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中二盾重ショを使いたい初心者向け解説

こんにちは。はじめまして。

TKと申します。AC6PS版で主に中二重ショを使用している者です。
シングルSランク、リダボも一時期ではありますが中二重ショで載りました。

最近、カスマなどで中二重ショを使用してくれる方を見かけ、またX上でも使ってみたい!といった声を目にしました。
ただ、中二重ショは正直難しいアセンで、何も分からず始めると思い通りに勝てず挫折しやすいアセンであるとも思っています。
それでも、中二重ショはこんなにカッコよくて強いんだよ。ということを今から始める人に伝えたく、ここに私の知見を残します。
これが、これから生まれる新たな中二重ショ使いの礎になることを願っています。

あくまでこれはまだ使用したことない中二重ショ初心者の方向けの内容を意識しています。当たり前だろ!みたいな内容もあるかもしれませんが、ご容赦ください。


機体説明

こちらが今から説明する中二重ショです。所謂黄泉路ロボですね。

黄泉路ロボ

極限まで重量を削り、全対面を見れるようにした結果、全対面に有利が付かなくなった

自分の技量が限りなく勝率に直結する

美しいアセンだと思います。
生まれたキッカケは

盾を使いたい!
→相性がいいのは重ショ
→火力出るから軽くして引き機を見よう!

みたいなはずです。
色々派生はありますが、現状中二盾重ショの結論編成だと思います。

各パーツの説明を下に残します。それぞれの意味を知った上で改良すると、アセンへの理解度が高くなるので是非読んでみてください。

武装編

・重ショ
いわずもがなつよつよ武装です。
これ1本で衝撃、ダメージ全てをカバーしてくれます。
また、スタッガー延長効果もあるため、重ショコンボをしっかり決めるのが中二重ショを使用する上で重要ポイントとなります。

・レーザードローン
改良する際に手を付けるのはここかな?と思いますが、結構この子も大事です。
中二重ショで起こりがちな火力不足をこれで解決します。
基本はチャージ運用です。ノンチャはミリ削り、AP有利取得ぐらいしか使いません。
重ショスタッガーコンボにこれを絡めると大体2000~4000くらい火力が伸びます。
(対タンク、重量機体は特に絡めないとキツイ)
通常時も、軽量機などに中々痛いダメージを与えてくれるので、衝撃が溜まりそうにない時はガンガン回していきましょう。

・0.6秒盾
盾初心者なら1秒盾の方がよくない?と思うかもしれませんが、これが1番使いやすく感じました。(他はIGが短い→連射系がキツイ 冷却性能が足りない→中二の耐久ではキツイ となりました)
0.6秒のIG時間は使い続けて体感で覚えて欲しいですが、それ以外は特に欠点がありません。
冷却性能が高めなので連射武器に対して連続展開して被ダメを減らすことも可能です。
盾の使い方については立ち回り解説で詳しくお伝えしたいと思います。

外装編

まず前提として、AC6では総重量が75000を越えると重量に比例して遅くなりますが、75000以下にしても速度はそこまで早くならないという特徴があります。
そのため、パーツ選びの際に75000ラインを越えないようにギリギリで組みます。APが足りない、削り負ける!という人は少しオーバーさせてみるのも手です。

・VP-44D頭
スタッガーというシステムがある以上、姿勢安定は最低限積みたいところ。
重量、EN負荷に対して妥協できる姿勢安定をもつ頭がこれだったのでは?と思います。
姿勢安定が高い頭に変えるのも手ですが、EN負荷も結構カツカツなので、却って使いづらくなることが多いです。重くするのであればいっそ思い切って全体を少しずつ重くしてもいいかもしれません。

・マインドアルファ胴
中量機を使う上で1番バランスがいいパーツです。
EN供給補正が中量コアの中でも高いのでジェネが三台でも十分な供給を見せてくれます。

・芭蕉腕
ここが1番手抜きできるパーツなので、出来るだけ軽く、EN負荷が低いものを選びたいです。
FCSがオセルスを使用しているため、射撃補正が低くても近距離のヒット率に影響が少ないので芭蕉腕も採用できます。
APが重量EN負荷に対して破格の高さで優秀です。芭蕉で無ければ負けていた場面も多くあります。
エフェメラ腕なども候補ですが、出来れば重量を他に回したいです。

・VP-422脚
HAL脚と悩むところですが、前述の75000ラインを考えるとこちらに妥協して他に重量を回せるのが強いです。HAL脚採用であれば全体的に重くして中重二、のような中間のアセンを組むと良さそうです。

内装編

・ブースター
候補は以下です。私はアルラを使用していますが、使用感によっては他も十分採用検討できます。中二重ショを使用する上で足回りは重要なので使いやすいものを選んでください。
アルラ  言わずと知れた最速QBリロード 巡航、ABを持つブースター。何よりもAB速度が魅力で、追う際に出来るだけ被弾したくない中二にとって頼もしい速度を出せます。
NGI こちらも巡航、ABが早いので中二に噛み合います。そして特筆すべきはQBの移動距離で、バズやネビュラの回避で輝きます。AQBの燃費が悪くなるので軽四対面が少しキツくなります。
フリューゲル  上2つのQBを足して割った性能です。ただ、速度は全体的に低くなります。EN負荷で差別化でき、エネ回復の速度は体感でわかるほど早くなります。
SPD 巡航最速です。QBの性能も申し分ないのですが、AB速度がやや劣ります。

p10はQB弱体化が看過できないレベルなので候補外としています。AQBし続けると速やかに爆散しました……

・FCS オセルス
一択です。近距離使うならこれです。何がなんでも積みましょう。

・ジェネレーター 三台
一択です。中二を使う以上足回りが悪いと回避できず、コラジェネは少し採用しずらいです。
三台の容量で軽四を見ています。

・エキスパンション パルスアーマー
一択です。
中二は脆いので、ワンコン機体に耐性をつけないと沈みます。また、必ず先にスタッガーさせれる保証がないのでAAが腐りやすく、その場合負け筋に直結します。
能動的な衝撃値リセットが強いです。

立ち回り解説

中二盾重ショは盾使えるようになればOK!という訳にはいかないです。(そのせいで人が増えない、多分)
難しいですが、こればかりは練習していきましょう。

主な立ち回り

重ショを使用したインファイト機体なので、主にこちらから詰めることになります。普段の立ち回りで意識したいのは以下の3つです。(各対面に対しての対策は別の機会で)

・重ショの交互撃ち
・盾を使用する場面
・交戦距離について

重ショの交互撃ち

重ショを使うことに慣れていない人、今まで意識していなかった人に特に気をつけて欲しいポイントです。
重ショは強いと言われていますが、対策もはっきりしています。それは、銃口の上がったタイミングでQB盾で回避することです。対策が出来ている相手であればあるほど、いかに重ショを当てるかが大事になってきます。
そこでもし重ショを両手撃ちした場合、相手にエネ回復や盾の冷却時間を与えることになります。瞬間的な爆発力は凄まじいですが、当たらなければ意味がありません。
相手にQBを吐かせる、盾を使わせるためにも、交互撃ちは徹底してください。1秒に1度、交互に撃つのがベストです。(盾の読み合いで早撃ちしたりはあります)
両手で撃つのが適しているのは
・お互いABしていて適正距離にいるのが一瞬の場合(撃ち終わったら全力で退避すること)
・先にスタッガーを取られそうだが、両手撃ちすればこちらがスタッガーさせることが出来る場合
・蹴りでスタッガーを取って、追撃する場合
のいずれかと思っています。もし両手撃ちして刺さった場面があっても、たまたまだと考えてください。
さらには、両手撃ちでスタッガーした場合、重ショコンボが出来なくなります。
重ショコンボというのは

重ショ(スタッガー)→重ショ(怯み延長)→蹴り→重ショ

の中二重ショにおけるダメージソースであり
最重要テクニックです
これが決まるかが勝敗に直結します
トレーニングモードで練習するなり成功率を少しでも上げておきましょう。
(慣れてきたらドローンチャージをこのコンボに組み込みます。スタッガー前3秒くらいに展開するといい感じです。重量機相手ならドローンのリロードを待ってからスタッガーさせることも多いです)

ちなみに両手撃ちでスタッガーを取った場合、早抜けが頻発します。いい事なしです。

以上のことから、重ショの交互撃ちは必ず意識してください。それから読み合いをしていきましょう。

盾を使用する場面

何でもかんでもIGしたらOK、ではないです。残念ながら……

盾は基本IG運用します。
IG自体は練習しましょう。イヤーショットや重ショをIGするのはとても大事です。
それとは別に、QBの回避も大事だということを忘れないでください。
例えば、中距離の睨み合いの際に、相手がバズを撃ってきます。もちろんIGは間に合う距離ですが、QBで避けましょう。
これによって少しでも被ダメを抑えることや、盾ミスの回避ができます。
盾を使う場面(使えると美味しい場面)は
・QBで回避し切れなかった攻撃を捌く
・エネ回復中の攻撃を捌く(この場合、避けるより盾受け優先です。しっかりエネは回復しましょう)
・QBよりも盾の優先度が高い場面(軽四を追っている際はヨーヨーを盾してABで追う方が強い、など)
です。
この意識をするだけで中二のAPの少なさをカバーできます。
特に重量機体相手の場面、同じ精度で盾受けしても負けるのでどこかで回避する必要があります。もしQB回避が慣れないようであれば、QB後に即盾展開で避けれる攻撃なのか受けて見極めるのも手です。

中二なので盾を焼いたら負けます。焼かないようにQB回避を頑張ったり(冷却時間を稼ぐ)、焼いてしまった場合はPAを展開するなど、直ぐに対処できるよう気をつけましょう。

また、連射系の武装に対しては0.6秒ずつ3回ほどパカパカしてエネ回復→詰める、という動きも強力です。一撃が重い攻撃がない場合は、贅沢に使っていきましょう。これについては各対面の解説の際に……

交戦距離について

重ショを初めて使う人に起こりがちなのが、交戦距離が近い、ということです。重ショを叩き込みたい!というのはよく分かりますが、焦らないのが大切です。

重ショの強みとして、攻撃が短い時間で完結する、というものがあります。

例えば重量機のガトリング使いが相手の場合、相手のガトリングは遠くで受けたいですが、そのままだとダメージレース負けします。逆に張り付きっぱなしだと被弾が嵩むのでやはりダメージレース負けします。
となると攻める時は近く、受ける時は遠く、と交戦距離をこちらで管理する必要があります。
幸い、高火力武装は重い傾向にあるので(エツジン?知らない子ですね…)こちらが交戦距離を押し付けられます。
攻める時は最大火力の距離で攻撃、盾を張って被ダメを抑えながら離脱。リロード待って再度突撃、といった動きをします。(この場合なら重ショ同時撃ちありですね)
これはタンクやバズ持ち対面などにも共通しています。機動力に分があることを理解し、常に有利な距離で戦えると勝率が上がります。(距離があればIGできたりQB回避が成功しやすいですからね)

逆に引き機体が相手の場合、こちらは何とかして重ショをたたき込める位置まで突撃し、撃ちきったらエネ回復、また突撃になります。火力を出せる距離が掴めない時は、気持ち早めに撃ちましょう。衝撃値を溜めるのが優先になります。冷まされると絶望的なので気をつけて……
この場合も、ABで一瞬で距離を詰めて、撃てるチャンスを逃さない。攻撃が有効な距離を見極める必要がありますね。

どちらも、自分が有利な交戦距離を意識して、その距離を維持するよう動いてみましょう。

他にも、地形戦では一瞬撃ってすぐ隠れる動きは強いですし、重量機がPAを張った時や、状況不利であればABで逃げれたりと、やれることは無限大です。

最後に

長々とお付き合い頂きありがとうございました。
色々言ってますけど、結局中二重ショは難しいです。慣れないうちは負け続けるでしょう。
ただ、これは私が定期的に負けながらも使い続ける理由なんですが

中二重ショ、カッコイイですよね?

使う理由なんてそんなものです。
勝てなくて嫌いになりそう!であれば
その時は嫌いになる前に離れてもいいと思います。
ただ、カスマでちょこっと使ってみたり、「今の動き、中二重ショでも使えるかな?」と考えたりして見てください。色々な動きができる中二重ショを動かせるようになれば絶対楽しいので。

中二重ショは強いです。それは遊生黄泉路さんが明確に証明してくれています。
私も中二重ショはやれる、と証明するために走り続けます。相談があれば、いつでも声を掛けてください。私の力が及ぶ限り、お手伝いさせていただきます。
反響があれば、各対面時の考えていることも作るかな……

このノートがまだ見ぬ中二重ショ使いの方の力になれば、幸いです。

以上!

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