作曲メゾット

コード進行は記憶する

曲の展開をする上でコード進行を丸暗記すると作業効率がアップする。
例えばAメロはAm7→Em7→FM7→G6というコード進行だったらすかさず
「6345」と記憶する。

いちいちコード進行を紙に書いたり、コードトラックに打ち込む時間が無駄なので、流れを丸暗記してしまえばいちいち画面を切り替えてコード進行を確認する手間が省ける。その都度、記憶する癖をつければいい。

やる気を幻滅させることは一切考えない

たとえば作った曲のコード進行が王道だとか、メロディがどこか聴いた事ある雰囲気だとか、そんなことばかり考えて作業が一向に進まないことはないだろうか。大丈夫だ、音楽を聴く人はそんなもんは気にしちゃいない。
(だからといって、丸パクリになっている状態はさすがに盗作になってしまうので避ける必要があるが)

ましてや、作曲を始めて数年の人ならオリジナリティのある作品を創造しようなんて無理だ。まずは自分の好きなアーティストを徹底的に真似してみるのがいいと思う。

可能な限り、プリセットやサンプルを効率的に使ってイメージを素早く具現化する。プリセットを使うと他の人と似ている音になるのが嫌だって?
そんなのはステージに立つくらいの曲を作れるようになってから考えればいいことだと思う。

打ち込みはリアルタイムのほうが早い

ジャンルにもよる話だが、フレーズを打ち込む際はMIDIキーボードでクリックを鳴らして打ち込めるようになったほうが断然、作業効率が良くなる。

鍵盤が弾けないなら、弾けるようになるまで徹底的に毎日練習する。
結果的にピアノらしいフレーズも打ち込めるようになれば、いちいちマウスでポチポチ打ち込んだり、ベロシティを調整する手間が省ける。

相当練習すれば、リズムのグルーヴ感もつかめるようになってくる

プロジェクトが重くなる事を避ける

プロジェクトが重くなると、作業効率が落ちるので重くならない工夫をすればいい。例えば、極力余計なプラグインは立ち上げないようにする。

同じ事ができるプラグインがあるなら、可能なかぎり1つで済ませるようにする。(ただし、コンプ2重掛けといったテクニックを狙う場合は別)

例えば音量を調整できる部分はシンセのアウトにもあれば、コンプのアウトにもある。要はたくさんあるのでアウトの量を調整するためだけに余計なプラグインを立ち上げることは避けてみるとか。

裏で立ち上がっている余計なソフトを徹底的に落とす。
予算があればスペックを拡張する。(SSDやメモリ増設など)

まずはやってみる

つべこべ言わずにまずは作ってみる。どんどん音符を記録しよう。

DAWを変えようが、新しいプラグインを導入しようが、どれだけ高スペックのPCに変えようが、薄々気づいていると思うが曲はそんなに良くならない。

どれだけ評判のいい機材を揃えても、その機材はあくまで道具なので道具の使い方を知らなければ意味がない。宝の持ち腐れになってしまう。

道具の使い方を研究し、努力を重ねていると必ず見えてくるものがある。
いままで素通りしてきたことの中には膨大な量の情報が敷き詰められていることが分かってくるはずだ。

重要なことは、常にディティールに着目すること。




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