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水道水に迷走

初めに

こんにちは!ちゆです。今回、GTKC本戦で5-1で6位になる事ができ、決勝ステージに上がる事ができました!

これも毎回調整に付き合ってくれた皆様のおかげだと思っています!ありがとうございます!

前回のノートでハーピィの対面について詳しく触れたので今回はどうKCGTに挑んだかとこの構築に辿り着くまでの試行錯誤について書いてみたいと思いました!

調整の仕方は人それぞれだと思うのであまり参考にはならないかもしれませんが、こんな総当たりみたいなやり方やってるやつもいるんだなーくらいの感覚で読んでもらえると嬉しいです!


1.KCGT本戦での戦い方-水道水編

皆さんはジンクスを信じますか?
僕はめちゃくちゃ信じます。

KCGT予選では負けるたびにカントリーマアムを食べるルールを作ることで精神を安定させて勝ち切ることができました。

気になる方がいましたら予選編も読んでいただけると嬉しいです。

なので、別のルーティンを探していた所、ある小説を読んでいて目に止まる言葉がありました。

「プロの棋士は1回の対局で水を10L以上飲むことがある。」

これに感銘を受け、本戦では1試合毎に水道水をコップで3杯飲むことにしました。

本番当日、妻が家におり、1人で集中したいため、1回戦の開始2分前に2階にダッシュして毛布に包まって対戦しました。

こんな真夏に毛布に包まると汗をかくのでその分の水を試合後に摂取する。実に合理的なルーティンが完成しました!

しかし、運良く3連勝した時に問題が発生します。2階に上がって叫びながら降りてきて水を飲んでトイレに駆け込んでまた2階に上がっていく僕に妻が飽きてイオンに行ってしまったのです。

これで2階に上がる必要が無くなってルーティンが崩壊しかけたのです。

2階に上がるのかどうかめっちゃ迷いました。
迷ってるうちに残り30秒で開始の時間になってしまい、
ルーティン続行を決めて2階にダッシュしました。

しかし、残り2分で2階に上がるのがルーティンだったので、既にルーティンは崩壊してたのです。
そしてその試合負けました。

反省した僕は次から一連の行動を再開することで2連勝をする事が出来ました!

その後、水を飲みすぎてトイレから出られなくなったことは言うまでもありませんが、水はマジで良いです!KCGT中、一度も頭がバグることがありませんでした!

1試合終わる毎に頭が熱くなっていたのですが、水が毎回冷却してくれます。

また、水、ルーティンの効果で常に冷静な思考を保つことが出来ました

それが今回勝てた1番の要因かなと思います!

2.正解の構築に辿り着くまで-迷走編

今回は、初めからハーピィ以外を使う選択肢はありませんでした。

理由としては
1.予選を突破させてもらったテーマを捨てる勇気がなかった事

2.自分の練度でトッププレイヤーと現実的に戦えそうなテーマがハーピィだけだった事

この2点です。環境や相性より自分の練度を優先しました。

何なら構築もそのまま行くつもりで本戦の1週間前まではほぼ予選時の構築のままでした。

しかし、現実的にライノセバスが採用されたオノマトに殆ど勝てなかったこと、鬼神のsugiさんにサイバードラゴンと調整をお願いして10-1くらいで負け越したことでこのままじゃやばいと思い、構築に手を加えることにしました。

まず最初に、現環境で全部のデッキに勝つことは無理だと思い、サイバードラゴンを捨てて対オノマトに全力を出すことにしました。

自分自身がサイバーに苦手意識を持っていることが大きな理由です。

どうせ苦手ならもうサイバーと当たったら負けで良いや、それより1番数が多そうなオノマトにメタを貼ろうって感じでした。

そうなってくると、サイバーに有効だったホーリーライフバリア(この時はライノセバスの登場でオノマトには負ける時間を伸ばすだけのカードになっていました)が必要無くなりました。

オノマトを止めるには?と考えた時にサイクロンを打たれても罠を残せるように単体で邪魔できるカードを増やせば良いんではないか?と思いました。


そしてのような構築になりました。
ネストはライノセバスに役に立たないため、不採用。
その枠で底なし、カナディアなどの汎用カードでオラつく。
完璧かよと思いました。

しかしここで問題が発生します。ネストを不採用にすると不知火に面白いほど勝てないのです。

相手の底カナを絶対に食らってしまうので、こっちの展開は一瞬で止まりSCを出す事すらできず、リソースを伸ばせずにそのまま負ける展開がかなり多かったです。

当時、今回のGTKCの分布はオノマト>サンドラ=不知火>サイバーくらいの多さだと思っており、有利だと思っていた不知火に勝てないのは大問題です。

どうしようと悩んでいるとガガガのFekarさんから悪魔の囁きを受けます。

「風霊術-雅-はどうですか?」と。

これだ!!と思いました。妖刀をデッキに戻す事が出来るし、シスターも戻せばヘッドが使えない。

最強かよ!Fekarさん流石やなぁ!!と思いました。

あまりの喜びようにFekarさんからハーピスト雅がやりたいだけなので!と注意が入りますが、追い詰められていた僕はそれすら光明に見えました。

そうか!ならハーピスト雅をやりやすくするために3-3にしないと!それならパヒューマーとか要らんやろ!付随して万華鏡もや!そう思いこのような構築になりました。


、、前にもましてオノマト、不知火がキツくなりました。シスターを戻してもどうせスキルで再利用されるし、不知火はサムライスタートされて妖刀は墓地に落ちるし。

しかもこっちはSCしか出せずに雅を打ったらセルフで盤面が崩壊する場面が多々あります。

しかしこの構築でも意外とギミック自体は回るのです。
もしかして、パヒューマー、万華鏡の3-2という比率は崩しても良いんじゃないか?

ここに気づけたおかげで構築が良い方向に進んでいきます。Fekarさんが風霊術-雅-という意見をくれたおかげです。

そして風霊術を打っていた事でオノマト、不知火に対してはデッキじゃなくて普通に除外したらよくない?って事に気づきます。因果切断の採用です。

これにより、ある程度オノマトとも戦えるようになりましたが、やはり分が悪いことには代わりなく、特にライノセバスが重たかったです。

なのでカナディアを聖杯に変えてより早くオノマトに対抗できるようにして、今回の構築が出来ました。
前日の夜中です。

本戦では予想通り4試合、オノマトに当たり3試合勝つ事ができました!

ここまで調整に付き合って下さった皆様のおかげです。
ありがとうございます!

3.最後にオマケ構築

最後に迷走を続けていた時にガガガの燕返しさんが言った「そんなあなたにアドバンスドロー」から思いついて組んだ隠蔽ハーピィデッキを紹介します!


この構築、ネタっぽく見えるかも知れませんが作ってからランクマッチで8連勝する事ができ、今回の答えまで辿り着けなかった場合、このデッキで本戦に挑む事も視野に入れていたくらいです。

パチンコ打ってる感覚で楽しめるので是非一度試してみてください!

僕はランクマ9戦目で先行カップオブエースで裏出して正気に戻って元の構築を練り始めました。

本戦でハーピィを採用するかはわかりませんが、頑張りますので応援よろしくお願いします!

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