真に頼るべき愛

「もしも霊についての知識がなかったら、あなたの人生は今よりどれほど大変なものとなっていたことでしょう。」

 これは私からするとすべての信仰を持たない人たちへの偽らざる同情心からの声かけです。何か非常につらいことがあったとき、決して揺らぐことのない基盤(信仰)に頼ることができるということ、これほどありがたいことはないと多くの人が賛同してくれるでしょう。

 そんなありがたい信仰ですからいつでも人生の基盤に据えていてほしいと思います。

 とはいえここで言う信仰とは人間の作ったややこしいそれではなく、天からいただく非常にシンプルな基本の真理に対する信仰です。そこには常に神の愛が注がれています。どんなことがあろうと無かろうと、気分次第で引っ込めてしまうようないい加減なものではない、真の愛が。

「あなたは信仰心をお持ちです。ただの信仰心ではなく、あなたに証しされた”事実”を根拠とした現実味のある信仰心です。それが、間違いなく訪れる不幸に備えるために、受け入れ態勢の整った時点でもたらされました。それをあなたの人生のすべての基盤となさってください。」

「あなたは忘れ去られることも見落とされることも無視されることもありません。あなたを導き、援助し、慈しんでくれる愛があります。それを頼みの綱となさることです。それが、いついかなる事態にあっても不動の信念を維持させてくれることでしょう。」(「シルバーバーチの霊訓9」5章)


















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