基本情報処理技術者を取得しよう

楽しかった学生生活を終えて、社会人デビューを果たしたみなさん。
右も左もわからず、戸惑うことも多いかもしれません。
しかし、それは誰しも通る道。
コツをつかんで、要領よく乗り切っちゃいましょう!

資格って役に立つの?

情報系の資格に限って言えば、丸暗記では役に立たないかもしれません笑

持っていなくても優秀なエンジニアはたくさんいますし、持っているからといってその分野のスペシャリストでないこともあるのが現実です。
しかし、ある分野に精通しているエンジニアであれば、さほど勉強をしなくともその分野の資格が取得できてしまうのもまた事実です。

「基本情報持ってるんだよね。これって試験範囲だよね?」
「忘れました!」

実際、資格取得済みのルーキーでこういうことはあります。
試験範囲の知識は実務で必要、しかし身についてはいない、ということです。
すべての問題と解答の内容をちゃんと理解できた暁には、間違いなくあなたの実力は向上しているでしょう。
役に立つ立たないという観点でいえば、資格の取得を目的とするのではなく、試験範囲の完全な理解を目指す必要があるでしょう。

空き時間にスマホで過去問を解こう

そうは言っても、会社として資格取得がミッションとして課されていることもあると思います。
実務経験の浅いエンジニアは資格で箔をつけるといった営業の都合もあるかもしれません。

おすすめなのは、通勤時間などの空き時間でスマホで過去問を解くことです。インターネットには無料で基本情報の過去問を解けるウェブサイトが存在します。

なかなか学生時代のように机に向かって試験勉強というのは難しいものです。かといって、机に向かって読み書きするだけが勉強ではありません。
SNS を見るような感覚で、気楽に試験勉強をしちゃいましょう!

午後問題は相応の理解が必要ですが、少なくとも午前問題は過去問を解いてある程度暗記することでクリアできるでしょう。
役に立つか立たないかではなく、人事考課や資格手当のために取得するのであれば参考にしてください。

資格取得補助制度を活用しよう

資格取得を奨励している会社の中には、資格取得費用や学習費用を補助する制度がある会社もあります。

ぜひこういった制度は活用しましょう。
しかし、勉強もせずに何度も受験されては叶いませんから、回数制限や上限金額などが課されていることも少なくありません。

合格の見込みが薄いのに安易に利用するのではなく、しっかり勉強して合格間違いない、というときに使うのがよいかもしれませんね。