占いは言い訳だ
久しぶりの投稿になります。
占いは非科学的だとし、一切信じない合理主義者の僕が、占いに行ってきた。マッチングアプリPairsでできた彼女が希望したためだ。
内心、なんで占いなんかに時間やお金を使うんだよ!と思いつつ、人生経験と考え、一回くらい行こうという気持ちになった。結果、これは正解だった。
気がついたことは、占いの魅力は「未来を予測する」ことではなく、
「占いを口実に、一期一会の赤の他人が褒めちぎる絶好の環境を構築できる」ということだ。
*
まず、占いほど短時間で自己開示するイベントはない。生年月日・生まれた時間・生まれた場所をはじめ、職業・結婚希望時期など、5分そこらで多くの個人情報を話してしまう。その結果、心理学の効果もあり?心を許してしまう。
次によくできていると感じたのは、そのように情報開示をさせた後で、初対面にも関わらず、「自然な流れで容姿・内面共に褒めることができる」ということだ。例えば、彼女の生年月日から「宝」という文字が連想され、この文字は「男性なら才能に、女性なら容姿に恵まれている」らしい(それワイルドカードじゃん)。また、彼女は保育士さんで、転職も可能性がある、と伝えると「(美人が多い)美容系かアパレルが向いている」とこれまた外見を褒める発言。
*
このように、占いは短時間で自己開示をさせ、褒めるプロセスを作り込んだ、見事なビジネスモデルだと感じた。
まだ行ったことのない方は、パフォーマンスの一種だと思って、一度体験されても良いかもしれない。
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?