Theme Talk③『将来の夢』

結論から言うと、将来の夢は

『高校の英語教員になること』

現状としては、予定通りであれば
採用試験まであと2ヶ月。
教育実習が延期になりあと5ヶ月。
大学の授業は卒論を書けば終了。
一抹の不安もないと言えば嘘になりますが
少しずつ夢には近づいているのかなぁとは思います。

ただ夢について考えていることがありまして。。
それは将来の夢が
「なぜ『教員』なのか?」
「なぜ『英語の』教員なのか?」
「なぜ『高校の』英語の教員なのか?」

ということです。
はっきり言葉にする機会ってなかなかないので
自分の中で整理しきれてないんですよね。。

現状で、自分の中で言葉にできる部分を
ここに書いていきたいなと思います。

Q1. 「なぜ『教員』なのか?」

ここに関しては、完全に
『イニシャル(初期衝動)』
先に行っちゃってる部分はあります。
親とか、周りの環境とかの影響は特にはなく、
(とはいっても「教員」という職業を身近に
感じやすい環境にあるのかもしれませんが。。)
ただ、「学校の先生になりたいなぁ」って感じ。

でもこれ言っちゃうと面接は完全にアウトなので(笑)
だから、教員になりたい「理由」を、
「イニシャル」のその先を、
探しに走ったのがここまでの大学生活です。

で、思ったんですよ。ひとつは
「人にモノを教えるって面白くね?」ってこと。

これは塾講師のバイトをしてるときにいつも
感じていることです。そりゃ
「嘘を教えたらヤバい」みたいなのはあるけど、
それ以上に自分が相手に対して何かを教えて、
「あ〜〜」とか「そういうことか」とか、
口に出さなくともそういうリアクションを
してくれることが嬉しくて、また相手の頭の中で
パズルのピースがカチッとハマった、そんな瞬間を
相手と共有することが楽しくて楽しくて。

こういう瞬間を共有できるのは「教える」という
ことを仕事にする人ならではの喜びなのではないか、

と考えました。

あともうひとつは、
『色々な人達の「サポーター」になりたい』
ということ。

いやでも学校の先生って「完全にリーダー」じゃね?
と以前は自分でも思っていました。
でも、ある意味「サポーター」でもあるのかなと。
自分としては「リーダー」としての仕事よりも、
組織を支える「サポーター」の方が
性に合ってるなと思います。だったら
教員向いてなくね?確かにそう思ってました。前は。

でも、「サポーター」としての教員も、
ひとつの教員の形としてアリなのでは?
と考えました。
生徒を「引っ張る」というよりは
「背中を押していく」。両親、保護者の方が子供の
「ベストサポーター」(JFAキッズプログラムより)
だとしたら、自分は「2番目のサポーター」
でありたい。理想論ですが今はそう思っています。

で、ここまで文章入力してて思ったんですけど、
よく考えたら、学校においても塾においても、
自分は「先生に恵まれていた」というのも
教員を目指す一因になっているのかもしれません。。
「こういう人になりたい」って思える先生ばかりだった。それも大きかったのかも。。

Q2. 「なぜ『英語』の教員なのか?」

まぁ、ひとつは
「学習科目の中で英語が一番できるから」
「英語を学ぶのがおもしろいから」でしょう。
理由としては明らかに弱いけど(笑)

あとは。。「グローバル化が云々…」って
考えてもみたけど多分そういうわけでもなく。。

で、辿り着いた結論がですよ。前述のような
『「パズルのピースがカチッとハマっていく瞬間」、
言い換えれば「学ぶ醍醐味」みたいなやつを、
「英語」というツールなら一番伝えやすい』

ということです。個人的な意見ですけど。

まず、自分は数学が大の苦手で、
というのも、あれって公式とか定理に当てはめて
問題解くじゃないですか。でも自分は
「なんでそこでその公式使うんだよ」
「なんでその公式使ったらこの答えになるんだよ」
っていう思いがずっとあって。
でもそんなん考えたって結局は
『そういうことだから』っていう
結論にしか至らなくて。。どうも
「問題」と「公式」っていう2つの要素でしか
リンクしないなっていうので苦手だったんです。
数学が得意な人は自分とは別の世界が
見えているのかもしれないですけど。。

ただ英語の場合は、
色んな要素がひとつなぎになっていくんですよね。
具体例が出しにくいんですけど。
しかも「なんでこうなるの?」って言われても
言語学の根本さえ突かれなければ
相手にもある程度のところまで説明可能なので、
教える相手が「そういうことね」ってなりやすい。
既習の内容が未習の内容とリンクすることが多いのも
英語学習が楽しくなるひとつの要素かなぁと。

映画ひとつ観るのにも、小説ひとつ読むのにも、
「フラグ(伏線)回収」があるものの方が面白い。
「前半のあのセリフって、終盤のここに繋がってたのか」って分かれば楽しいでしょ。
「あの時習った文法項目ってここで使えるんだ」
って受験勉強のとき思う、みたいな。
それと学びの面白さも根は一緒なのかなと思います。
分かりづらい説明ですいません(笑)

そう考えると、やっぱり「英語なのかな」と。。

Q3. 「なぜ『高校』の英語の教員なのか?」

これはもう、アレです。
一番は『高校サッカーをもう一度』ってやつです。
あわよくば、ですけども。。
そういうので有利になるかなとも思って
JFA公認の指導者ライセンスもとりました。
でもD級なんであんま偉そうなことは言えない。。

チームメイトやスタッフ、保護者の方々等に
恵まれていたっていうのもあるけど、
自分にとって高校サッカーって
そりゃもちろん厳しかったけどなんといっても
「楽しかった思い出」として残っています。
今度はその高校サッカーの世界に
「指導者」という立場でもう一度戻ってみたい。

もちろん、教科指導と部活指導の両方をこなすのは
難しい、大変だ、っていうのは分かっています。
でもそれ以上に今は「高校サッカーがやりたい」
「高校時代お世話になった方々が率いるチームと対戦してみたい」っていう思いが強いです。

昨今の情勢を鑑みて当面の活動休止中ですが、
サッカーの指導におけるスキルも培うため、現在
とある地元のクラブチームのお手伝いをしています。
その中でサッカー指導の難しさを
身をもって痛感しているところなので
まだまだ頑張らないとなぁ。。と思っています。

長くなってしまいましたが以上のようなことから
自分は「『高校』の『英語』の『教員』」
目指しています。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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