ちょっとだけRe:valeの曲の話する

「ミライノーツを奏でて」が良すぎて
とりあえずこの気持ちどこにも置いとけないのでnoteにかきます。

私が曲を聴く時、このアルバムからこれとこれ、こっちからはアレとアレ
みたいな感じで好きな曲だけつまんで聴いてた。

アイナナ曲を聞く時もあんまりスタンスは変わらないけど、こないだ一月ぶりにアニナナの2期と3期の好きなシーンを見返した時に、ハマった曲がある。「ミライノーツを奏でて」だ。

アニメを1回見た時にそんなに印象に残ってなくて曲名も覚えてなかったけど、
ゼロアリーナのこけら落とし直前で百が歌えなくなった時あたりからこの曲がエンディングに使われてたんだなとその時に認識した。

とても明るい曲調で爽やかだけど個人的には可もなく不可もない、そんな感じの立ち位置の曲だった。
けど、スタジオで2人が初めて人前で喧嘩して、百の心配は杞憂だよと千が伝えた後の収録。
「はーこれでモモちゃんは歌えるようになりますね!めでたしめでたし」みたいなところで、
カメラが回っても彼の口から奏でられない音楽。

千が横をみると
口をハクハクして、絶望しながら誤魔化すように笑っている百がそこにいる。

その時に「ミライノーツを奏でて」が流れるのだけど、こんな爽やかな曲絶望的なシーンで流す地獄みたいな使い方ある!?と鳥肌がたった。

イントロのピアノやストリングス、ウィンドチャイムのキラキラした音から連想される、爽やかに吹き抜ける風のような印象とは反対に、
「俺は偽物のRe:valeで、もうすぐ期限切れ」という百の苦々しい気持ちと共に使われるのはあまりにも酷すぎる……(好き)

あと、サビの転調も憎い。
こけら落としの直前に2人の問題が解決して、ずっと2人でこれからもやっていこうとする時もこの曲が使われている。歌えないモモちゃんのバックで流れてる時の絶望感とは裏腹に、曲の印象がすごく閉塞的な場所から解き放たれたような印象に変わって「うわ、曲も曲の使い方もめちゃくちゃうまいな……」と思った。
(アニメで見た時この前後くらいでRe:vale大好きになった)

加えて(多いな)、こういう爽やかな曲の落ち着いたところでベースが歪みまくってブリブリした音なのも好きだ。
曲調や上物の音の綺麗さに対してベースの音の異質さがーーしかもこういう時のベースってよく聞こえるんだよなーー自分の弱点とか汚い部分が人との対比で浮き彫りになって、「もうほっといてよ!」って言っているみたいで。

それでも曲は変化していって、同じように煌びやかなピアノ、金物、ストリングスが一斉になった時そのベースの歪さは一気になくなって綺麗に溶け込む。
その良し悪しは落ちといて、居心地の悪さから抜け出せたような、このままでもいいんだって思えるような感じがする。

これって本編のモモちゃんと似てるなと思ってて。
「自分は偽物で期限切れ。万さんの代わりなのにユキの隣は譲れない汚い気持ちも持ってる。でもユキの隣にいた万さんも大好きだ」という欲望と希望がごちゃ混ぜになっていたこと。
これも全て周りの人や環境で見え方が変わってくし、初めはあんな気持ちを抱いてる自分を浅ましく思っていたけど、相方と話してやっとそう思う自分の気持ちも大切にできたことが、「ミライノーツを奏でて」の曲そのものに表れていると思った。

たまんねー曲です。

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