私の統合失調症発症時期(2016年あたりから)の症状記録

※出てくる人の名前は伏せますが、知ってる人が見ればわかる程度の隠し方しかできませんのでご了承ください

まず、前置きが長いですが重要な事なので書いておきます。

私は2014年からある人気漫画家さんを溺愛していました。尊敬もしていたし、その作品も愛していたし、作家として大好きだったのです。
Twitterでリプライを送ったら返してくださって、絵を送ったら感想も返してくださいました。
その頃通っていた専門学校の先生に話したら「アシスタントにしてくれないか聞いてみたら?」と言われたのですが、アシスタントは正規の手続きでもってなるべきと思っていた私はpixivのメッセージで「マイミクになってくれませんか」などとメッセージを送ってしまいました。
そうしたら何とお返事をくださって、「あなただけマイミクにはできないけどTwitterで話しかけてくれれば全部は無理だけど返しますよ」というようなことを言ってくださいました。
私はそれから連載中の漫画を毎週本誌で読んでは、すぐにTwitterで先生に感想を送るようになりました。
あとで数えれば全部でやり取りは20回くらいあったでしょうか。ファンレターも書きました。
その中で私はTwitterをやめたい時がありました。
一度先生にTwitterで返しますと言っていただいた手前辞める報告もしないといけないと思い、pixivのメッセージでやめますと伝えたらそのメッセージにもお返事をくださって、「残念です、いつでも辞めていいし帰ってきてもいいと思う」というようなことを言ってくださいました。私はとても嬉しかったですが、辞める気持ちは強かったので悲しかったです。
そのあと半年ほど、本誌は毎週追っていました。アンケートハガキも景品はいらないので先生の作品の番号だけ書いて毎週送っていました。
その後、気持ちが落ち着いたのでTwitterを再開しようか友達に相談すると「自由にすればいいんじゃないか」と言ってもらって、安心したので再開しました。
先生にTwitterで「再開しました。お騒がせしてすみません」とリプライしたら返ってきて、嫌われなくて良かったなと思いました。優しい先生の人となりに感動していました。

ここから病気のきっかけに話が変わります。
しばらくして、好きなヴィジュアル系バンドの1番好きだったメンバーがセフレの大便をタッパーに入れて持って来させてそれを食べていると言う酷い噂を目にしました。
私はショックを受けすぎて鬱のようになってしまい、体調が悪くなりました。全てこれがきっかけだったと思います。

また、私はTwitterで当時の上司がアカウントを見ていると言う確信(これは根拠があります)を持っていたので、「Twitter見て私の絵を馬鹿にしているんだろう、見てるのは知ってるんだぞ、しね」
などと暴言空中リプライを飛ばしました。これが良くなかった。

話は戻ります。上記の発言をしたあたりと同時期に漫画家の先生の作品やTumblrの様子がおかしく見え始めました。
支離滅裂だったり、憎しみが感じられたり。
でもその時はそんなもんかと普通に作品として楽しんで見ていたと思います。
先生の作品の日めくりカレンダーが発売されて、私の誕生日はギロチンの日で「幸せになろう」と書かれていました。後から考えると、これも私の確信を補強する一つの要因だったと思います。

私は昔から死にたい死にたいというメンヘラでした。Twitterでも毎日のように死にたがっていました。
ある3/3、先生のTumblrで私の1番好きなキャラクター(その日はそのキャラクターの誕生日でした)が相手も書かれずに誰かを慰め励ますような、とてもあたたかい投稿がされました。

それを私は私宛だと受け取ってしまったのです。

一体何がきっかけで先生の作品や投稿、漫画が私宛だと思うようになってしまったのか、今は分かりません。先生が私の質問に答えてTumblrに新キャラクターの色を載せてくださった時?リプライを下さった時?分かりませんが何かきっかけがあったことは覚えています。

それから私は毎日のように自分のツイートをツイログで見ながら先生の投稿や漫画の時系列を整理して、出した結論は
「先生は私のTwitterを見ていて、あの上司への発言を先生への発言だと勘違いされてしまって怒って作品にぶつけていらっしゃったが、自殺未遂をして、助かり、その後間違いに気づいて方向転換された」
ということでした。

私はTwitterで発狂しました。
ごめんなさいごめんなさいと連呼して、何か意味不明なことを言っていたと思います。
その時リプライで「生きて」と言ってくれて私の発狂を止めてくれたフォロワーさんには感謝しています。

先生のことは普通に考えたらありえないと思います。でも私は当時からいや今でもそれが(自殺未遂はしてないと思うが)真実だったのではないかと思っています。
漫画には「なんでお前みたいなゴミ救わなきゃいけないんだ?」とか「あなたの親はあなたを育てるのに失敗した」などと他にもいろいろ書いてあり、それが自分に向かっていると思った私は怒りと悲しみでいっぱいになりました。

また、先生には仲良しの音楽家さんがいます。今はあまり活動が頻繁ではなく、ライブをたまにやったりデモを更新するくらいのようですが、当時ブログでいろんなことを書かれていました。
ある日私はその音楽家さんが先生をそそのかしたのだと強烈に思い込み、アンチ活動のようなものを始めました(本当はその音楽家さんの作品も大好きです)
当時は音楽家さんの書く歌詞やブログの文面も私宛の悪意だと思い込んでいました。

私は愛する先生と音楽家さんに憎しみをぶつけられる怒りと悲しみに狂ってしまい、また先生が死ぬつもりなのだと確信し、pixivのメッセージで「死んではいけない」というような内容を、返事もないのに送り続けました。
そしたらTwitterのDMを一時私のために開けてくださって、DMをくださいました。確か「誰かに何か言われたのか。自分は漫画や作品で誰かにメッセージを送ることはない」(6/29編集)というような事でした。嘘だと思いました。私はその時もうすでにパッパラパーだったので、支離滅裂な返事をして先生を困らせました。
そのころTwitterが全て私に向かっているような気さえしていて、ずっと「うるさい!だまれ」などとフォロワーとフォロイーどっちにも言っていました。とても迷惑だったと思います。

また話はズレます。

Twitterが全て私に向かっているように感じ始めたのは、シン・ゴジラを映画館で見た時からかもしれません。映画の内容が私と先生と音楽家さんの話に見えて、私が怪物として人々に殺意を向けられるべき存在であると言われている、そう思いました。

そのころパソコンのキーボードが気になって仕方なくなっていました。漫画家の先生の名前がキーボードと関係していて、そこからみんなキーボードのかな表記とアルファベットを使って私にだけわからないように暗号でしゃべっているのだとおもいました。
1とyが音楽家さん、2とrとeが先生、3と0とvとcとaが私を表していると思い、キーボードの中には使ってはいけない記号と卑猥な意味の記号があると思っていました。
卑猥なことを言われていると言う妄想は発狂初期からかなり続きました。

端的に言えば、私は先生に贔屓にされているどころか深く愛されていると勘違いしたのです。愛の裏返しの攻撃なんだと思っていました。ここに書けないくらいたくさんの愛をもらった気になったし、たくさんの憎しみをもらった気にもなっていました。

何が本当だったのかは私にはもうわかりませんが、先生が今でも大好きです。それは恋愛感情ではなくて、漫画家としての先生への敬愛です。
それを自分で汚してしまった、そう思います。
もうニュートラルな目で先生の作品を読むことはできません。それが何よりも悲しいです。

当時、当然先生が私に話してくれることはないので、私は無視されたと思って怒り狂ってTumblrのメッセージでしねと送りました。その後すぐに後悔しました。
先生もしねと言われてきっと悲しかったでしょう。申し訳ないと思っています。

書ききれないので簡単ですが、こういうことです。
時系列もバラバラでこの文章自体支離滅裂で申し訳ない。
私の覚えている初期症状はこう言う事でした。
そこから発展して精神科にぶち込まれることになるのですが、それはまたいつか。


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