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JAWS PANKRATION 2024でCloudWatchの話をしてきました #jawsug #jawspankration #jawspankration2024

こんちゃす、俺くんです。8/24 - 8/25に開催された24時間オンライン開催のクレイジーイベントであるJAWS PANKRATION 2024にてオブザーバビリティとCloudWatchの話をしてきました。

イベントページ

俺くんのセッション

登壇資料 (EN + JA)

登壇のきっかけ

今年6月に開催されたAWS Summit Japan 2024の翌日にAWS User Community Leaders Meetup 2024というイベントに参加しまして、そちらで「JAWS PANKRATION 2024のプロポーザル提出期限が6/30だからみんな出してね!」という共有がありプロポーザルを出してみたら無事通ったという経緯です。イベントが6/22でプロポーザルを提出したのが6/23だったので "速" がでちゃいましたね。AWS Summit等のイベントで疲れ果ててホテルでプロポーザルを書いていたというのが事実です。

プロポーザル

出したプロポーザルはこんな感じです。

# タイトル
How to achieve full-stack Observability with AWS
(フルスタックオブザーバビリティをAWSで実現する方法)

# 概要
In modern distributed complex systems like microservice architectures, observability is essential for quickly identifying issues.

While understanding the concept of observability as proposed by the CNCF, I will suggest methods to achieve full-stack observability utilizing AWS services.

マイクロサービスアーキテクチャのような近年の複雑な分散システムでは、問題を迅速に特定するためにオブザーバビリティが不可欠です。
CNCFが提唱するオブザーバビリティの概念を理解しつつ、AWSのサービスを利用してフルスタックオブザーバビリティを実現する方法を提案します。

https://jawspankration2024.jaws-ug.jp/ja/timetable/TT-44/

実は現在の業務で携わっているプロダクトはまだまだ運用フェーズに至っておらず「サービスで◯◯がペインだったので✗✗を使って解決した!」みたいな良い感じの話ができません。運用で発生する課題こそ登壇のネタなので非常に困った。どうせならオブザーバビリティの話をしたい・・・そうだ、改めて今のCloudWatchについて整理して話してみるか!Application SignalsでTraceもできるようになったしな!!!みたいなノリで出しました。

資料作成

Googleカレンダーを見ると7/17から資料作成に着手していたようです。業務では締め切りが見えているタスクを複数抱えちゃって精神的なプレッシャーがあり辛かったというのと、SRE NEXT 2024のスポンサーブース対応で東京に出張した翌日くらいから体調を崩してしまって (後述) 3週間程度パフォーマンスが上がらなかったという状態があり割とギリギリの感じでした。

「登壇時間が15分なのであまり多くは喋れないな」「だったらCNCFとObservability Whitepaperについて重点的に説明しつつ、CloudWatchをどうやって使うと良い感じになるのかをざっくり話そう」という方針で資料を作ってました。最初はもりもりになってしまいスライドが50ページとかになってしまったので余計なページを削っていきました。会社紹介のページが無いのもそういうことです。

JAWS PANKRATION 2024の縛りとして資料は英語で作成する必要があります。ただし、翻訳と文字起こし機能があるから発表自体は日本語でも英語でもいいですよと。なので、資料は英語・発表は日本語スタイルで臨みました。日本語の資料が完成してから一通りDeepLを駆使して翻訳していき、文字数が多い箇所については簡素化・最適化していくという流れで時間も最適化することができました。セルフリハーサルで13:30〜14:00だったので割と良い分量だったように思えます。

自分の登壇について

4-5回リハーサルしたので噛みそうなところ、補足したほうが良さそうな場所が明確になってたので割とスムーズだったように思えます。事前に運営スタッフの方から「喋るときは細かく区切ったほうが文字起こしの精度が出る」と共有頂いており、意識していたのかはさておき上手く文字起こしされていたようでなによりです。

ちなみに登壇するまでに時間があったので、Adam Seligmanさんのマネをして部屋にタオルマフラーが映り込むように配置してました。ガムテで。

余裕がありそうな無さそうな微妙な表情
やっぱガムテよ
せっかくだしMidnight JAWS感を出してみた

イベントについて

まずは関係者 (特に運営) のみなさまお疲れ様でした。3度目の24時間イベントなのである程度の知見があるとはいえアーキテクチャも変わってるでしょうし、精神的・体力的に大変なことには変わらないでしょう。途中で発生したトラブルも迅速な原因特定と対処により大きな問題にならなかったのは "現場力" があるメンバーを運営スタッフに揃えた結果だと思ってます。本当にお疲れ様でした。

登壇後のVoicePing部屋で実行委員長の吉江さんと話してて印象に残っているのが「海外のカンファレンスに英語でプロポーザル出して英語で資料作るってめっちゃハードルあるやん?でも今回のJAWS PANKRATION 2024でやってみたら意外といけることがわかったと思うんよね。だから将来的に海外のでかいカンファレンスへのきっかけだったり足がかりになったらいいと思ってる」っていう吉江さんの言葉でして、確かに英語で登壇資料を作るって初めてだったけど (表現とか細かいのはさておき) なんとかなったし、次もできるような気がするという自信が得られたのが大きかったなーと思ってます。

次のステップである英語で発表・登壇するというのはさらに1つ2つハードルが高くなると思うんですけど、今回のJAWS PANKRATION 2024を経て「挑戦してみたらもしかしたらやれるかもしれない」という自信というか自分の中の可能性をもう少し信じてみてもいいんじゃないかなーと思えるきっかけになりました。吉江さんありがとう。串カツ田中で打ち上げしようね。

というわけで正直体調崩すくらいめちゃくちゃハードだったんですが、終わってみれば身体も気持ちもスッキリ、俺のJAWS PANKRATION 2024はこのブログ記事を持って終了です。ありがとうございました!

次の話

「会社のお金で広島のJAWS FESTA 2024に行きたいなぁ、そうだJAWS PANKRATION 2024のプロポーザルをちょっとアレンジしてJAWS向けのやつで出してみたら通るかもしれんな!ガハハ!!!」

通っちゃったか

というわけで広島で会いましょう!!!!!!


おまけ : 俺くんと咳喘息くん

みなさん覚えていますでしょうか。2023年は咳喘息の年でステロイドの吸入薬を手放せない状態が続いていました。SRE NEXT 2024の後から咳喘息がぶり返してしまい、治るのに3週間ほどかかりました。

伝家の宝刀テリルジー

咳喘息との戦いは覚えている範囲だとこんな感じでした。
・2023/07/29
 JAWS-UG東北 (秋田) でコロナになってから激しい咳が出始める。
・2023/08/18
 JAWS-UG東北 (いわて) で帰りの新幹線で咳をしすぎてトイレで吐く。
・2023/09/xx in 札幌
 シルバーウィークで遊びに来たが咳をしすぎて建物の影で吐く。
 ついでにインフルも貰う。
・2023/11/04
 AWSカーニバル (最高に楽しかった) の帰りの高速バスで息苦しさを感じてやばいと思い呼吸器内科を予約。
・2023/11/07
 呼吸器内科に通院し、気管支炎から咳喘息へ無事昇格。ここから半年のテリルジー生活開始。

昔から気管支が弱くて咳が出やすい体質ではあったんですが、さすがに2023年は半年くらい咳をしていたので辛かったです。テリルジーも保険適用で3000円 / 月とかだった気がするので安くはないのだ・・・。

しかし2024/04/13に開催されたぺちこん小田原の帰りの車内 in ちゃちいカーでなぜか急に咳が止まるというミラクル。併発してた中耳炎も治りました。クリーンな状態で札幌に来て5月6月7月までは元気だったんですが・・・タハハ・・・こんなになっちゃった。

しかし8/20に収録したポッドキャスト (ツナギメエフエム) あたりから急に咳が落ち着き、若干痰が絡むくらいで回復していきました。辻褄合わせに定評のある男だ。

というわけでみなさまも咳と息苦しさにはお気をつけくださいませ。