神の愛は常に全開を求める

 愛なる神は常に私たちに愛を注ごうとしているのに、その蛇口を人間は常識やら世間体やらを気にしていつも小出しに絞ろうとします。そこでそんな必要はないことを気づかせるため、そんなことではうまくいかないことを気づかせるためのセンサーを私たち人間に備え付けました。そのセンサーの働きで恐れや心配、悩みが生じるのです。なにも意地悪でそうするのではありません。そういう仕組みになっているのです。

 神との愛のパイプをいつも全開にしておきましょう。そんなこと本当だろうかとおっかなびっくりでそうするのではなく、不安や悩みが生じたらこれは神からのサイン、成長のチャンスと大喜びするくらい神に対する信頼を確信するのです。

「日常の問題にもちゃんとした摂理があります。それは、人のために自分を役立てる者は決して生活に不自由はしないということです。基本的に必要とするものは必ず与えられるということです。その際に大切なことは、それまでの体験によって得たものを、日常の生活の中で精一杯生かしていくことです。そうすることの中で、神とのつながりを強化していくことになるからです。そのつながりが強くなればなるほど、援助と力とが流れ込む通路が内面的に奥深くなっていくのです。

 真理を理解した人間は沈着、冷静、覚悟が身についております。恐れるということがありません。不安の念の侵入を受け付けず、無知と迷信と悩みが生み出す暗黒を打ち消します。自分に生命を与えてくれた力、宇宙を支配している力、呼吸し活動するところのものに必需品を提供する力は絶対に裏切らないとの信念があるからです。

 大切なのは、ご自分の方から神を裏切らないことです。」(「シルバーバーチの霊訓9」5章)



















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