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続・大好きなサッカーチームの1年間の観戦の記憶【9】


味の素フィールド西が丘

今から50年近く前の事ですが、このサッカー場がまだ開場間もない頃、大学サッカーを観戦した記憶があります。
その頃は浦和西高の西野選手、藤枝東高の中村選手などが大学サッカーに進みました。
中学時代の友人に誘われ観戦しに来たのですが、当時日本でのサッカーは『不毛の時代』でした。

メキシコオリンピックで銅メダルを獲得後、釜本選手の原因不明の体調不良などもあってメキシコワールドカップにも出場出来ず、私自身も海外のサッカーに目が向いてしまいました。

ペレの活躍で3度目のワールドカップ優勝を成し遂げたブラジル、ベッケンバウアーやミューラー有する西ドイツ、カテナチオで鉄壁の守備でゴールを許さず ACミランの硝子の脚ジャンニ・リベラ、カリアリをセリエA優勝に導いたストライカー、ルイジ・リーバ擁するイタリアなどに魅了されたのです。

友人はサッカー全体を俯瞰して見ていたのでしょう。盛んにサッカー観戦に誘いつつ私にサッカーの素晴らしさを説明しました。

そんな訳で北朝鮮のピョンヤン4.25、バイエルンミュンヘンを国立競技場へ見に行き、大学サッカーを西が丘で見た記憶が鮮明に残っています。

この日は関東サッカーリーグ2部
エリース東京VSアヴェントゥーラ川口の試合を観戦の為に赤羽駅西口からバスにライドオン!

二人席の窓側に座りスマホ見ていると、年輩のオジサンに「隣良いですか?」と声をかけられたので「どうぞ」と返答し横目でチラッと様子を伺うと
バミューダを履いた私くらいの歳の方がひたすらLINEでやり取りしてました。

バスが味の素フィールド西が丘がある停留所に着く直前「おります」と声をかけると「私もおります」と言われました。

その時「あ!!」と初めて気がついたのです。
隣に座った方はアヴェントゥーラ川口のテクニカルディレクターの柱谷幸一氏だったのです。

柱谷幸一氏と言えば、日本代表のエースストライカーでした。
忘れもしない1985年10月26日国立競技場
メキシコワールドカップへの出場を掛けた日本VS韓国のホームの試合。
柱谷選手は前の試合の香港戦で警告を受けてこの試合出場できなかったのです。

日本代表のFWは右から水沼 柱谷 原 でほぼ固定してました。
残念でなりませんでしたが😭

競技場の入口から声がけし、少しですがお話をさせて頂きました。
ちなみに柱谷幸一氏とは同じ学年です🤫

試合の方はエリース東京の松岡ジョナタン選手の活躍が顕著で前半に2点取られ、後半も早い内にさらに2点早くも敗色濃厚😔
2点を返して反撃なるか?と思わせたものの、5点 6点と追加点を奪われ大差での敗戦となりました🥲
この時点で残留決まらずもんもんとした1週間を迎える事になりました。

次回は最終節 横浜猛蹴さんとの試合

続く









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