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やさしいっていうけど、スペックのこと考えんかい! ホントのことよりキレイなウソその①

原稿書かないといけないのですが、なかなかテンションが上がりません。あーめんどくさ・・ あーやだやだ。動画編集ってクリエイティブな部分ってのがあまり多くないので、取り掛かりやすいんですけど、 文章はそうもいかないんですよ。そう言うときにnoteを書けば良い!と最近わかりましてて・・

T島ですが、まあゴルフクラブの知識は”なんちゃって”です。自分で”俺はスゲー”って言う人がいらっしゃいますが、なんと素晴らしい自信で羨ましい。しかし陰キャな私は、色んなクラブを身銭を切って買っては売ってを繰り返し、周りの本物な方々に答え合わせをお付き合いしていただきここまできました。

先日も、世界的に大人気のウェッジについて日本一詳しく。そしてウェッジだけでなく凄い方に答え合わせをお付き合いしていただきました。答え合わせというか、なんとなく”こーなんじゃないすかね?”ってことを伺って、へぇへぇへぇとひたすら感心するだけです。至福でした

えーっと面白かったのが

ゴルファーは病むと重くする・・・とか、〇〇?そんなの関係ありません! とか・・

というのがツボでした。まあでも書けないことばかりなんでちょいちょい色んなとこに書きますわ。

最近いろんな連載にちょこちょこ書いてるんですけど・・:

えーっとクラブを選ぶ際に、やさしいのが良いです!とおっしゃる方が多いです。ゴルフショップの方もそうです。

このモデルはやさしいです!

なんておっしゃいます。でもやさしいモデルでも、そもそもな話、前提を忘れている人が多いです。コレお店の人もそうなんで注意して下さい。コレ試験に出ます。

そもそもゴルフクラブ、スペックというか仕様があります。まあ具体的に言いますと、ロフト角やら長さやら重さ、そして、シャフトの硬さなどです。

どんなにやさしい(慣性モーメントやら重心位置やら、まあメーカーさんが簡単なことをスゲーカタカナにする奴です)と言われるモデルでも、スペックがそれぞれのゴルファーにとってマッチしてなかったら、やさしいもへったくれもありません。

例えばどんなにやさしいフェアウェイウッドでもロフト角が少なければボールは上がらない。


やさしいドライバーの代名詞であります ダンロップゼクシオドライバーですが、発売当初(正式にはツアースペシャル ゼクシオだった)は、ロフト角8度とか普通に売ってましたねん。しばらくありましたねん・・普通のシャフトですけど・・コレは多分ですね・・誕生の経緯が影響しているんじゃないかと・・ゼクシオってキャロウェイの日本の代理店だったダンロップさんが”もう自分とこで日本法人作るんでソコんとこよろしく”と契約を終了することになって、当時売上の6割ぐらいあったキャロウェイのクラブの代わりに開発したんです。キャロウェイさん当時は、”プロもアマチュアも同じモデル”的なコンセプトで8度とかあったんですよ だから そんなゼクシオにも・・

ってことでガッツリ脱線したわけですけど

どんなにやさしいドライバーでもロフト8度だと打てる人限られるよね? 初心者セットのドライバーが9度とかだと厳しいよね?ありえんね! どんなにやさしい!と言われるモデルでもスペックがハードだとやさしくないわけです。

ウエッジなんかは、どんなやさしいソールだとか言っても、やさしい60度(58度もまあまあ難しいですよ)なんてありません。どんなやさしいウエッジって、ロフト角が増えればそりゃ打点がシビアになりますって、ジョーダン・スピースだって普通54度使ってて、ピンチになると60度なわけですよ。

ロフトの大きいウエッジ使っている時って、追い込まれている時じゃないすか?(まあ、いつも”アプローチは58度じゃ”とかって人は、追い込んでるなぁって思ってみてます)

大きすぎる、小さすぎるっていうか ロフト角は誤魔かし効きません。ロフト角が小さくなるとボールの捕まりが悪くなりますし・・ ロフト角は歯切れよくズバッと言える。歯切れが良いって気持ちいいわけですけど・・

まあ 危ういことを気持ちよく言い切るってのは、教祖様になりたいだけじゃねーかと思ってます。言い切れること、白黒つけれることなんて大したことじゃないです。(おっ言い切ったね)

ヘッドの重さですが、重くすると慣性モーメントは上げやすいです。10Kとか言えるんだけど、重いものって速く振れないよね?これって物理なんで仕方ないです。軽いと速く振れます。軽くすると慣性モーメントが?といいますが、軽さのレベルにもよるし、スピードが上がるメリットもあります。物理で習ったと思いますが・・質量と速度の積、m(質量)×v(速度) のことを 運動量 といいます。あちらを立てればこちらが立たず的な 重さと速さ問題ですが、流石に210グラムのドライバーヘッドとか無いわけで・・・

やっぱり歴史的に190~205グラムの中に収まっていて、紆余曲折しているわけです。ただ軽いのは挑戦してないのでやってみたいと思ってます。ただし

重すぎはリスクが有る

と思う。あのよく見るんですよ・・・

なんか調子悪いからドライバーに鉛貼ったら調子良くなっちゃった・・

まあ元々の重さにもよりますが・・ベッタリと貼っているわけで・・オススメしないよ。

ゴルファーは病むと重くする・・・現象かと・・

あと長さもですね、まあ短いほうが確実に当たるわけです。こちらも長いほうがスピードが上がるという物理的なことがありますが・・長くしてスピードが上る人が、意外と少ない!と昔カリスマフィッターに言われたことがあります。10%ぐらいしかない!!とのこと・・長くするのはリスクあります。ちなみに私はその10%の中に入る珍しい人らしいです。 えーっとなので。優しいヘッドだから長くする・・

ちょ待てよ(キムタク風)に止めたい

あとシャフトの硬さね。これはよーわからん。これって慣れじゃないかと思っているわけです。私は超硬くても超柔らかくてもなんとなく打てる。最初に硬いシャフトだと硬いの大丈夫な気がする。シャフトの重さもそうかなぁ・・・

スペックと言いましても、ロフト角以外は結構歯切れが悪くなるますなぁ。まあ宗教じゃありませんけど、いろいろ宗派があります。例えばカーステンさんが健在だったころのピンのクラブのシャフトは、めっちゃ硬かった。

スイング中、出来るだけシャフトのトウダウンの影響を受けない。

的なことを仰ってピンアイ2の純正シャフトとか硬かった記憶あります。たぶんですね、当時からライ角の重要さ、ソール形状が機能するなどのことをお考えだったんじゃないでしょうか?(現在はトウダウンも含めたライ角ですが、当時は身長と手の長さとだけで判断してたから?的な)

レディースシャフト(スチール)もXぐらいだったんだもん。硬さってなんやねんという気もする。(特にアイアン)

普通に打ってたもんなぁ・・・

ホントのことよりキレイなウソなのかも? またわからんけど・・・

うーん、ってことで やさしいと言っても、スペック的なことも踏まえないと失敗するかもって話でございました。

長いな



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