2020年夏を振り返る〜院試から〜

こんにちは。たかさんです。
2020年の夏はめちゃくちゃいろいろ大変だったと思います。
僕は院試とか教育実習を控えていた(この時点で大変)上にこのご時世だったので…(そのつもりはないのに俺の方が忙しいアピールに見えて嫌になってきたので文末を誤魔化します照)
ということで(?)この夏を院試という視点から振り返りたいと思います。

はじめにオチを言っちゃいますが、僕は他大と自大を両方受験し両方とも合格しました。(「自大」って本来はたぶん「弊大」とか書くべきなんでしょうけど志願先を「弊大」って書くのは結構アレなので「自他」のノリでそう書きました(超早口))
こんなご時世で受けたのでおそらく来年あたりには役に立たない体験談になっていると思います。そうであってほしい。
「院試はなんだかんだ受かる、院試はあくまで通過点だろ」と言われますしたぶん僕も今後そう言うようになります。生存バイアスっぽい何かですかね。

以下がべのnoteと同じような形式で書いていきますが彼のnoteほど面白くないです。少しでも面白くなるようにところどころ話を盛っていきます。

夏までの動きを簡単にまとめます。

3年
10月くらい やりたい分野を何となく絞る
冬 beatmania IIDX SP八段合格
2月 研究室決定
4年
4月末 友人とオンライン院試ゼミを開始(〜8月)
6月 オンライン院試説明会に参加
6月〜7月 出願
7月上旬 ミリシタ3周年イベント開催
7月中旬 beatmania IIDX SP九段合格
7月下旬 ミリシタツアーイベント〜Parade d'amour〜開催
8月上旬 他大をオンラインで受験 合格
その後自大を対面で受験
9月上旬 自大の合格通知を受け取る

院進の理由

2年の頃は「理系であれば院進しないとロクな職がない」という超ネガティヴな理由だけでした(めちゃくちゃ俗っぽい、大学教員から嫌われそう)。ところが、3年あたりで興味を持った分野の授業を受けることができ、4年の春あたりに面白そうな分野を見つけることができたため、今は前向きに院進しようと思っています。
これは教育実習中に知ったのですが教員免許を持って院進して所定の単位を取ると免許のグレードがアップしていろいろ役立つのだそうです。ムキ〜ッ

他大への出願理由は、はじめは「このご時世だと就職難で院進志望の人間が増えるだろうから、自大1本とはいえ不安が残る。やりたい分野の研究室があるところで1回受けておきたい」というものでした。
そして見つけた大学の試験方式を見ると「3時間の試験を2セット・面接なし」とあったので「筆記を受けられる上面接で心折られることがない!やったね!(うれしそう)」になりました。
この超ネガティヴな選択が後々で効いてきます。

院試に向けてしたこと

①メール

自大については、出願時に志望先の先生の了承を得るのが必須なのでしました。
他大については(院試説明会で「志望先にアポ取るのは受かってからでいい」って言われちゃったので)しませんでした。本当はすべきです。しましょう。そのせいで入学後2年間で志望先の先生が定年にならないかどうかわからないまま受験する羽目になりました(実際ならないそうですが)。

②院試ゼミ

これがなければ冗談抜きに落ちていました。院志望の友人がいれば必ずやるべきです。いなかったら先輩とか捕まえればいいんじゃないでしょうか(?)
4月から友人達と自大の共通問題を1週間に1年分(4問)、2度(各2問)に分けて解いていました。
ちょうどいい難易度の過去問が大量にあったために演習量には困りませんでした。
各自の理解度に応じて好きなように解き、決まった曜日にLINEの通話で(適宜画像を投下しながら)答え合わせして、終わり次第その2〜4倍駄弁ってました。楽しかったです。
4月時点では対角化とかコンパクト性とかの理解がまるでなっていませんでしたが(おい)、このゼミのメンバーが優秀だったおかげでなんとかなりました。たぶん僕みたいなやつが4人いる院試ゼミだったら全員不合格だったでしょう。

③オンライン面談(自大)・院試説明会(他大)

自大の志望先の先生の了承を得るため、また研究内容とやりたいことが合致するか確認するため、オンラインで面談しました。
非常に親切な先生だったので、漠然と「この分野とか、そうでなくてもこんな感じのこと(超漠然)がやりたい」と言っただけで必要な予備知識を教えてくださりました。その点めちゃくちゃ感謝していますし、学費値上げとかなければまだ進学先を決めかねていたと思います。
それ以外にも、どんなふうに研究を進めていくのか、学会での発表のペースはどれほどのものか、必要とされる予備知識や技能は何か、いろいろなことを聞いておくべきだと思います。
(まだメモを残してあるので、こっそり連絡してもらえれば弊大学の弊学科の人にはしれ〜〜っと教えることができます)

他大については前述のことや、ゼミで扱う内容がHPに丁寧に記載されていたというのがあり、院試説明会に参加するに留まりました。
院試説明会では、研究環境や制度、その大学の"得意分野"を紹介され「おお、結構いいじゃん」となりました。この説明会でだいぶ他大の方に心が傾いたように思います。

④出願と直前

自大と他大の院試説明会を終えて両方とも出願しました。親には「どっち行くか決めかねてるし、このご時世1本だけはやばすぎる」とかなんとか言ったところ「(他大の所在地)はご飯がおいしそう」とかなんとか言われてお金を出してもらえました。本当に感謝しています。

他大に出願するときには研究計画書を書かないといけなかったのですが、
①先の自大の先生との面談によって必要な予備知識が明確になっていたこと
②院試説明会で志望先の強みがわかっていて、それをどんな場面で利用するかを自大の講義で知っていたこと
がめちゃくちゃ効いてきました。
まあ入学してからの研究がその通りにうまくいくとは思えませんが………

さて、それからは大学のゼミ、院試のゼミ、他大の過去問、フィットネス(なんと教職はスポーツは2単位必要!)の勉強をしていました。
他大の過去問を解くうち「他大は複素解析(特に留数定理)必須だし(代数よくわからんし)自大の選択問題も複素解析にしちゃお〜〜っと!」とか思い始めてその通りにしました。加えて、自大は選択問題では差がつかないらしいと聞いたので、留数定理にめちゃくちゃ重点を置きました。
しかし私が持っていた参考書はいくぶん読みづらい箇所が多かったので「複素解析入門 第2版(原/松永 共立出版)」を買いました。
線形・微積・位相に関してもそんなことをしたりしなかったりしました。特に松坂は……集合と論理の基本的な部分に関しては赤雪江の1章の方が圧倒的にわかりやすい気がします……

さて、ここで質問です。

Q.6月末〜7月上旬にかけて行われるイベント、な〜んだ?


答えは簡単ですね。


A.ミリシタ周年イベント

この院試勉強でクソ忙しい時期によくもまあぶち込んできますよね。この状況で担当の2桁順位を狙おうものなら人生を棒に振ります。
今年の周年は目標をうまく立てられずに走ってしまったのでロクなことがありませんでした。超反省して来年は粛々と(?)走ろうかと思います。

そういえばイベランのときにはこんな食事をしていたことがあります。

美味しいっちゃ美味しいですが生存権がだいぶ怪しくなるのでおすすめはしません。

さて、第2問です。

Q.2020年7月にミリシタで開催されたツアーイベント〜Parade d'amour〜に参加しているアイドル4人を全員挙げよ。


これも簡単ですね。


A.桜守歌織、北沢志保、田中琴葉、徳川まつり

周年イベントと院試勉強とフィットネスの課題で死にかけの僕によくこう(内容はともかくメンバーを見れば)(担当含め)ぶっ刺さるものを用意してきましたね(*^_^*)💢という感じでした。
どっからどう考えてもボーダーがやばくなりそうな雰囲気がしたので「担当ラウンジなのにごめんなさい……」という顔をしながら待避しました。(すみません本当にU?U!は(就活といったこの先10n年にかかわる事情がなければ)走るので……)


でも結局この人こんなところまで走ってるんですけどね。なんでやろなあ………




話は変わりますが、この頃こんなこともありました。

SP九段合格しました〜〜やったね!(うれしそう)

緊張で皿チョンするときにスタートボタンを2回押しちゃうやつをこの日だけで2回はやりました(照)

さて、そろそろ院試の話に戻ります。
英語についてはTOEICも受けることにしていたため、その2日前くらいからTOEICの公式問題集のReadingを時間通りに2セットだけやりました。要はTOEICについては時間配分だけ対策しようという感じです。

結果Listeningで赤ちゃんになりました(照)

この辺で危機感を持ったので数学関連の英語をちょっといろいろ触りました。

その後他大の受験票が送付されてきたのですが、こんなものまでついてきました。



は?

3時間の試験を2セットのはずでは?????

まあこれくらいなら「きっと線形・微積・複素・位相で1時間ずつだろう」って思えました。まだ筆記で戦える安心感があります。

しかし、それから1週間でこうなりました。

面接なしとはなんだったのか、20分で何を測るというのか

3万円返してくれ………………

取ってた宿もキャンセルしてなんやかんやしました。
美味しいお土産を食べられると思っていた母、院試ゼミのメンバーには本当に申し訳なく思っています。

⑤受験(他大)

そんな感じで何が来るかわからない他大の面接に恐怖しながら「まあたぶん線形と微積で各10分とかそんなもんでしょ」とか思ってちょっとした問題(?)を解くようにしていました。
前日とか直前はジョルダン標準形の計算にヤマを張ってました(あほ)

面接とはいっても問題を解くだけの面接で、志望動機とか聞いてくるタイプの面接ではありませんでした。
はじめに試験の形式を説明され、
最初の3問は各3分で答える問題
最後の1問は10分で答える問題
と言われました。ヤマ外れた……

最初の2問は完璧でしたが、後半の2問で答えの根拠が言えてなかったり、要点は掴んでいるもののそこから得る結論が1+1=みそスープといった感じだったりとまさに赤ちゃんでした。最初の2問で緊張がほどけすぎたのかもしれません。
あとで見たらどれも超簡単でこんな試験でいいの?(それでいて落ちる側に回りそうで嫌だな…)と思っていました。面接練習だと思えば5000円くらい元を取ったようなものだと思いました。

翌日ホームページを見たら受かってたのでよかったです。これで良い精神状態で自大の試験を受けられることになりました。

⑥受験(自大)

1日目の筆記。
まず英語は勉強量の割にはよくできたように思えました。英文和訳は大学受験のノリである程度埋められました。和文英訳は半分捨てる方針でいて、その通りにできました。
そんな感じで数学の筆記を迎えます。
線形では双対空間と完全列が出て「やば!これ大学のゼミで見た!」とか思いましたが、大学のゼミの内容が頭に入っていなかったので完全列の方は白紙になりました。
集合(完答)と微積と複素解析は割とうまくいったように思います。答えられるところ全部答えられなかったのが心残りではありましたが。

試験後解き直し(線形以外)をして、2日目の面接。
1日目の筆記で落とされてなくて安心。
面接受験者は面接前にこめかみに非接触型体温計をちょっとかざして体温を測られるのですが、僕だけ銃口を突き付けられて泣いてしまいました。圧迫体温測定はやめてほしいですね。

面接はというと、4人の面接官がいて、

僕「微積と複素は解き直しして全部解けました」
面接官A「線形は?」
僕(うっわ)「まだです」
面A「線形のこの内容はゼミで扱っているはずですよね」
僕(そう!この先生はこっちのゼミで読んでる本を知っている!知ってたけど!)「はい」
面A「今から実際に解いてみましょうか」
僕「😇」
(しばらくお葬式)
面A「この内容はこの本(ゼミの本)の1章に書いてあるはずなのでよく復習しておいてください」
僕「はい」
面B「それでは最後に自己PRをお願いします」
僕「!?!???!????!?!?」

僕「…………特にこれといったものはないです」

という感じでした(2人は聞いているだけでした)。
めちゃくちゃ心臓に悪かったですね。
噂によると、面接の出来が悪すぎる人間は面接後に別の教室に呼ばれて教授陣15人くらい(あるいは全員?)の前でなんかいろいろ言われるらしいです。本当にそうなのかは知りませんが、面接後も別室で待機するように言われたのでそれだと思っていました。実際には帰されましたが。
自大の方は9月上旬まで合格発表を待たされることになっていたので、面接後の数日は落ち着かなかったです。
教育実習が始まってからは忙しすぎて合否はほとんどどうでもよくなっていましたが、忘れた頃に発表を見たら無事受かっていたので安心しました。

おわりに

ここまで読んでくれてありがとうございました。
僕が言いたいことを簡潔にまとめると

ミリシタの周年イベントは厳しい‼️
それはそれとしてコロナとSP九段の少年Aと圧迫面接は滅びろ‼️

ってことです。

SP十段取る前に次回作が来ちゃいそうです。S!ckに多少癖がついているので嫌だなあという感情しかありません。

おしまい。

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