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バドミントンのルーツ

バドミントンのルーツは、イギリスで17世紀頃から親しまれていた「バトルドア&シャトルコック」という羽根突きゲームだといわれています。

この遊びは競技というより、打ち続ける回数を競うというもので、ちょうど日本の羽子板遊びに似ていますね。

その後19世紀後半、インドの「プーナ」というゲームがイギリスに伝えらました。

1873年のある日、英国の貴族ボーフォート公が
領地グロシェスターシェアーの大広間バドミントンでホームパーティを催しました。そこにちょうど居合わせたインド駐留から帰国中の陸軍士官数名が、ボンベイ州プーナ地方の遊び「プーナゲーム」の話題を持ち出したのです。

ゲームの説明をするため、彼らはテーブルのシャンペンのコルクに鳥の羽を差し込み、テニスのラケットで打って見せたのです。
沸き立った人々はゲームに興じ入り、大広間の名をとって『バドミントン』と名付けた、といいます。

その後、用具やルールが整備・調整され、
初めてオリンピックにお目見えしたのが1972年の第20回ミュンヘン大会。
この年はデモンストレーションとして、
1988年の第24回ソウル大会ではエキシビションとして採用され、1992年第25回バルセロナ大会から正式種目となりました。

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