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全日本柔道選手権大会の歴史

柔道の無差別級日本一を決める大会。

全日本柔道選手権大会の歴史を振り返ってみました。

○● 65年の歴史 ●○
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第1回大会が行われたのは、
1948年5月。

「柔道の父」と言われる嘉納治五郎氏の没後10年を記念し、
氏の功績をたたえて開催されたのが始まりです。

嘉納治五郎氏は、
明治時代初期、柔術から独自の柔道を確立。
1882年、柔道の総本山・講道館を創設しました。

毎年4月29日に行われる男子大会は、
第1回を、その旧講道館で開催。

その後は、旧両国国技館や蔵前国技館、東京体育館、1965年以降は日本武道館で開催されています。

女子大会は1986年にスタート。
2008年からは横浜文化体育館で
毎年、男子大会前の4月中旬に行われています。

今や世界的に行われるようになった柔道。
学校では、1887年ごろから課外授業として行われ始め、1931(昭和6)年には、正式科目に。

警察官育成課程にも採用されるなど、
全国的規模の大会も盛んに行われるようになりました。

第2次世界停戦直後は武道が禁止されるなどしましたが、本大会開催以降は、戦前以上に普及。

1956(昭和31)年には、
第1回世界柔道選手権大会が開催。

1964(昭和39)年の東京オリンピックでは、
初めて男子の正式種目として採用されました。

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