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SASUKE2021に出場する選手を勝手に紹介する試み

こんにちは。tkと申します。
突然ですが皆さんは、本日12/28の18時から、TBS系列で放送されるスペシャル番組をご存知でしょうか?

究極のサバイバルアタック、SASUKEですね。
前回2020年末の第38回大会では森本裕介選手が2度目の完全制覇を達成したことで大きな話題を呼びました。
完全制覇直後の大会ということもあり、今大会は大幅なリニューアルが敢行されるものと予想されます。(予告動画で一部判明したものもあるとか……)
そんな第39回大会に臨む選手達は例年以上にバラエティに富んだ面々となり、初参戦のビッグネームも少なからず見受けられることから話題性ではまず過去屈指の大会になるものと言えるでしょう。

そこで本記事ではその100人のうち、筆者が個人的に注目している選手達をプロフィールや過去の実績等を交えて紹介したいと思います。各選手の情報については基本的に過去の大会や大会公式YouTubeの動画を参考としました。

https://www.youtube.com/c/sasuke_tbs

本来であれば100人全員の紹介をしたいところですが、実力不足…… 紹介できなかった選手の皆さんも含めた全員の情報は、下記の公式サイトから確認できます。こちらには掲載していない顔写真付きでプロフィールがコンパクトにまとめられていますので、ぜひご参照ください。

https://www.tbs.co.jp/sasuke_rising/players/

それでは本題の選手紹介へ。大会関係者でもなんでもない単なるオタクが敬称略で色々言っていますが、どうかご容赦ください。




1番 鳥澤克秀(49)

ウェイトリフティング元日本代表
17大会連続21回目の出場

直近2大会の成績
37回 1st③ ウィングスライダー
38回 1st② ローリングヒル

大会序盤を盛り上げるSASUKE名物怪力男。スタート前にバーベルを上げる、リンゴを握りつぶすなどのパフォーマンスを見せて会場を大いに沸かせるが、そのどれもが大きく体力を消耗するものであるため毎回息切れした状態でスタートする羽目になる。結果1st序盤でのリタイアを繰り返しているが、それも含めて恒例行事として常連選手にも親しまれている。
トップバッターとなった今大会はどのようなパフォーマンスを見せ、どこまで無事に進んでくれるのか。


7番 ボル姉さん(?)

壁の妖精、クライマー
初出場

SASUKE史上初、着ぐるみの挑戦者。視界とか大丈夫なのか。
とはいえクライミング界では有名なゆるキャラであり、その見た目からは想像できないほど優れた腕力、ピンチ力、反射神経を持つ。単なるイロモノ枠では終わらない。ひとまずの目標は「壁の先輩」であるそり立つ壁到達であるという。
なお、落水して本当に危ないと感じた時には中の人が出てくるらしい。中の人って?


9番 才川コージ(26)

アクション俳優
3大会連続3回目の出場

直近2大会の成績
37回 2nd② サーモンラダー 下り
38回 2nd⑤ スパイダードロップ

今大会の1st STAGEクリア第1号最有力候補。念願の初出場となった2019年第37回大会ではいきなり1stをクリアして見せ、一躍有力選手の一角に名を連ねた。翌38回にはゼッケン14番と早々に登場しながらも余裕の1stクリア。その驚異的な身体能力は誰もが認めるところとなった。
最序盤で彼が挑戦することで、今大会の難易度が計られると言ってもいい。目標はまだ見ぬ3rd進出である。


13番 本間隆史(52)

BANDAI SASUKE部部長
4大会連続4回目の出場

直近2大会の成績
37回 1st③ ウィングスライダー
38回 1st⑤ ドラゴングライダー

バンダイナムコホールディングスの一員、株式会社バンダイに SASUKE部を作った男。過去に空手40歳以上の部日本一となった経歴を持つ。37回大会までの出場3大会は序盤で脱落する姿が目立ったが、前回はドラゴングライダーまで進出。トランポリンの前で躓いてそのまま頭から落水する波乱を起こした。
今回こそは部下にいいところを見せられるか。


14番 後藤祐輔(25)

林野庁職員
2大会連続2回目の出場

直近大会の成績
第38回 1st⑤ドラゴングライダー

知る人ぞ知る隠れた実力者。出場歴こそ今回が2回目だが、トレーニングを共にした山田勝己もその実力に太鼓判を押す。
初出場の前回はドラゴングライダーで脱落し本放送では全カット。その屈辱を晴らすため、今年だけで10回以上山田宅に通い詰めて練習を重ねたという。
無名だった選手が一気に名を上げることこそSASUKEの醍醐味である。この男はどうか。


20番 菅田琳寧(23)

炎の体育会TV代表/ジャニーズJr./7 MEN侍
2大会連続2回目の出場

直近大会の成績
第38回 2nd② サーモンラダー 上り

前回初出場にして1stをいきなりクリアして見せたジャニーズJr.の新星。それだけに2回目の出場に重圧も感じているようだが、ここを乗り越えて有力選手の仲間入りなるか。
前回はサーモンラダー上りの前半であえなく撃沈。リベンジのため、前腕、握力の対策は十分である。
なお、前回彼を体育会TVから連れてきたオードリー春日(今大会19番)は過去3大会全て1stスタートエリアで沈んでいる。今回はまあ、なんというか、頑張ってほしい。


30番 HIKAKIN(32)

YouTuber
初出場

今大会初出場の選手では最も話題となる選手ではなかろうか。本人は昔からのSASUKEファンらしく、前回大会森本裕介が完全制覇を達成した際には放送後の森本のYouTube Liveにてメッセージ付きのスパチャを行っているのを目撃されている。
挑戦にあたっての減量は十分か。


35番 梶原颯(27)

吉本坂46
2大会連続2回目の出場

直近大会の成績
38回 2nd⑧ ウォールリフティング(3枚目、タイムアップ)

才川、菅田と共に今後に大きな期待がかかる新星。名門・順天堂大学体操部出身。
前回はほぼノーマークの状態からいきなり1stをクリアしてみせ、常連組も大いに苦戦した2ndではクリア目前まで迫った。惜しくも時間切れとなったものの、全体でも6番目の好成績である。
今回はサーモンラダー・クリフハンガー対策を万全にしてきたという。前回に続き台風の目となるか。


36番 松田大介(46)

松田水道経営
8大会連続8回目の出場

直近2大会の成績
36回 1st③ ウィングスライダー
37回 1st⑦ そり立つ壁(タイムアップ、自己最高成績)

自宅に 25ものSASUKEエリアを制作したセット職人。1st STAGEに至ってはほぼ完全に再現されており、練習のため訪れる有力選手は数知れず。本人はなかなか1stの壁を破れずにいるが、前回は遂に最終エリアそり立つ壁まで到達してみせた。中年の星、史上最年長1stクリアはなるか。


49番 河内総一郎(23)

山田軍団「黒虎」/ブレーキ製造会社勤務
初出場

今年も山田軍団黒虎からは2名が出場。そのうちの1枠を入団4年目の苦労人が勝ち取った。本大会出場経験なしとはいえ山田勝己の下で地獄のトレーニングを重ねてきた猛者である。黒虎脱退により枠を空けることとなった伊佐嘉矩(55番)や後続のエース・山本に負けない活躍でデビュー戦を飾れるか。


50番 山本良幸(29)

山田軍団「黒虎」/支援学校保健体育教師
3大会連続3回目の出場

直近2大会の成績
37回 3rd ④クリフハンガーディメンション(飛び移り2つ目)
37回 3rd ④クリフハンガーディメンション(飛び移り成功後)

黒虎エースにして森本裕介に次いで完全制覇に近いとも噂される前半戦最強の男。全ステージ通しての安定感とクリフハンガー攻略目前まで迫った腕力・握力を備え、大会前に参加した黒虎内選手選考においても圧倒的な実力を見せた。衝撃のデビューを果たした37回大会以来、出場3回目の選手とはとても思えない実績を引っ提げての出場である。
念願の完全制覇に向け、死角はない。


55番 伊佐嘉矩(28)

4大会連続4回目の出場
アッコ軍団「赤虎」コーチ/元山田軍団「黒虎」/十種競技選手

直近2大会の成績
37回 3rd④ クリフハンガーディメンション(飛び移り1つ目、自己最高成績)
38回 3rd① フライングバー(3つ目)

元黒虎のアスリートが今度はアッコ軍団(和田アキ子に縁ある芸能人軍団)を率いて参戦。書いている私もよくわかっていない。今大会直前の黒虎脱退の真相は計りかねるが、山田勝己曰く「伊佐を独り立ちさせる」といった目的があったようで、不穏なことはない様子。
本人の成績はと言えば、初出場時にローリングヒルで不覚を取って以降その雪辱に燃え、ここ2大会は安定したパフォーマンスを見せている。
黒虎を離れた今、師匠・山田を驚嘆させる活躍を見せられるか。


THE RAMPAGE from EXILE TRIBE    
56番 陣(27)  
57番 浦川翔平(24)  
58番 武知海青(24)  

全員3大会連続3回目の出場

芸能界きっての肉体派が3年連続で参戦。しかし過去2大会は全員がドラゴングライダーまでに脱落しており、その本領を発揮できていない。今大会は川口朋広(98番)に弟子入りしてのチャレンジ。挑戦中随所にその身体能力の高さが見られただけに、今回こそいずれかが1stをクリアする姿を見せたい。


59番 日置将士(40)

11大会連続14回目の出場
キタガワ電気 店長

直近2大会の成績
37回 3rd④ クリフハンガーディメンション(飛び移り1つ目)
38回 2nd⑧ ウォールリフティング(3枚目、タイムアップ)
自己最高成績
36回 3rd④ ウルトラクレイジークリフハンガー(飛び移り2つ目)

SASUKE中盤の切り込み隊長も遂に不惑。ドラゴングライダーの初攻略、さらに37回まで4大会連続で3rd進出を決めるなどの実績から安定感に定評があるが、前回はまさかの2ndリタイアを喫した。本人曰く三半規管が弱く、スタートエリア・ローリングログに苦しめられたようである。
今大会目指すは苦手となった2nd攻略、そして宿敵・クリフハンガーの打倒である。


霜降り明星  
60番 せいや(29)  
61番 粗品(28)

2大会連続2回目の出場

自他共に認める SASUKEマニアの2人が今年も出場。
特に粗品は初出場ながら前回ドラゴングライダーに到達しており、センスの光る動きを見せていた。今回の挑戦も楽しみだが、直前インタビューではまさかの懸垂できない宣言。懸垂ができないとドラゴングライダーとそり立つ壁は厳しいが……
せいやはまず間違いなくSASUKEに向かない体型のままだが、まずは前回脱落したローリングヒルを攻略できるか。去年スタート前のモノマネは面白かった。


ティモンディ  
68番 前田裕太(29)  
69番 高岸宏行(29)

2大会連続2回目の出場

第7世代のアスリート芸人。済美高校野球部出身の肩書きはやはり伊達ではなく、前回は2人揃ってドラゴングライダーに進出。いずれもタイムアップ直前での落水であったため、課題は時間配分か。
近年実績が寂しい芸人枠。この男達が1stを久々に突破してみせるか。


70番 山葵(33)

2大会連続2回目の出場
和楽器バンド

直近大会の成績
38回 1st⑤ ドラゴングライダー

今や誰もが知る和楽器バンドのドラムは2度目の出場。前回大会は5年越しの念願叶って初出場を果たすも、ドラゴングライダー2本目の脱線でリタイア。共に研鑽を重ねた樽美酒研二の言葉を受けてリベンジを誓った。
今回はこの男も例に漏れずセットを自作して参加、1stクリアを目指す。


75番 長崎峻侑(34)

11大会連続17回目の出場
トランポリンパフォーマー

直近2大会の成績
37回 1st④ フィッシュボーン
38回 1st⑤ ドラゴングライダー
自己最高成績
17回 Final②綱登り(残り約5m)

元プロトランポリンプレイヤーにして北京・ロンドンオリンピック強化対策指定候補選手のアスリート。かつて19歳でFinal STAGEに進出した天才は、ここ数年不振に苦しみ3大会連続1stリタイアを喫している。しかし3rd進出7回、最優秀成績も経験した男の復活を待ち望む声は多い。若くして台頭しただけにまだまだ衰えるには早すぎるだろう。ドラゴングライダーの壁を越え、かつての実力者として存在感を再び示せるか。


76番 菅野仁志(36)

3大会連続17回目の出場
ビルメンテナンス業

直近2大会の成績
37回 1st⑤ ドラゴングライダー
38回 1st⑤ ドラゴングライダー
自己最高成績
23回 Final Gローブ(残り約3m)

名門国士舘大学体操部出身、漆原裕治らと共にSASUKE新世代として活躍した元ファイナリスト。しかし近年は左肩の負傷に苦しみ続け、3rdクレイジークリフハンガーを見事クリアした2015年第31回大会を最後に1stのクリアボタンから遠ざかっている。今回も大会前に手術を経ているが、その間鍛えた握力は100kgを超えた。今大会こそ完全復活はなるか。


77番 鈴木祐輔(43)

10大会連続12回目の出場
厚木市立藤塚中学校 体育教師

直近2大会の成績
37回 2nd③ スパイダーウォーク
38回 1st⑦ そり立つ壁
自己最高成績
34回 3rd③ サイドワインダー改

SASUKEに次々と現れる「SASUKE先生」のうち現在最も有力な熱血先生。ライフセービング元日本代表。自己最高成績を残したのは39歳、そして40代を迎えてもなお1stをクリアするなど衰えを見せない。前回はボタンを押す目前で惜しくもタイムアップとなった。今大会も観覧制限のため教え子たちを会場に呼ぶことはできなかったが、3度目の3rd進出を決めて良い報告を持ち帰りたい。


77番 喜矢武豊(36)

3大会連続6回目の出場
ゴールデンボンバー ギター

直近2大会の成績
35回 1st⑤ ドラゴングライダー
36回 1st⑤ ドラゴングライダー

樽美酒研二(今大会97番)に引きずられる形で出場したこの男も6回目の参戦。初出場こそスタートエリアで無惨に落水したものの、その後は1stで意外な健闘を見せることも。今大会は過去最も真剣な調整をしてきた様子であるが、樽美酒のお株を奪う活躍ができるか。


81番 鶴見虹子(29)

初出場
体操 北京・ロンドン五輪出場

元五輪体操女子日本代表が注目の初出場。師匠である池谷直樹(3rd進出経験6度、今大会欠場)にも身体能力と胆力を評価されており、初参戦ながら期待がもたれる。女子選手の壁となるドラゴングライダーを攻略できるか。かつて師匠の指定席であったゼッケンを背負っての挑戦となる。


82番 大嶋あやの(27)

4大会連続5回目の出場
キッズパーソナルトレーナー

直近2大会の成績
37回 1st④ フィッシュボーン
38回 1st⑤ ドラゴングライダー
自己最高成績
36回 1st⑦ そり立つ壁(タイムアップ)

今大会出場の女性選手で最も1stクリアが期待される実力者。2019年の36回大会では最終エリアそり立つ壁まで到達しクリア目前に迫っている。SASUKEの歴史において女性選手が1stを突破した例は非常に少なく、1998年秋第2回の西村智恵、2017年秋第34回・2019年第37回のジェシー・グラフのみである。今回こそは史上3人目の偉業を達成したい。


86番 荒木直之(28)

5大会連続7回目の出場
カーデザイナー

直近2大会の成績
37回 1st④ フィッシュボーン
38回 2nd⑦ リバースコンベア(タイムアップ)
自己最高成績
36回 3rd④ ウルトラクレイジークリフハンガー(飛び移り2回目)

慶應義塾大学理工学研究科卒のインテリ選手。3回目の出場まではなかなか成績が振わなかったが、ベトナム版SASUKEファイナリストの称号を引っ提げて出場した36回には一気にクリフハンガーまで進出する躍進を見せた。クライマーとしての側面も持つだけに、2度目の3rd進出を決めてクリフ挑戦を再び見せてほしい。


87番 塚田僚一(35)

9大会連続9回目の出場
ABC-Z

直近2大会の成績
37回 1st⑦ そり立つ壁(タイムアップ)
38回 1st⑤ ドラゴングライダー
自己最高成績
34回 2nd③サーモンラダー下り

2nd進出経験2回の実力派、ジャニーズのアクロバット王。しかし近年は1stの壁をなかなか越えられず、後輩達の台頭が目立ち始めている。35回の新設以来苦手としているドラゴングライダー攻略を決め、自己記録を塗り替えることができるか。


88番 岩本照(28)

7大会連続7回目の出場
Snow Man

直近2大会の成績
37回 1st⑤ ドラゴングライダー
38回 2nd③ サーモンラダー下り(自己最高成績)

前回6回目の出場にして念願の1stクリアを果たしたSnow Manリーダー。出場ごとに着実にパフォーマンスを向上させており、今大会の自己記録更新と3rd進出が期待される。関門は苦手な泳ぎのスキルが試される2nd・バックストリームか。余談だが今大会における番組の岩本へのフィーチャー具合はかなりのものである。何かとんでもないことをやってのけているのかもしれない。


89番 又地諒(32)

3大会連続17回目の出場
ビルメンテナンス業

直近2大会の成績
37回 1st④ フィッシュボーン
38回 2nd② サーモンラダー上り
自己最高成績
30回 Final 綱登り(残り約1m)

四畳半の自室にセットを組み、予選会から這い上がったかつてのSASUKE新世代の一人。3rd進出は3回ながらそのうち2回Finalに進出するという驚異的な実績を持つ。指先の強靭さと細身の体躯が功を奏した形だが、その反面全身を酷使するエリアを苦手としていた。しかし36回に再び3rdに復活するなど、スタミナ・足腰強化の成果が出始めているように見える。今大会の1stはどうか。


90番 山本桂太朗(30)

6大会連続8回目の出場
栄光ゼミナール 講師

直近2大会の成績
37回 1st⑦ そり立つ壁
38回 2nd① ローリングログ
自己最高成績
36回 2nd⑧ ウォールリフティング(タイムアップ)

進学塾・栄光ゼミナールで教鞭をとる森本世代のクライマー。86番荒木とは慶應山岳部の先輩後輩の関係にあたる。出場7大会のうち5大会で1stをクリアするという安定感を誇るが、その全てで2ndリタイアを喫している。数々の有力選手が「3rdが一度見てみたい」と口を揃える実力者は、新婚の今大会で殻を破れるか。


91番 多田竜也(29)

6大会連続8回目の出場
山形県庁職員

直近2大会の成績
37回 Final②サーモンラダー15段(9段目、自己最高成績)
38回 3rd④ クリフハンガーディメンション(飛び移り2回目)

2006年秋・第17回大会に14歳でデビューした男は、12年後の36回に初めて1stを突破するとそのままクリフハンガーを突破し遂にその実力を知らしめた。以降は連続して安定した成績を残し、2019年大晦日にはファイナリストに。初出場の頃以来親交を深めてきた同世代の森本と共に完全制覇を目指す。


92番 山本進悟(47)

39大会連続39回目の出場
トレーニングジム経営/SASUKEオールスターズ/SASUKE唯一の皆勤賞

直近2大会の成績
37回 1st⑤ ドラゴングライダー
38回 1st⑤ ドラゴングライダー
自己最高成績
3回 Final 15m綱登り(残り約3m)

1997年秋の第1回大会に出場して以来、SASUKEの全てを目にしてきた鉄人。次々と現役を退いていくSASUKEオールスターズの中にあっても1つの欠場もなく出場を続ける。ただ出場最多というだけではなく、かつてはFinal進出2回、3rd進出回数もも2桁を数える実力者である。実力ではまだまだ1stをクリアできると評される大ベテランは、8年ぶりにボタンを押すことができるか。


93番 池田雄大(23)

初出場
スピードクライミング 日本代表

複数の種目を跨ぎ総合力を競う選手の多いクライミング日本勢の中では珍しく、スピードクライミングを専門とする日本代表選手がSASUKEに初参戦。指先の力を問う3rd STAGEのエリアをはじめとする場面での活躍が期待されるが、1st・2nd全体への対応力未知数である。専門分野での強みを活かす活躍をするため越えるべきハードルは高いが、今大会台風の目となるか。


94番 武尊 (30)

4大会ぶり7回目の出場
K-1 スーパーフェザー級王者

直近2大会の成績
34回 2nd⑥ バックストリーム(タイムアップ、自己最高成績)
35回 1st④ フィッシュボーン

K-1王者が3年半ぶりにSASUKEに帰ってきた。ここ3年は本業の試合との兼ね合いで出場を見合わせていたが、試合後にSASUKEの収録に現れ応援に加わるほどの熱を見せている。今大会に向けては新居に引っ越しその屋上にセットを作成、特訓を重ねた。ブランクを感じさせない活躍に期待したい。


95番 藤光謙司(35)

初出場
2017年世界陸上4×100mリレー銅メダリスト

陸上界の大物、こちらも初参戦である。引退した今も様々なスポーツ系バラエティ番組で活躍する姿を見せており、身体能力は折り紙付きである。脚力に大きく左右される1stを、専門分野の強みを活かしてクリアできるか。個人的にそり立つ壁挑戦を見てみたい。


96番 山田勝己(59)

2大会連続30回目の出場
鉄工所社長/SASUKEオールスターズ/ミスターSASUKE

直近2大会の成績
33回 1st③ タイファイター
38回 1st⑤ ドラゴングライダー
自己最高成績
3回 Final 15m綱登り(残り約30cm)

説明不要のミスターSASUKE。かつて完全制覇に最も近い男と初めて呼ばれた男は前回大会、同じく引退していた長野誠と共に電撃復帰し、ドラゴングライダーでリタイアとなったものの50代半ばとは思えない軽快な動きを見せた。自身の育てた黒虎で有力選手が続々現れたためか、過去最も楽しそうに挑戦していたようであった。しかし出場するからには本人も本気であろう。56歳にして奇跡の1stクリアを我々に見せてくれるか。


97番 樽美酒研二(41)

10大会連続11回目の出場
ゴールデンボンバー ドラム

直近2大会の成績
37回 1st⑤ ドラゴングライダー
38回 1st⑤ ドラゴングライダー

自己最高成績
36回 3rd② サイドワインダー

現在芸能界最強の挑戦者。第28回大会の初挑戦を境に憧れに過ぎなかったSASUKEがほぼ本業となり、以後トレーニングに没頭。セットを作るばかりかライブ中のパフォーマンスとしてステージ上でサーモンラダー(2nd)を実演するまでになった。その甲斐あってか2nd進出4回、3rd進出1回の誰もが認める実力者となったが、ここ2大会はドラゴングライダーに阻まれている。ジャニーズ・俳優勢の台頭もある中で、復活を期待したい。


98番 川口朋広(40)

10大会連続15回目の出場
クライミングシューズメーカー 取締役

直近2大会の成績
37回 1st⑦ そり立つ壁
38回 1st⑦ そり立つ壁
自己最高成績
30回 Final 綱登り(残り約8m)

自身のSASUKEでの活躍により青年期に離散した一家を再び集結させた男。6回目の出場となった第30回大会で3rd初進出初攻略を見せると、36回までの7大会のうち6大会で3rdに進出する実力を発揮、ゼッケン97〜99番を任される選手となった。しかしここ2大会はまさかのそり立つ壁連続リタイア。致命的なほどの苦手意識を持ってしまった。その衝撃からか本人も引退を示唆する言動を見せているが、今大会で三度目の正直を果たすことができるか。


99番 漆原裕治(43)

19大会連続19回目の出場
靴のハルタ 営業

直近2大会の成績
37回 3rd⑥パイプスライダー(脱線)
38回 2nd⑧ ウォールリフティング(3枚目、タイムアップ)
自己最高成績
24,27回 完全制覇

史上3人目の完全制覇者にして、史上初の2度の完全制覇を達成した営業マン。長野誠の完全制覇以降に出場予選会を勝ち抜いて現れた有力選手の先頭にあり、「SASUKE新世代の旗手」とも呼ばれた。2度目の完全制覇後は一時的な低迷期があったものの、引退をかけて臨んだ34回大会で見事に復活。40代を迎えてもなお複数回クリフハンガーを攻略してみせるなど、年齢を無視するかのような規格外の活躍を続けている。40代初、そして3度目の完全制覇も射程圏内か。


100番 森本裕介(30)

7大会連続15回目の出場
システムエンジニア/完全制覇のサスケくん

直近2大会の成績
37回 1st⑦ そり立つ壁
38回 完全制覇

自己最高成績
31,38回 完全制覇

前回大会2度目の完全制覇を成し遂げた「サスケくん」。彼が現在最強の選手であることに異論を唱える者はいないだろう。2007年春、中学3年生で初出場を果たして以来成長と共に成績を伸ばし、23歳で1度目の完全制覇。以来ゼッケン100番を背負い続け、Final進出4回、最優秀成績6回という異次元の成績を残している。そして前回完全制覇を達成したことにより、今大会はより一層「SASUKE v.s. 森本」の図式が強まるものと思われる。いかなる苦手分野や悪条件にも対応してみせる努力の天才を、魔城は止めることができるのか。



選手紹介は以上です。本当に勝手な注目の仕方と紹介でしたが、そんなことは関係なしに放送では100人のうちできる限り多くの選手に活躍してほしい……!
改めて、本日18時からの放送をなるだけ多くの皆さんと楽しみたいところです。

それでは。


公式の最高予告動画はこちらから↓


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