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2023年9月1日、ノートレード、ショートストラングルDHをMSQ1週間前に決済すべきか?

■日経平均:始値32,521円、終値32,710円、前日比円+91円
日経平均は上昇。5MA上抜き、5MA上向き。
ボリバン1σの下で終わった。
ロウソク足は今日も上ひげののある陽線。4連続上ひげ。

占いエンタメチャートだが、いきなりMSQ到達イメージ価格まで上昇してきた。ただ、平行チャネル上限までは現時点だとまだ隙間あり。
海外手口がどうなっているのか。コールオプションが更に追加されたのか、利確されたのか。

日経先物ミニ1時間足終値

■ショートストラングルDH
昨日、MSQではSQ1週間前に手じまいすべきか?という話題をあげた。
早速バックテストしてみた。2020~2023/08まで。
結果:
・MSQだからといって、1週間前に決済する必要は無い。早く決済すると損益が不利になる。異常値の2020年3月を除いた損益を合計すると、約1.5倍となる。もちろん個別にはSQ1週間前決済が有利な場合もあるが、概ね、前日まで粘った方が良い結果になるようだ。(こちらで開発したトレードルールでの結果比較です。一般的なショートストラングルデルタヘッジの結果とは異なる可能性あります)

MSQ 普通決済(SQ前日)損益とSQ1週間前決済損益

というわけで、今のポジションも来週木曜まで引っ張る方向。

■システムトレード
昨日記載したとおり、日経寄引システムは休止する。
日経4時間足A4.1の改造に関しては、引き続き検討中。

ところで、投資初心者の失敗パターンの解説を見ると
・手法をコロコロと変更する
というのがあがっている。

この半年で、システムトレードを動かしては止め、を繰り返してきた。そういう意味では失敗パターンかもしれない。

が、ダメなシステムは早々に見切りをつける、というのは大事なのでは無いかと思っている。色々なシステムを作ってバックテストと実運用をやってきたが、バックテストで上手くいっても実運用で上手くいかないパターンがある。

(1)バックテストで想定していたDDや勝率からかけ離れた動きをする
(2)実際に動かすと運用者が気持ちを維持出来ない

6月で停止した日経日足BとCは上記(1)のパターンだった。これは、数年ぶりの大きな上昇トレンドにシステムが対応していなかったことによる。

その他のシステム(マザーズ日足、NYダウ、NT倍率、日経ナイト寄引、日経日中寄引)は(2)の理由で撤退している感じがする。

なぜ、気持ちを維持出来ないのか?おそらく最終的には、
・システムを信用し切れない
になるのだろうが、そもそも信用するには先ずは実績を上げてもらわないと、というのもある。そういう意味では、バックテストからいきなり実戦投入ではなく、数ヶ月間のシミュレーション運用によりシステムが信頼に値するか確認する必要があるのかもしれない。

オプションダイナミックヘッジシステムは、シミュレーション2ヶ月目に入っている(既にミニオプションで手動実戦投入だが。。。)。これは、オプションを売るという性質から、いきなり実戦投入するにはリスクが大きすぎると考えていることもある。もし従来のオプションしか存在しなかったら、オプションのシステムは検討しなかったと思う。
ミニオプションが導入されたおかげで、検討範囲に入ってホント良かった。

10月限からはミニオプション+ダイナミックヘッジをシステムで自動運用出来るように準備したいところ。

今日は以上。

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