょうか。
私のツイートもRTされたこともあり見に行ってみると、炎上させることが目的と思われるツイートが多数あるなど、おおよそ建設的な議論には程遠い状態であり、すくなくとも気持ちの良いものではなかったと記憶しています。
私としては企業がどのように考えているかを知りたかったのもあり、書類を作成するなどしていたのですが、それが炎上の材料にされるというのはあまり良い状況ではないと考えていました。
炎上させ社会的制裁を加えることで、一時の快楽を得る方もいらっしゃるようですが、炎上では何も生産されませんし、得るものはないと考えます。
完全に納得の上でとはいかないでしょうが、一応、当事者間では解決しているものですので、同じような事案が起こらないためにどうするかという点を考える段階なのではないのでしょうか。
今回は幟があったことで明らかになった部分も多いと思うのですが、「じゃあ、次からは幟は無しで」となってしまえば、同じことが繰り返されるだけで、それでは意味がないのです。
残念ながら、すでに起こってしまったことについてはどうしようもないのですが、この件が少しでも意味があるように扱われることを期待します。
最後に
先述のとおり、企業がどのように考えているかを知りたかったこともあり、企業に対しいくつかの質問をしました。おそらく回答は無いと思いますが、もし来たらその際にはまたご報告させて頂きます。
最後までご覧いただき有難うございました。それではまた。
2022.06.12
たか (@tKappaCom)
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