霊的な自分存在を想像してみよう

 宇宙は星や銀河でできているのではありません。それらはいわばホコリやチリみたいなものです。つまりゴミです。宇宙はその70%がダークエネルギーで物質ではありません。残りは物質であるとはいえその6分の5(25%)が正体不明のダークマター。辛うじて残った5%が馴染みの物質ですがそのほとんどがガスで、形として見える星や銀河を構成しているのは全体のたった0.4%なのだそうです。

 私たちだって小宇宙ですから似たようなものかもしれませんよ。そんな気がするのです。

 私たちはたった0.4%をめぐってあくせくしたりヒヤヒヤしたり仕事したり遊んだりして忙しすぎるような気もします。

 ちょっとでいいので何もしない時間を作ってぼーっとしてみるのもいいのではないでしょうか。自分は目に見える自分ではなく霊的存在なのだと想像してみるのです。そうすると一瞬が永遠に、永遠が一瞬となり、日常のことにばかり囚われなくなれるかもしれません。そうなれたらしめたものです。だんだん霊的自我が本来の自分であると思えるようになっていくのです。

「もしも霊的意識に目覚めさせることに成功したら、あなたは医師にも牧師にも科学者にも哲学者にもできないことをなさったことになります。内部の神性のタネが芽を出す、そのきっかけを与えたことになります。神性が芽を出せば、魂が霊力の援助を得て顕現を開始し、真の自我を成就してまいります。」(「シルバーバーチの霊訓9」7章)


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