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幸せのための三原則

 本論と各論、本体と細部という分け方でいうと本論本体は単純に、各論細部は複雑に、です。小事に忠実なものは大事にも忠実とか神は細部に宿るとか言ったりします。何もかも単純ではいけません。それだと脳が発達しません。

 外部から必要な刺激を受けられず未発達な脳が、例えば平気で子供を焼き殺すような所業に及ぶのです。MRIで脳を調べればわかることです。

 多くの人の場合は細部の複雑さのあまり本論本体を忘れてしまっています。人間が真に豊かに正しく幸福になるためには3つの原則に忠実であればいいだけです。単純なんです。

 それは、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝する、です。どんな経験も成長のために与えられた機会であり、カルマの解消にともなう重荷であってさえそのように捉えることができます。絶えず祈るとは、なにもいつも目をつぶって合掌せよというのではなく、常に心の片隅では神はどう思われているであろうか、どうすれば神は喜ばれるだろうかと考え続けることです。そうやって成長へと向かう正しい道を選択してくことができます。

 また三原則をこのように立てることもできます。いつも笑顔で感謝、人のため。先と同様モノゴトはどっちに転ぼうと自分にとって良いことしか起こりません。人の為というのは、それを実践すれば神性が顕現し、神に近づくという正しい道をたどっていくことができます。

 幸せになるためには単純な教えに従って現実に向き合えばいいだけです。

 霊訓(と高級霊)はいつもそのことを手を変え品を変え教えてくれているのです。

「私たちの霊団は悪魔の使いではありません。皆さんを混乱の袋小路に誘い込もうとしているのではありません。理解と自信と安らぎと幸せを生み出してくれる単純な霊的真理をお教えしようとしているだけです。言いかえれば、少しでも神に近づけてくれる摂理を掲示してあげようとしているのです。それが私たちの使命なのです。」

(「シルバーバーチの霊訓12」180頁)










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